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第1080号 友達が許せない

こんばんは。パピーいしがみです。

全国的に梅雨に入り、蒸し暑くなってきましたね。

コロナの事はもちろん心配ですが、同時に熱中症にも注意が必要で、三密がさけられる時には、適宜マスクもはずした方が良いそうです。

気温はさらに高くなると思いますが、どうぞお気を付けくださいね。

さて今日は、はるさんから頂いた「娘の友達が許せない。自分の気持ちをどう整理したらいいか?」という事についてご紹介したいと思います。

まだ幼い時期ですと、口で何かを言うよりも手が出てしまう、という事はよくありますね。

はるさんの娘さんは、そんな「手が出てしまう子」から頻繁に叩かれてしまうお子さんだったようです。

「手が出てしまう子」は、誰かを一人だけ攻撃するわけではなく、誰に対しても手が出てしまうのですが、

そんな友達(Aちゃん)と接することが多かった娘さんは、被害にあう事も多かったようです。

ケンカなんて経験したことのなかった娘さん。叩かれてもやり返す事もしなかったので、一方的にやられているようにお感じになったでしょう。

はるさんは「これからは、○○(娘)がAちゃんに嫌な気持ちを伝えるしかないと思うな。もしまたやられたら、手をぶんぶん振ったりやり返してもいいよ!」と伝えます。

はるさんは今まで「やり返せ!」とは言えずにいました。そしてその言葉も言っていいものかどうか?と悩んでもおられました。

ですが子供たちは成長し、トラブルがあると間に誰かが入ってくれたり、喧嘩の仲裁をしてくれたりと、自分たちで解決するようになっていったのです。

それでもはるさんの「Aちゃんが許せない」という気持ちは変わらないのでした。

そして私にこんな風にメールを頂いたのです。

ココから・・・

担任の先生とお話したところ「最近は子どもたちでケンカを解決したりすることも増えてきました。○○ちゃん(娘)はなかなかお友だちに強く言えないこともありますが、痛みを知っている分、とてもやさしい子です。」とおっしゃっていました。

そしてAちゃんとは今、とても仲が良いそうです。一緒にいることが多い分、ケンカになるとAちゃんが手が出てしまうようです。

私の悩みは・・・なんだろう?考えてしまいます。

夫も娘も、とっくにAちゃんのことを許しているように見えます。私だけが、勝手に傷ついて前にすすめず許すことができずにいます。

「Aちゃんと仲良くしないでくれー」と思ってしまう私がいます。

どうしたらAちゃんのことを許せるでしょうか。それとも、距離をとった方が良いのでしょうか。

私は人間関係でいつも悩んできました。

私みたいにならないように娘を育てなくては!と強く思ってしまっています。

私は過去に父親から「失敗作」と言われました。

失敗作(私)から生まれた娘を失敗作にしないためには、どうしたらいいか?

自分がされた育児じゃない、正しい育児を知りたくて育児書をたくさん読みました。おかげで頭でっかちです!

母乳も離乳食も布おむつも歯磨きも・・・育児書通りに頑張りました。

でも1つだけ育児書通りに頑張れないことは、子どものための人間関係です。

育児書には、家を開放しましょう。休日に友だちと遊ぶ機会を作りましょう。ママ友を作りましょう・・・等ありますが、私にはそれがとても難しいのです。

娘を産む前から、人間関係は私にとって難しい事でしたが、
子育てしていると、娘の友だち関係と私のママ友関係が絡み合い、更に難しく感じます。

ココまで・・・

はるさんは、とても丁寧に子育てをなさったようで、娘さんも、あまりトラブルを経験することなく育ったみたいです。

保育園に入って、初めてのトラブルがAちゃんだったみたいですが、実はこれらトラブルってとても大事な事。

もちろんずっと経験しないのならばそれが最高ですが、人と人が交われば、必ずどこかでぶつかりますし、その対処法を学んでおくことは今後、必ず生きてきます。

なので、はるさんにはこんな風にお返事しました。

ココから・・・

はるさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール拝見しました。

まず・・・はるさんの考え方の中心にある(だろう)ことからお話させて頂こうと思います。

頂いたメールに

“自分がされた育児じゃない、正しい育児を知りたくて育児書をたくさん読みました。おかげで頭でっかちです!

