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第1077号 不安と不信

こんばんは。パピーいしがみです。

ゴールデンウィーク中の皆さんの自粛のおかげで、全国的に感染者が激減して、大阪・東京でもひとけた台が続いていますね。

ただゴールデンウィークの自粛の効果もそろそろ終わりで、私たちの新しい生活様式が、どのような結果をもたらすのか?が今週からの結果に表れてくると思われます。

でも流れはどうも、全国的に緊急事態解除の方向に向かっているようです。

もちろん「この状況が続けば」という条件付きですが、21日に大阪・兵庫・京都が解除され、首都圏と北海道は25日にも解除されそうな雰囲気です。

解除されれば過去の賑わいが戻ってきそうですが、コロナウイルスがなくなったわけではない、という事を頭に入れての行動が必要です。

私としては、解除するまでに検査の拡充をして『不安な人はいつでもだれでもPCR検査で確認できる』までは政府主導で続けてほしかったのですが・・・

それでも「日進月歩」とはよく言ったもので、ワクチンの開発は中国・アメリカがお互いに競い合っているようですし、

イギリスでもオックスフォード大学で臨床試験(人に対する試験)も始まったとの事で、もしかしたら秋にも実用が可能になるかもしれない、との事です。

日本を含め各国80の企業・団体が研究開発をしている、との事ですので、予防を続けながら朗報を待ちたいと思います。

さて、今日、ご紹介させて頂くのはchikoさん。なんともう“おばあちゃん”になったそうです(^^)

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。chikoです。

次女の事では、いろいろとご相談に乗っていただいてありがとうございました。

実はその次女が昨年結婚し、今年1月に女の子を出産しました。

この子が良く笑う子で、その笑い顔を見ると家の中に花が咲いたように明るくなります。

不安でいっぱいの世の中なのに、くったくのない笑顔が心からの幸せを感じさせてくれます。

次女の問題もパピーさんのアドバイスで解決して、今は「そんなこともあったね」と笑い話になっています。

パピーさんからの言葉で離婚も思いとどまり、あの時、感情のままに結論を出さなくてよかった、と思っています。

当時、まったく子育てを手伝おうともしなかった主人ですが、家の中で一番よく手を洗い(コロナ対策)、

孫に笑ってもらいたくて率先してあやしたり、お風呂に入れたり、オムツを替えたりしています。

次女と「変われば変わるもんだ」と大笑いです(^^)。

・・・注・・・

chikoさんが書かれていていた『次女さんの問題』とは、学校の先生から「この頃、様子がおかしい」と連絡があった事に始まりました。

chikoさんも『離婚』と言われていましたが、当時chikoさんご夫婦が離婚する前提でご主人と話し合っていた時に、

長女さんはお母さんと一緒に家を出て、次女さんはお父さんと暮らす・・・という事になりかけていました。

それはchikoさんも、ご主人も「子供たちとは離れたくない」という気持ちからだったのですが、

次女さんからすると「お母さんは私ではなくお姉ちゃんを選んだんだ」(私はお母さんに捨てられる)と思ってしまったのですね。

その時、次女さんが4年生。親が離婚するかもしれない、というだけでも不安なのに、自分はお母さんに選んでもらえなかった、と思い込んでしまったのです。

娘さんの変化を一番最初に見つけたのは先生で、いつもうつむいて元気がない、給食もほとんど食べられない。

体調が悪くなりがちで頻繁に保健室に向かう、朝も始業時間に間に合わない、という連絡でした。

次女さんは夜もほとんど眠れていなかったのでした。

先生から「ご家庭で何か変化はなかったですか?」と聞かれてもchikoさんご夫婦の喧嘩は子供たちが小さいころからであり、なぜ急にそんな風になったのかわからない・・・という事でした。

