第1387号 小学4年長男の暴力
こんばんは、パピーいしがみです。
ゴールデンウィークという大きな連休が明けて1週間。そろそろ子ども達の疲れも見えてきているのではないでしょうか?
この5月の連休明けというのは、実は子どもたちの心と体に大きな変化が起きやすい、とてもデリケートな時期です。
新しい環境が始まって最初の1ヶ月は、どのお子さんも緊張感と「頑張ろう」という気持ちだけで突っ走っています。
それが連休を挟んでホッと一息ついた途端、溜まっていた疲れが一気に表面化してくるのです。
5月。GW明けの今、起きやすい事
今日は、この時期にそれぞれの年齢のお子さんの間でよく起きること、そしてお母さんに知っておいてほしい大切なポイントについて、お話ししますね。
(保育園・幼稚園のお子さん)
まず、この春に幼稚園や保育園に入園したばかりの小さなお子さんのケースです。
最近、お家での様子が少し以前と違っていませんか?
例えば、いつもより少しのことで機嫌が悪くなってぐずりやすくなったり、
夕ご飯を食べている最中にウトウトと居眠りをしてしまったり、
お風呂に入る体力さえ残っていなくてバタンキューと眠ってしまったり。
そんな姿を見ると、「園での生活が合っていないのかな」「何か嫌なことでもあったのかな」と心配になってしまうかもしれませんね。
でも、どうぞ安心してください。
これは今の時期特有のもので、体が目一杯頑張った証拠なのです。
子どもたちにとって、これまでにないほどたくさんの知らないお友達や先生に囲まれて過ごす時間は、私たちが想像する以上にエネルギーを消耗します。
本人が喜んで楽しく通っているように見えても、体力面でも精神面でも、信じられないほどの「気疲れ」をしているのです。
しばらく園の生活リズムに慣れるまでは、多少のぐずりや早寝は当たり前のことです。
お家の中での生活リズムが少し崩れてしまっても、今は全く問題ありません。
ただ「今日も一日頑張ったんだね」と、温かく抱きしめてあげてください。
「楽しく行けているかな」という点だけを大らかな気持ちで見てあげれば、それだけで十分ですよ。
もし今、GW明けの「登園しぶり」があって、毎朝「行きたくない!」と泣かれているお母さんがいたとしても、それもだんだんと収まってきますから大丈夫です。
今週が踏ん張りどころであっても、来週くらいからは少しずつ心が追いついて、緩和されていくはずです。
お母さんも胸が痛むかもしれませんが、「今はそういう時期」と割り切って、もうひと踏ん張り、笑顔で送り出してあげてくださいね。
(小学1年生のお子さん)
次に、小学校に入学したお子さんたちについてです。
5月も半ばを過ぎると、子どもたちは小学校の生活スタイルに少しずつ慣れてきます。
すると今度は、新しいクラスの中でそれぞれが居場所を探したり、友達とコミュニケーションを取ろうとして、ちょっとした「からかい」や「ちょっかい」が起きやすい時期に入ります。
この時、真面目な子や感受性の豊かなお子さんは、相手からの些細なちょっかいを「いじめられた」と深く受け止めて、ひどく傷ついてしまうことがあります。
ですが、現段階ではまだ、悪意に満ちた「いじめ」というよりは、お互いの距離感がうまくつかめない子ども同士の、
からかいや、ちょっとした嫌がらせ程度のことがほとんどです。
だからこそ、この初期の段階でお母さんがお子さんの変化に気づいてあげることが、ものすごく大事になります。
もしお子さんから「学校で嫌なことを言われた、された」というお話を聞いたら、ぜひお家でこのように伝えてあげてください。
「嫌なことをされたら、相手の目をまっすぐ見て、大きな声で『やめて!』『嫌だ!』ってはっきり言っていいんだよ」と。
おとなしくて優しい子ほど、嫌なことをされてもぐっと我慢してしまったり、うつむいて黙り込んでしまったりしがちです。
しかし、何も言わずにいると、相手は「これくらいやっても怒らないんだ」「嫌がっていないんだ」と誤解してしまい、
そのちょっかいがだんだんとエスカレートして、強い攻撃に変わってしまうことがあるのです。
自分の心を守るために、嫌なことにははっきりと意思表示をしていいのだということ。
今がそれを教える本当に大切な時期ですので、ぜひお家で声をかけて、時には「やめてって言ってみて?」と練習をして、
お子さんの背中を押してあげてほしいと思います。
(中学1年生のお子さん)
そして最後に、小学校から中学校へと上がったお子さんたちについてです。
実は、中学生のお子さんたちの間でも、全く同じような「心と体の危機」が起きています。
中学生になると、小学校の頃とは勉強の質も量もガラリと変わります。
教科ごとに先生が変わり、毎日の授業のスピードも速くなり、やがてやってくる定期テストのプレッシャーも少しずつ感じ始める頃です。
さらに、多くの学校で部活動が本格的に始まりますよね。
先輩後輩という新しい人間関係の中で気を使い、クタクタになるまで体を動かして帰ってくる。
