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第692号 育児書に載っていない事

明けましておめでとうございます。パピーいしがみです。今年、最初のメルマガですね♪今年もどうぞ、よろしくお願いします。

今日のメルマガは「育児書に載っていない事」としました。

「そんな事が書いてある育児書を見た事がありません」というお言葉は、よく頂くのですが(^^)、今日、お話しする内容は今までメルマガでもとりあげた事が無くて、お返事を頂いて初めて

「あ、そういえば、お話しした事がなかったな」と気付き、今年最初のメルマガで紹介させて頂く事としました。

内容としては、下の子が生まれてからの、上の子の態度についてですが、昨年の9月頃、アルビーナさんからはこんな風にメールを頂いていたのです。

ココから・・・

パピーさん、お久しぶりです。アルビーナです。

以前、メールを頂いてから早くも1年以上経ちました。お礼の返事もせず、すみません。この1年以上の間には、時々元の自分に戻ってしまい、落ち込むこともありましたが、できるだけ早く息子との関係を修復するようにしてきました。

今春から彼は幼稚園がスタートし、一度も「幼稚園に行きたくない」と言うこともなく、休むことなく元気で楽しそうに毎日通っていました。

友達もでき、私から聞く前にいつも嬉しそうに園での話をしてくれ、私は息子の成長を嬉しく思っています。パピーさんに出会えて良かったと思っています!

でも、また困ったことが起きていているので、どうぞまたアドバイスを下さい、お願いします。

それは夏休みに入ってからかと思うのですが、去年11月に生まれた妹に意地悪をすることが増え、目に余ることが多くなってきていることです。

私が見ていないと思って妹を強く掴む、つねる、頭を叩く、足を踏む、押し倒す、上に乗っかるということをして、そしてちらっと私を見るのです。妹は当然泣き出します。

パピーさんのメルマガやテキストを拝読して、こういう行動には理由があるということを知り、息子に理由を聞くようにしたり、私が家事をしている間には、息子に妹の面倒を見るのを任せっぱなしにしないように気をつけたり、お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒めることを心がけてきた・・・

そのつもりなのですが、やっぱりまだまだ足りないようです。

それに意地悪を何度も繰り返されると、私も我慢できなくなり爆発してどんどん否定の言葉を吐いてしまい、「おばけに今晩妹を連れて行ってもらう」「妹を捨てに行く」「○○くんなら妹の優しいお兄ちゃんになってくれる」と脅したり、比較してしまったり。

もっと酷いのは、息子が妹を叩いた後に私も妹を叩いて泣かせて見せて、「こういうこと、もっとしたいんやろ!」と、何も悪くない娘に手をあげてしまったことも何回かあります。

何でこうなってしまうのだろう、自分は母親である前に、人間として本当に最低だと思いました。

感情が落ち着いてから、怒りすぎたことを謝るのですが、結局また同じことの繰り返しです。子供の良い手本になれていない自分が本当に嫌になります。

こういうことで息子が妹に優しくなったとしても、全く意味がない、本当の解決、成長ではないと思っています。息子の良くない点は目をつぶり、良いところを見逃さず褒めるのがいいかと思いますが、どうしたらいいのかわからないのは、息子が妹をいじめて泣いた時です。

その状況に目をつぶるわけにもいかないし、かと言って、怒れば彼の自尊心がどんどん低下していくだろうし、穏やかに笑顔で「いけないよ」と毎回言えばいいのだろうか?と悩んでしまいます。

妹が泣くと、私は「また意地悪して!」とイライラしてきてなかなか冷静になれず、
笑顔を作るのが難しいのですが。私がこんな態度だったので、ここ最近息子は、どんどん妹のことが嫌いになってきているようです。

以前と比べて妹に優しく接することがとても減ったのではないか?と思います。彼は本当は優しい心の持ち主なのに、私が邪魔をしてしまっているので、彼に申し訳ないと思っています。

パピーさん、なかなか成長できない私ですが、どうしたらいいのか教えて下さい!お願いします!

