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第965号 効果的な躾?

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ4月になりましたね。新年度の始まりです(^^)。入園式、入学式も近づいて少し緊張しているお母さん、新しい学年になってワクワクしているお子さんもいらっしゃるかもしれません。

今年は桜の開花が早くて、入園式・入学式には、葉桜になってしまうかもしれませんが、子供たちが希望に満ち溢れて校門をくぐる様子、楽しみです♪

さて、今日のメルマガは「効果的な躾」としました。というのは海外にお住まいで、勉強を始めて10年近くなるパンジーさんから久しぶりにメールを頂いて「あ~、そんなお返事をしたっけな~」と思ったことがあったからです。

その時のメールは「パピーさんは、タイムアウトってどう思われますか?」というご質問でした。

「タイムアウト」って、ちょっと前までアメリカではとてもスタンダードで、効果的な躾法として、多くのお母さんたちが取り入れていました。

アメリカでは早くから子供への虐待を厳しく取り締まる法律があって、たとえ親でも子供を叩いたり、子供が異常に泣き叫ぶと警察に通報されてしまいます。

虐待があったり暴力行為があったりすると親は逮捕され、養育権をはく奪される・・・という背景もあって、このタイムアウトがとても広まったと思うのですが、

私はこの「タイムアウト」については「あまりお勧めしない」とお返事をしていたのですね。

なぜか?をお話しする前に「タイムアウト」についてちょっとご説明しますね。

この「タイムアウト」は、子供がいけない事をした時や、何度注意してもそれをする場合、癇癪を起して泣き喚いている時など、

子供を部屋の片隅や廊下など、決まった場所に立たせて(もしくは椅子に座らせて)子供の年齢×1分の間、子供を一人にし、何がいけなかったのか?を自分で考えさせる、というものです。

大体2歳~5歳ぐらいの幼児に対する躾とされていて、同じような事が起きそうな時に親は「何度言っても分からないのならタイムアウトだよ」「5・4・3・・・」とカウントダウンをして、

それでも言うことを聞かない場合は、「タイムアウトです。一人で考えてきなさい」と言って、子供を所定の場所に一定時間居させます。

一定の時間が経ったら「なぜ、自分がタイムアウトさせられたか分かる?」と聞いて、子供に自発的な反省を促し、最後にハグをする・・・という事やり方でした。

もちろん、興奮している子供が一定の場所に居続けることはないので、その場所から離れたら、又、最初から数分間をそこで反省をさせる、などの様々なルールもあるのですが、私には「かなり無理があるのでは?」と感じていました。

ただ、あれだけアメリカでは一般的だったのに、日本ではほとんど「タイムアウト」を聞かないのは、日本ではあまり広がらなかったのではないかな?と思うのですね。

で・・・私が、タイムアウトをあまりお勧めしなかったのはなぜか?と言うと、一つには「それってお仕置きじゃん」「恐怖で縛っているだけじゃん」と感じたことです。

それと、親の一方的な都合で「いけない事」と判断されてしまい子供の言い分も聞かず罰を与えることは「親が自分の都合で暴走することもありえるのでは?」と感じたからなんですね。

確かにいけない事は「いけない」と言うべきだし、「ダメなものはダメ」「NOはNO!だ」とすべきだと思います。

ですが罰を与える前にきちんと「教える事」をしてほしいし、「どうしてやっちゃったのかな?」と子供の気持ちを聞いてあげてほしいです。

それらをせずに、親の都合だけで罰を与えることが躾だとは、私は思わないからなんですね。

もちろん、子供の言い分を聞いて、それがあまりにも自分勝手だったり、明らかに間違っていて、なおかつ解っていてやめようとしないのなら「罰を与える」も良いかと思いますが、

それもせずに、一方的な親の判断で罰を与えるのが、私としてはとても抵抗があったのです。

私たちが子供の頃は、あまりにも聞き分けが悪いと押し入れに入れられたり、柱に縛り付けられた・・・なんて事もありましたが、私には「タイムアウト」にも同様の印象があったのですね。