この部活動による体力的な負担というのは、新中学1年生にとって想像を絶するほど大変なものです。
これまでは元気に学校へ行っていた子が、GWを過ぎたあたりから急に朝起きられなくなったり、
口数が減って部屋に閉じこもりがちになったり、イライラをぶつけてきたりすることがあります。
思春期の入り口も重なるため、お母さんとしては「反抗期が来たのかしら」「学校で行き詰まっているのでは」とハラハラしてしまうかもしれません。
ですが、中学生のお子さんも、基本的には新入園児や新小学1年生と同じなのです。
新しい環境に適応しようと必死に気を張り詰め、限界まで頑張ってきた疲れが、この5月にどっと出ているだけであることがほとんどです。
中学生のお子さんに対してお母さんができる一番のサポートは、家を「一番ホッとできる安全基地」にしてあげることです。
家に帰ってきたら、勉強や部活の成果を急かすのではなく、まずは温かいご飯とお風呂を用意して、ゆっくり休ませてあげてください。
反抗的な態度をとったとしても、それは心の余裕がないサインですから、正面からぶつからずに「お疲れ様」という気持ちで見守ってあげましょう。
もしお子さんの方から学校の話をしてきたら、批判やアドバイスを挟まずに、ただ「そうなんだ、大変だったね」と聴いてあげるだけで、子どもたちの心のトゲは驚くほど丸くなっていきます。
小さな園児さんも、少しお兄さんお姉さんになった小学生も、そして大人びて見えてもまだ繊細な中学生も、みんな新しい世界で自分の足で立とうと、健気に一生懸命がんばっています。
お母さん、完璧を目指さなくて大丈夫ですよ。
子どもたちが外で頑張っている分、お家の中だけは、少し生活の手を抜いてでも、みんなでゴロゴロして笑顔で過ごせる時間を大切にしてくださいね。
お母さんの優しい笑顔こそが、子どもたちが明日からまた一歩を踏み出すための、一番のエネルギー源になります。
長男が暴力的
これは、以前、長野県ランチ会で、お伺いした内容なのですが、掲載のご許可をいただいたのでご紹介しますね。
小学校4年生の男の子の「怒りっぽい」「暴力的」という相談だったのですが、こんな内容でした。
例えば、本人が熱中して工作をしている。
そのうちに食事の時間がきて、お母さんが「もうご飯だから、キリのいいところでご飯にしましょう」と言うと、「まだ食べない!」という。
お母さんだって「温かいうちに食べて欲しい」と思っているけど、本人が今やっていることを中断したくないのなら・・・と、
「じゃあ、お母さんたちは先に食べてるからね」と言うと、「それは嫌だ!」と怒り出す。
「もう、どうしたらいいんだろう?」というお悩みでした。
お話をお聞きすると、お母さんの言い方も結構きつかったようで「私の言い方が悪かったかも・・・」ともおっしゃっていました。
その後、もう少し深く聞いてみると、息子さんがただ暴れた・・・というよりも、
息子さん自身もここのところ、うまくいかないことが続いていて親子ともに少しイライラしていたタイミングだったかもしれません。
お母さんご本人も「うちはパピーさんが言う『秩序』がしっかりできていないと思います」とも言われていましたが、
こういう「ちょっとまずいな」と感じた時が、その『秩序』を正す、タイミングなんですね。
今、息子さんは小学校3年生から4年生になったばかりです。
この時期って体も大きくなり、腕力でもお母さんを上回り、お母さんでは「手に負えない」時期になりつつあります。
ですが、この時点はそろそろギリギリでもあり、これがあと半年、1年経ったら、完全に『親が言い聞かせられない』時期に突入してしまいます。
そうなると、子どもは自分の意見を通すために、さらに暴力を振るってきたり、「暴れるぞ」「殴るぞ」という恐怖で親を従わせよう!としてしまうようになるんですね。
でも今は、まだ(子どもにとっては)実験段階で「こう言ったら親はどういう態度を見せるだろう?」
「こんな態度をとったら親はなんと言うだろう」というテストをしている時期なんです。
「子どもに厳しい態度をとったら・・・」と思うかもしれませんが、今きちんと線引きをしないと、今後は本当に危険な状態にもなるので、
親として毅然とした態度で臨んで欲しい、とお願いしました。
その方法は「二者択一」です。
例えば食事であれば「今、食べるのであれば食べなさい」でも「今、食べないのであればあとで冷えた食事を食べなさい」です。
それで「怒り出す」としても、「どちらかを自分で選びなさい!」「なんでも自分の思い通りになるわけじゃない!」という態度を明確に示す。ということなんです。
ただ、お子さんが「荒れてるな」って感じた時、少し思い返して見て欲しいのですが、それは「3対2の法則」をやっているかな?ということ。
「3対2の法則」とは、「認める・褒める・包む」を始め、お子さんの良さを伝える「肯定の言葉」が3。「叱責・命令・小言・注意・嫌味」などの「否定の言葉」が2になっているか?