ココまで・・・

というご相談でした。

このメールを拝見して「もしかして・・・」と思ったのです。

その「もしかして・・・」というのは、子供に起きた『自然な興味』を「いじわる」とか「いやがらせ」のように見ておられるのではないかな?という懸念でした。なので、こんな風にお返事してみました。

ココから・・・

アルビーナさん、こんにちは。パピーいしがみです。メール、拝見しました。“それは夏休みに入ってからかと思うのですが、去年11月に生まれた妹に意地悪をすることが増え、目に余ることが多くなってきていることです。

私が見ていないと思って妹を強く掴む、つねる、頭を叩く、足を踏む、押し倒す、上に乗っかるということをして、そしてちらっと私を見るのです。妹は当然泣き出します。”とありましたね。

と言う事は、妹さんは、まだ10ヶ月ぐらい。はいはいか、タッチができるぐらい・・・でしょうか?アルビーナさんは「意地悪」と書かれていたのですが、私は「可愛がる」1つの表現方法なのでは?と思うのです。

これは私の家でもあったのですが、私の子どもは男・女・女の3人兄妹だったのですが、末っ子が生まれた時に、長女(真ん中の子)がものすごくその赤ちゃんに興味を持ったのです。

そして、息子さんと同じように、強くつかんだり、つねったり、叩いたり・・・という事をしていました。

その柔らかい肌だったり、くりくり動く目だったり、ばたばた動かす脚だったり・・・ぬいぐるみではない初めてみる小さな動物。それがとても興味深かったのだと思います。

もちろん、やたら触られたり、上に乗ったりすると危険なので、常にベビーベッドに入れて、手を突っ込まないように横にはアミを張ったりしました。

でも、アルビーナさんからのメールを読んで、私は「現段階ですでに上の子と下の子を同じ場所に置いていないかな?」と思ったのです。

これは動物園などではよくやるやり方ですが、動物は生まれてすぐには集団生活には入れません。なぜなら、危害を加えられたり、攻撃されたりするからです。

人間の赤ちゃんも全く同じだと思うのですね。攻撃される場合には隔離しておく必要があるんです。アルビーナさんはそれをされているかな?とちょっと思ったのです。

もしかして、早い段階でお兄ちゃんと交じらわせ「優しくしなさい」「乱暴にしないで」などのように要求しなかったかな?と思ったんですね。

それをしてしまうと、どうしても親は上の子を叱りたくなりますし、叱られた上の子は面白くないから、下の子に敵対心を持つようになります。

最初は“自然な興味”だったのが次第に『恨み』や、『仕返し』に変わってくることで攻撃が激しくなるんですね。赤ちゃんに興味を持つ、触ってみたい、イタズラしてみたい、というのは全く自然なことです。

でも、赤ちゃんはまだまだ壊れやすいですから、お兄ちゃんのイタズラには耐えられません。だから骨格や皮膚がしっかりするまでは、ベビーベッドなどで外敵から守っておく必要があるんですね。

ですから、どうでしょう?今、ちょっと攻撃が激しいようでしたら、妹さんを柵のついたベビーベッドに入れるようにして、お兄ちゃんが手を出す機会をまず減らし怒る原因を削減すること。

そして、交わる時には、必ずお母さんが一緒にいて、優しく面倒を見てくれるお兄ちゃんを褒めるようにするんです。

もう少しするとケンカもできるようになると思いますが、まだもうしばらくは隔離されておいた方が良いと思いますよ(^^)

ココまで・・・

こんな風にお返事したあと、数日後にアルビーナさんからお返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。アルビーナです。

9月にアドバイスを頂いてから、すぐにお礼のメールを送ろうと思っていたのですが、日々の忙しさに追われ、秋も終わる頃になってしまいました。申し訳ありません。

あらためて、アドバイスありがとうございます。娘をなるべくベビーベッドに隔離するようになってから、母子とも落ち着いてきたと思います。

私が家事をしている時で、息子が一人遊びに熱中している時、疲れていたり眠くて機嫌が悪そうな時、泣かされる前に娘をベビーベッドに入れるようにしています。

でも時々、ちょっとの時間なら 大丈夫かなと思ったり、隔離するのを忘れてしまったりして、娘が泣くはめになることもあり、隔離することを徹底できていないのですが。もっと気をつけなくてはと思っています。

それでも、私が兄妹の仲のことで怒ることも減ったし、息子も少しずつ娘に対して優しくできるようになってきました。

娘が泣いていると、大好きなアンパンマンのおもちゃを持ってきて慰めようとしたり、一緒に遊んだりしてくれます。そんな息子を「優しいお兄ちゃんだな~、お母さんにはお兄ちゃんいなかったから、○○には素敵なお兄ちゃんがいていいなあ!」と褒めると嬉しそうにしています。