ところが今、その「タイムアウト」に対する専門家の見解が変わってきて、アメリカでも「タイムアウト」ではなく「タイムイン」と呼ばれる手法が一般的になりつつあるようです。

それは、タイムアウトが恐怖心をあおるだけで適切とは言えないこと。又、「自分の感情を受け止めて貰えない」と幼少期の子供に思わせてしまう、という懸念があるからだそうです。

そしてやはりタイムアウトは、親によって使い方がバラバラで、何度も使う事で親子関係が悪化していくという事もあったようです。

親子関係が悪化して行けば、当然、問題行動は増えていきますからね。

タイムインとは、タイムアウトとは逆で、大きな違いは子供を一人にしない事です。

子供が問題を起したら、落ち着ける場所に移動して、親も一緒に座り、子供の言い分を聞き、子供に感情を吐き出させて、落ち着くまで待ってあげる。そして一緒に解決策を探っていく・・・という方法のようです。

効率的ではないし、確かに手はかかるとは思いますが、タイムアウトのような一方的な「罰」とは違い、ずっと良いのでは?と思います。

ここで私が何を言いたいか?というと「効果的な方法」って、それを求めれば、そこには必ず無理が生じるという事なんです。

その場では、結果的に効果がある方法かもしれないけど、根本的な解決になっているわけでもなく、罰や恐怖でしばろうとしてもそこから得るものは何も無い、のですね。

日本でも数年前に、スマホアプリを使って、子供を脅して言うことを聞かせる・・・そんなやり方がはやったことがありました。

なかなか布団に入らない子に「じゃあ、○○に電話しちゃうよ!」と脅すと、すぐに布団に入ったり、言うことを聞かない子に「悪い子には電話がかかってくるよ!」と脅すとすぐに言うことを聞いたりして、

そんな子供の怯える姿を面白がって、使う親がとてもたくさんいた・・・とも聞きました。

それを聞いた時、「まずいな~、これがこれからのスタンダードになってほしくないな~」と感じました。

なぜなら、恐怖でその場は子供が親の言うことを聞いたとしても、根本は何も解決している訳ではないし、子供の心に深く傷ついたり、必ずその先には何らかのトラブルがあるだろう、と思ったからなんですね。

ただ、私のそんな不安は杞憂に終わり、子供があまりにも怯えるので「これは乱用してはいけない」と多くの親御さんが自制してくださったみたいで安心しました。

パンジーさんからは「私の子供たちは、もう大きくなったので、タイムアウトも、タイムインも使う事はありませんが、今は二人ともとても落ち着いて、私も怒鳴ったり、イライラすることもほとんどなくなりました♪」と書かれていました。

日本でも今、「行き過ぎた躾で・・・」などと乳幼児が命を落してしまう事がまだまだあって、児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」が開設されたり、もっと地域で子供を守ろうという方向で動きつつありますよね♪

どこの国でも同じですが、今の子供達が将来の国を担って行きますから、子供達の存在は本当に大事です。

地域で子供を守ろうという動き、とても良いと思いますが、多くのお母さんたちが安心してお子さんを産み、育てる事ができる・・・今後もさらにそんな整備をしていってほしいなと願ってやみません。

さあ、季節は春です。

新年度を迎えることで、これからいろんな事が待っていますからね♪希望を持って子供達と一緒に、お父さんお母さんもレンガを積んでいってくださいね(^^)

パピーいしがみ 人材育成の現場からふと気づいたアイデアを自分の3人の子育てに応用。18年かけて実証し、「どうやって育てたの?教えてほしい。」と学校の先生から聞かれるほどの実績を残す。2003年あまりの少年犯罪、幼児虐待の事件の多さに自身も辛い幼少期を送った1人であることから心を痛め、その子育ての方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望でテキストを作成し、通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応える。

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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