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第1048号 「死ね」の言葉

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のメルマガは、ちょっと辛くなるかもしれません。

今回、この題材をお話ししようと思ったのは、頂いているご相談の中に「子供が“死ね”と言う言葉を頻繁に使う」「どうすれば止めさせることができるのでしょう?」とメールを頂いたこと。

そしてもう一つ。

先週、女子のプロゴルファーが、ツアー中にゴルフ場の副支配人に「死ね」と吐き捨てた、と知ったからでした。

特にプロゴルファーの暴言は、よっぽど腹に据えかねた、そこまでの経緯があったものと思われますが、

ベテランでもあり優勝経験もある、若い選手やキッズたちの憧れの存在だったトッププロの言葉に、私は大変なショックを受けたのでした。

ゴルフ競技は、通常のスポーツのような審判がいません。それぞれがマナーを守り、お互いにルールを順守してプレーをします。

ややもすると簡単に不正行為ができてしまうからこそ、それぞれが自分の行動を律し、ルールやマナーを守ってプレーすることを、ゴルフを始めたばかりの子供達にも教えます。

そのゴルフ競技の頂点である、プロ選手による「死ね」の言葉。

女子プロゴルフ協会の小林会長は、その情報を知るとすぐに謝罪をし、報道関係にも発表して「ゆゆしき問題で早急に対処する」と頭を下げられました。

ですが事実関係がはっきりするまでは・・・と、どの選手がどんな経緯で「死ね」との言葉を吐いたのか?という事は伏せておられました。

小林会長は協会内で起きたことでもあり、選手が特定されて攻撃されないように守られたのだと思いますが、名前を伏せたことでスポーツ新聞やネットなどでも犯人探しが行われ、

それを収束させるかのように、発言者本人が自筆で謝罪文を書き公表して、今は自粛し、女子プロゴルフ協会の処分を待っているところです。

選手本人の言葉にもありましたが「言ってはならない言葉を使ってしまった」と自責の思いが綴られていました。

どんな処分が下されるか分からないが、その処分を真摯に受け止める・・・とも。

もしかしたら最も重い、プロゴルファー資格のはく奪や追放となるかもしれません。

幼少期からゴルフに打ち込み、いろんなものを犠牲にして、努力に努力を重ね、何十年も掛けてここまで積み上げてきたものを、たった一言。一瞬にして失うとしたら、たいへんな後悔をすることになるでしょう。

でも「死ね」という言葉。その言葉はその位「使ってはならない言葉」でもあるんですね。

一般社会でも、この言葉を使えば罪に問われます。安易に使えば訴えられます。

子供達の世界でも、この言葉によって、学校に行けなくなってしまった子もいますし、その子の人生を終わらせてしまう事もあります。

もちろん、言われた方だけでなく、もし自分の言葉で誰かの人生を狂わせた加害者になったりすれば、それを口にした子も一生の十字架を負う事になるのです。

それだけ負のエネルギーの強い、使ってはいけない言葉なのに、平気で口にしてしまう子供達は少なくないのが現実です。

それは、ゲームなどで「死ね」や「殺してやる」が口癖になってしまっているからなのかもしれません。

又、テレビの戦隊物で、ヒーローが悪者を倒す言葉から来ているのかもしれません。

バラエティ番組でよく見る芸人さんも、ギャグのように笑いのネタにしてもいます。

玉石混交(良いものも悪いものも入り混じっている)の時代だからこそ、自分の子どもを守るためにも「使ってはいけない言葉」として教えていかねばならないと思うのです。

でも、どうやったらそれを教えることができるのでしょうか?