母乳も離乳食も布おむつも歯磨きも・・・育児書通りに頑張りました。

でも1つだけ育児書通りに頑張れないことは、子どものための人間関係です。

育児書には、家を開放しましょう。休日に友だちと遊ぶ機会を作りましょう。ママ友を作りましょう・・・等ありますが、私にはそれがとても難しいのです”

とありました。

ですが、育児書通りに「こうするといいですよ」とあったことをほぼできたとしたら、それはすばらしいことだと思います。

そして「人間関係」についてですが、「家を開放する」「ママ友を作る」「休日に友達と遊ぶ機会を作る」それがマストではないのですね。

というのは、子育てをする地域や、子供の周りにいる子たちが「みんな同じ」ではないからです。

私は家を開放するなんてことはしませんでしたし、友達と遊ぶ機会は親が作るものではなく、子供が作るものだと思っています。

そしてママ友だって、本当に信頼できる方がいれば仲良くしてくだされば結構ですが、そうでなければわざわざ作る必要もありません。

特に、今、よく問題になっているように、子供の為に・・・と頑張ってママ友のグループに入っても、そこで嫌がらせを受けたりすることだってあります。

本に書いてあることがすべて正しいわけじゃない、ってことをお伝えしたいし、これから本に書かれていないことも、いくらでも起きる、という事もお伝えしたいのですね。

例えばAちゃんとの事。こういう時の対応方法って本には書いてありません。

なぜならAちゃんの行為だって、何が原因で起きているか?がわからないからです。

これと同じように、子育ての方法って「これをしていれば大丈夫」なんてことはなくて、何が正解か?も誰もわからないのです。

はるさんとしては、何のトラブルもなく成長してほしいとお考えかもしれませんが、何のトラブルもない子なんていないんですね。

みんな、何らかのトラブルがあり、でもそのトラブルを経験しながら、親も考え、時には悩み、子供が乗り越えて学び成長するのと一緒に親も成長していくのです。

Aちゃんのことは、はるさんからすると「一緒にいてほしくない」「トラブルになってほしくない」とお思いかもしれませんが、でもこのトラブルも子供にとっては勉強になっていて、

ただ我慢するだけではなく、やられてもやり返そうとしたり、仲直りをしたり、それを経験することで、人付き合いも学べるわけです。

担任の先生も言われていたように「子どもたちでケンカを解決したりすることも増えてきた」これこそが学びであり成長なんですね。

もし「Aちゃんは乱暴な子だから」と逃げることをしていたら、こんな学びはなかった、と言えると思います。

そして今、Aちゃんと仲良く遊んでいるのであれば、親はそれを見守ってあげたらよいと思うのですね。

一緒にいることが多い分、ケンカになることも多いようですが、一人っ子の子にとって「喧嘩ができる友達」がいるってことはとても貴重です。

なぜなら喧嘩ができる、という事は「自分の主張ができる」という意味でもあり、又、「相手の意見とぶつかる」こともできるからです。

兄弟がいれば、日常茶飯事で起きているこれらも、一人っ子の場合はなかなか経験ができず、ワガママが通ってしまい、

人とぶつかることもないので、成長してもコミュニケーションが取りにくい子になりやすいです。

でもAちゃんのように、仲よく遊び、時にはケンカもできる、そんな友達がいることは、非常に恵まれた環境だと私は思います。

今回、ご相談を頂いた最後の方に「私の悩みは・・・なんだろう?考えてしまいます」とありましたが、

頂いた文面からすると「Aちゃんを許せない自分の思いをどうしたらいいか?」のように感じます。

そしてそれは「Aちゃんの存在が娘さんにとって良くない、と考えていたから」だと私は思うのですね。

今回、Aちゃんとトラブルが起きることで、Aちゃんと仲良くしてほしくない、Aちゃんいなくなってほしい・・・という気持ちがありながらも、結果的に娘さんと仲良くなって、はるさんの考えとは違う結果になったと思うのです。