そんな時に、私に相談を頂いたのですが「子供がピンチの時には親は協力して対処しなければなりません!」と、

まずは娘さんを病院に連れて行って検査をしてもらう事。そして仲たがいをするのではなく、落ち着いて娘さんの話をきいてあげること。

「何か不安な事があったら教えてほしい」と次女さんと穏やかに話をする時間を作ることをお願いしました。

病院に行くと、次女さんはずっとご飯を食べては吐き・・・の繰り返しで、ほとんど栄養を取れなかったことが分かり、念の為に入院をすることになりました。

病院にはchikoさんが付き添い、やっと普通に食事がとれるようになった頃に「何か思いつめている事でもあるの?」と聞くと、

その時に次女さんから出た言葉が「お父さんとお母さん、離婚するの?」でした。

chikoさんはとっさに「離婚なんてしないよ」と言ったのですが

「だってお母さんはお姉ちゃんを連れて出るって聞いちゃったんだもん。じゃあ私は・・・」と言って声が詰まり、

ベッドの上で声を殺して涙をボロボロと流して泣いたのだそうです。

お母さんの「お姉ちゃんを連れて出る」は、お父さんとのケンカのやり取りで“売り言葉に買い言葉”的に出てしまった言葉だったのですが、

夫婦の事で、それもうかつに放った自分の言葉で、こんなに子供を苦しめてしまっていたのか、と分かって娘さんと一緒に泣いたそうです。

「不安にさせてごめんね」「あんただけを置いていくなんてことは絶対しないから・・・」って。

それを家に帰ってご主人に話しをし、もう一度やり直そう、と2人で決めた・・・との事でした。

・・・注・・・

パピーさんに「どんな夫婦でも、必ず不満はあります。でもみんな何かしら我慢をしているんです」

「私だって我慢していますし、私の妻も我慢している事があるはずです」

「でもお互いに悪いところばかりではないし、助けてもらう事もある。一番近い他人だと思って、協力しあってほしい」

と言われた時に「えっ。パピーさんご夫婦でも我慢することがあるの?」と驚きでした。

でも驚くと同時に「パピーさんもそうなら、私たちだって不満があったっていいんだ」と、とても安心したのを覚えています。

又、私たちはお互いに「お前が悪い」「そっちが直せ」と文句を言い合うだけで、歩み寄る努力もしていなかったと反省しました。

それから夫婦喧嘩は全くない・・・というわけではありませんが「こんな人と結婚しちゃったんだからしょうがない」と思うようにしたら、

いつまでも怒りを引きずる、という事がなくなり、今もなんとか一緒にいます。

そして、一時は心が離れたと感じていた次女も、妊娠・出産を機にいろいろと頼ってくれて、会話もとても増えて、やっと過去のわだかまりが完全に溶けたように感じます。

一時は、次女の心を傷つけてしまった、もう取り返しがつかいのか?と本当に後悔していましたが、絶望的だった当時が嘘のように笑い声が響いています。

(後略)

ココまで・・・

そうですか~(^^)次女さん、結婚されてお子さんも生まれていたんですね♪

お子さんがとてもよく笑ってくれる子だとの事で、chikoさんとご主人が、にこやかに次女さん親子を見守ってくださっている雰囲気が目に浮かびます。

今日のタイトルは「不安と不信」としました。

「不安」を取り除くのは比較的短くて済みます。

例えば今のコロナ禍の不安、これも対処法が分かって、自衛できるようになれば不安はなくなります。

でも「不信」は解決するには時間が掛かります。失った信用を取り戻すことは本当に難しいからです。

特に今回のchikoさんの次女さんの経験した「私はお母さんに選ばれなかった」(私はお母さんに捨てられる)のような強い不信感。

それを拭い去るには大変な努力と継続が必要になるのです。

実際、次女さんは退院後に学校に行くようになっても、不登校を経験したり、友達とのトラブルに巻き込まれたり、いろいろありました。

が、その都度、chikoさんがそばにいて励ましたり、フォローをしてあげて次女さんの為の協力をおしまなかったのですね。

でも、それら一つ一つが積み重なって、又、笑いあえるようになれた事。本当にうれしく思います(^^)。

chikoさんご家族の益々の幸せ、応援しています♪

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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