要は、少しだけ「肯定の言葉が多い」ということがミソなのですが、子どもに問題がある時、多くの場合、「否定の言葉」が上回っていることが多いんですね。
そうなると「どうせ俺なんて」とか「いつも自分ばっかり叱られる」「俺は嫌われている」と思ってしまうので、悪い方、悪い方に向かってしまうんです。
まずそれを正してもらった上で「ダメなものはダメ!」とはっきり線引きをすることが大事で、その時には、毅然とした態度を見せる、ということなんですね。
でも、息子さんはお母さんに甘えてくることもある、ということなので、今の段階なら、
「自分がお母さんを怒らせてしまった。僕はお母さんに嫌われてしまうかもしれない・・・」と感じさせることが抑止力になることもあります。
なので今のうちに、明確なボーダーラインと、毅然とした態度を表し、ご主人と共に貫いてほしいことをお伝えしました。
多分、早い段階で嬉しいご報告をいただけるんじゃないかな〜?と期待しています(^^)。
いじめ勉強会の様子
最後は、5月16日(土)に開催したZoomでの「子育て勉強会」の様子についてお話ししますね。
この勉強会は、月に1回程度のペースで不定期に開催し、InstagramのLINEに登録してくださっているママたちへ「これだけは知っておいてほしい」というテーマをお伝えしています。
5月のテーマは「いじめ」でした。
いじめはある日突然起きるものではなく、ちょうど今の時期、子どもたちが相手との距離感をつかむための「からかい」や「ちょっかい」が発端となります。
嫌なことをされた時に我慢して萎縮してしまうと、相手は「この子は自分より弱い」と感じ、そこに「ヒエラルキーの差(力関係の差)」が生じます。
これが、強い者が弱い者を攻撃するという、いじめの原型なんですね。
勉強会では、こうした心の仕組みや具体的な解決法をお話ししました。
30分程でしたが非常に手応えがあり、今回は100名以上の方がビデオ視聴を希望されました。
以前からお伝えしている通り、いじめ問題に関しては、お子さんが「自分で自分を守れる子」になれるような本格的な講座を作っています。
一人でも多くの方にいじめの不安から解放されてほしいと思い、今後はSNSに加え、YouTubeを「いじめ専門チャンネル」に変更していく予定です。
今回の勉強会は、その布石でもあります。
講座は現在作成中(3/4ぐらい完成)なので、今回は「先行予約」としましたが、会員さんには半額でお届けする予定ですので、もうしばらくお待ちくださいね。
いじめの原因はすべてヒエラルキーの差にあるため、その克服法を知ることは、将来社会に出た時にパワハラや理不尽な対応から自分を守ることにも繋がります。
また、より手軽に学べる無料のメール講座も準備しました。
「いじめは世の中からなくならない」という前提に立ち、いじめの根底にはヒエラルキーの差があると知ること。
そして、問題が大きくなる前の初期段階で対処すれば決して解決は難しくないこと。
こうした基本知識をあらかじめ持っているだけで、お母さんの対応はガラリと変わります。
まさに「知っているか知らないかの大違い」を実感していただけるはずです。
もちろん、現在いじめで辛い思いをされている方には、個別サポートで解決を目指す枠組みも用意しています。
準備が整い次第お知らせしますので、必要な方はぜひご活用くださいね。完成段階でまた、アナウンスさせていただきます。
それでは、いつものようにお知らせをして終わりにしますね。
お知らせ
(1)2026年ランチ会は下記のようになります。
1度ランチ会に参加した人も参加してくださってOKです。
その方が多方面で仲間が増えますからね♪
6月 茨城県ランチ会
7月 滋賀県ランチ会
8月 千葉県ランチ会
9月 山梨県ランチ会
10月 大阪府ランチ会
11月 愛媛県ランチ会
参加ご希望はパピーいしがみまで。
age18_jp@yahoo.co.jp
(2)藤川理論(分子栄養学)コミュニティ
(会員さんなら誰でも参加できます)
メール送信先:age18_jp@yahoo.co.jp
今日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
では、また来週お会いしましょう(^^)
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子ども達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。