親子の関係がまた良い方向に動き出して、本当に良かったと思っています。

パピーさんの“アルビーナさんは「意地悪」と書かれていたのですが、私は「可愛がる」1つの表現方法なのでは?と思うのです。”という箇所では、そういう考え方があったのか!とはっとさせられました。

息子は娘の手足の指や頬をべろべろ舐めることもあり、なんて変なことをするのかと止めさせようとしていたのですが、これは娘が可愛いと思ってしていることなのだと気が付きました。

なので今は、娘が嫌がっていなければ見守ることができるようになりました。それから私は早い段階で上の子と下の子を同じ場所に置いていたのだとわかりました。

そしてパピーさんのおっしゃる通り「優しくしなさい」「乱暴にしないで」と要求し、なぜできないのだろう?と悩んでいました。

こういう場合は隔離しておく必要があるという知識は全くなく、本当に知りませんでした。ママ友にも隔離することをしていることを聞いたことがなく(たまたまいなかったのかもしれませんが)、私は4人姉弟ですが、母もそうしていた記憶がありません。

もしかしたら、隔離が必要だと知っている人は少ないんじゃないかなと思います。でも、私が単に知らなかっただけかもしれませんが・・・(汗)

だからパピーさんに教えていただけて、本当に良かったです。ありがとうございます。まだしばらくは、このやり方で二人の子を見守っていこうと思います。

お忙しいと思いますので、読んで頂けるだけで結構です。また寒い季節がやってきましたね、どうぞお体大切にお過ごしください。それではまた。
アルビーナ

ココまで・・・

“娘をなるべくベビーベッドに隔離するようになってから、母子とも落ち着いてきたと思います。私が兄妹の仲のことで怒ることも減ったし、息子も少しずつ娘に対して優しくできるようになってきました。

娘が泣いていると、大好きなアンパンマンのおもちゃを持ってきて慰めようとしたり、一緒に遊んだりしてくれます。そんな息子を「優しいお兄ちゃんだな~、お母さんにはお兄ちゃんいなかったから、○○には素敵なお兄ちゃんがいていいなあ!」と褒めると嬉しそうにしています。

“親子の関係がまた良い方向に動き出して、本当に良かったと思っています。とありましたね♪

ほんのちょっと環境を変えることで、ずっとお悩みだった事が解決できて本当によかったです♪

又、叱って治す、のではなく、お母さんが喜んだり、誉めてくれることで「ああ、こうすればいいんだな」と、お兄ちゃんも理解してくれるようになってくれたようですね♪

“「優しいお兄ちゃんだな~、お母さんにはお兄ちゃんいなかったから、○○には素敵なお兄ちゃんがいていいなあ!」”の声かけも、とっても上手です(^^)

又、「可愛がるの表現の1つ」についても「そういう事か♪」とお気づきになれた事もよかったですね。“息子は娘の手足の指や頬をべろべろ舐めることもあり、なんて変なことをするのかと止めさせようとしていたのですが、これは娘が可愛いと思ってしていることなのだと気が付きました。”

はい、息子さんのその気持ち、すごくわかります。私は、自分の子供が生まれた時「食べてしまいうたいほど可愛い」という言葉を実感した事がありますが、

お兄ちゃんにとっての妹さんは、「舐めてしまうほど可愛い♪」かったんですね(^^)これってすご~く微笑ましい光景ですよね~♪思わず、頬が緩んでしまいました(^^)

今回、アルビーナさんからの“こういう場合は隔離しておく必要があるという知識は全くなく、本当に知りませんでした。ママ友にも隔離することをしていることを聞いたことがなく私は4人姉弟ですが、母もそうしていた記憶がありません。もしかしたら、隔離が必要だと知っている人は少ないんじゃないかなと思います。”

というお返事を頂いて「あ、そうかも・・・?」とメルマガへの紹介をさせて頂く事になったのですが、もしかしたら、こういう事がまだまだあるかもしれませんね。

まだ、お話していない隠れたヒントがありましたら、気付いたり、分かった段階で、お知らせさせて頂こうと思います。

それでは2013年、第1回目のメルマガは、この辺りで終わりにさせて頂きます。皆さんにとって、すばらしい1年になりますように♪

アルビーナさん、メルマガ紹介のご許可、ありがとうございました。素敵な出来事がありましたら、又、教えてくださいね(^^)
 
 
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