そこで「え、Aちゃんの存在って無い方が良かったんじゃなかったの?」というご自分の頭の中でつじつまが合わなくなってしまったんじゃないかな?と思うのです。

最初はAちゃんへの怒りや憎しみがあった・・・が、結果的にAちゃんは娘さんを成長させてくれていた、とわかって、ご自分の中でも整理がついていないのだと思うのです。

でも、ここははっきり言いますが、子供の成長において一見マイナスに見えるものも結果的にプラスになる、という事。決して少なくないのです。

文中でも、Aちゃんを許す・許さない、のくだりがありましたが、「今だけのことでなく、それが時間を経てプラスになる」という事はたくさんあるのですから、

起きた事は必要な事だと考えて、排除しようとか、不要だとかお考えになさらないでほしいのですね。

そしてあくまで「子供が主役」だという事を忘れないでほしいのです。

子供がAちゃんを許しているのなら、それでいいのです。あくまで主役は子供。そして親は黒子です。

文面を読んでいると、はるさんが繊細なことがわかります。

ですから、トラブルがあるとご自分のダメージが大きくて、トラブルを避けたいとお考えになるのはよくわかります。

でもそれですと、自分が主役になってしまう可能性があります。

「子供が」ではなく「私が」主役になってしまい、子供の学ぶ可能性を狭めてしまうのですね。

ですからあくまでも「子供が主役・親は黒子」とお考えいただいて、「私が」ではなく「子供はどう思っているのかな?」でご判断頂きたいのですね。

いろんな人と、いろんな経験をしながら成長していくのが子育てです。

特に子供の周りにいる子は、さまざまな子供がいて、親の想像できないことが沢山起こります。

でも、そんな出来事を通じて、子供は経験し、吸収しながら成長していくのです。

すべての判断において「主役は子供!」とお考えいただくと、判断も早く、すっきりすると思いますが、いかがでしょうか?

ココまで・・・

こんなお返事をしましたら、はるさんから「気持ちが変わった」とご連絡を頂きました。

そこにはこんな風に書かれていました。

ココから・・・

こんにちは。はるです。
早々にお返事頂きありがとうございました!ちょうど1ヶ月が経ちます。

あんなに長々と娘のことと自分のことで、ごちゃまぜのメールに対して、

パピーさんは「娘のこと」にフォーカスして簡潔にお返事下さったことに驚きました。まさに「子どもが主役」でした!

そして1番最初に読んだとき、胸がぎゅーっと苦しくなりました。

なぜならパピーさんからのメールには「Aちゃんが娘を成長させてくれた」と書かれてあったからです。

私はパピーさんに「Aちゃんと距離をとりなさい」と言って欲しかったんだなぁと、自分の気持ちを感じることが出来ました。そしてその思いは間違っていたのだと気付きました。

すぐにお返事しようと何度も試みたのですが、言い訳ばかりが浮かび、気持ちがまとまらず・・・。

そこでパピーさんからのお返事を印刷して、講座の勉強と一緒に毎日読むことにしました。

最初の頃は心がぎゅーっとなって最後まで読めない日もありました。

でも読み続けているうちに、「子どもが主役」「親は黒子」の感覚がなんとなくわかるような気がしてきました。

Aちゃんとのその後のご報告です。

しばらくは相変わらずたたかれたりすることもありましたが、私自身に以前のような怒りや不安がなくなりました。

パピーさんのおかげで、こうやって娘は経験し、成長させてもらっているだなぁと思えるようになったからです。

パピーさんからのお返事を何度も読んでいるうちに、娘がたたかれたことに対しての怒りが静まり、Aちゃんのこと、Aちゃんのママへのぎこちないこだわりのようなものがすーっと消えたような感覚です。

パピーさんが「繊細」と書いてくださったように、私はHSPの傾向があるようです。

メンタルクリニックの先生からも、病名ではないけれど「HSP」の書籍を参考にするのは良いと思うよと言われたことがありました。

Aちゃんのことも、その他のことも、自分のことのように、おおいに心が揺れました。

でもパピーさんから「子どもが主役」と教えて頂いたことで、「揺れるのは仕方がない!でも自分にはそういう傾向がある」ことを心に置きつつ、あくまでも「娘が主役」だと意識していこう!と思います。

ココまで・・・

はるさんの怒りが静まってくれたようでよかったです。

実は、頂いたメールには続きがあって、怒ることのなかった娘さんが、自分の気持ちを素直に表現して、怒ったり泣いたり・・・という事も増えているようです。

でもそれこそが大事な事。

嫌なことだってあるし、泣きたいことだってある。でもそれでいいんですね♪

今は、大きな声で友達や先生、ママたちに挨拶する、その姿がとてもステキ♪とおっしゃっていました。

このまま、素直にのびのび育ってほしいです(^^)

 
 

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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