私だったらこうする・・・と明確なやり方はありますが、決してお勧めできる方法ではないので、

教育評論家とか、専門家と言われる方々は何と言っておられるのか?といろいろ探してみました。

答えとしては「日ごろから死について話をしておく」とか「親が悪い手本にならないようにする」とか「学校に話をしてクラス全体で考えてもらう」と書かれていました。

私は「本当にそれで治ると思うの?」とそれらの言葉に耳を(目を)疑いました。

そんな事ぐらいでは「死ね」の言葉はなくならない!と思うからです。

私は「言葉は文化だ」と思っています。「ウザぃ」だとか「ダセェ」とか友達同志で使う事はあってもいいと思います。

悪い言葉であっても、仲間内で使う言葉と、他人や先生、大人に使う言葉と分けることができれば良いのですね。

でも「死ね」だけは違います。

それが友達同志であっても、兄弟でも、親に対しても「絶対に使ってはならない言葉」だと考えています。

だからもし子供が「死ね」などと言ったら・・・

即座に私は「お前、今なんて言った?!“死ね”という意味が分かって言ってるのか?もし次に言ったら許さないからな!」と鬼の形相で怒るでしょう。

そしてもし二度目に「死ね」の言葉を使ったら、子供の襟首をつかみあげ「二度と言ったら許さない!と言ったよな!」「死ぬってどういう事が教えてやる!」と、子供の襟首を捕まえて、服を着たままの子どもを浴槽に沈めるかもしれません。

そんな事をしたら虐待と言われるでしょう。殺人未遂になるかもしれません。ですから決してお勧めはしません。

でも軽はずみに人に「死ね」と言う子供であれば、その「死」についての恐怖を教えなければ、子供は「死ね」をこれからもずっと使い続けるのです。

もちろん、子供を憎くてやるのではありません。子供の事が大事だからこそ教えるのです。

子供が親の本気で怒る姿を見て、自分も死の恐怖を解ったと感じたら、子供に真剣に話します。

「怖かっただろう?このまま5分続けていたら人は死ぬんだぞ」「死んだら二度と会えなくなるんだ」「お父さんともお母さんとも妹とも友達とも会えなくなるんだ」

「だから軽はずみに“死ね”なんて言ってはいけないんだ」と一切の妥協を許さず、本気で、真剣に話をします。

きれいごとではなく、親が本気になって子供に対峙し、子供が「大変な事を言っていたんだ」「もう言うのはやめよう」と思わなければ、子供の「死ね」の言葉はなくならないと思うのですね。

ただ、このやり方も、子供が「死ね」と言った1度目・2度目でなければ効果は無いと思います。

すでに「死ね」が口癖になってしまったり、頻繁に言っている子にやっても効き目があるかどうか?は分かりません。

冒頭にお話した「子供が“死ね”と言う言葉を頻繁に使う」と悩んでいるお母さんも、その都度叱っているのに、子供は何度も「死ね」を使っているのです。

すでに「死ね」を恒常的に使ってしまっている子に、どうやったら「その言葉を使うべきでない」と教えることができるのか?

私は「はだしのゲン」の動画を見せてみたらどうでしょう?とご提案しました。

「はだしのゲン」とは戦争のアニメです。大変ショッキングなシーンが沢山現れます。

作者は中沢啓治さんという方で、すでに亡くなっておられますが、ご自分が子供の頃に被爆された体験をもとに書かれたマンガが原作です。

爆発で家が破壊され、自分のお父さんと兄弟が動けなくなっている所に火の手が周り、生きているのに、生きたいのに、どうすることもできない。

自分の目の前で肉親が焼けこげ、苦しみながら死んでいく・・・そんなシーンも克明に描かれています。

爆風を浴びて身体が半分溶けてしまった人。広い体育館に運び込まれたおびただしい数の負傷者。次々に苦しみ死んでいく沢山の人達。

マンガとは言っても、目を覆いたくなるほどの衝撃的なシーンの連続です。

でも、このマンガに書かれている事が、過去、現実に起きたことです。

死と隣り合わせで、生きる為に必死になって、それでも死んでいく人。大きなやけどを負ったり、片手を失ったりしても、なんとか生き延びた人。

過去にあった現実を想像させる事で命の大切さを感じ、軽々しく「死ね」の言葉を使う自分に「こんな言葉を言ってはいけない」と感じてもらいたい・・・との私の願いでした。

後はそれぞれ、お父さん、お母さんが、ご自分の言葉で「命とはどれだけ大切か」「いかに“死ね”の言葉が酷い言葉なのか」それを真剣に語る事だと思うのです。

ご相談頂いた方からは今のところ、その後の報告は頂いていませんが、きっと多くの方にも、子供が「死ね」の言葉を使う時が訪れると思います。

その時に、どう対処なさるのか、今からお考えいただきたいと思い、今回の題材とさせて頂きました。

人を一人育てるって、きれいごとでは済まない時がありますよね。

親にとっても辛く感じる事とは思いますが「絶対に許さない」と言う部分。私は必要だと思っています。

来るかもしれないその時の為に、一度、お考え頂きたいと思います。

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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