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第238号 いじめる子供の母のつらさ 2

こんばんは。パピーいしがみです。前回のメルマガでは、『いじめる子供の母のつらさ』という題で、“いじめられる子”ではなく、“いじめる子”のお母さんのお悩みについてお話しましたね。

そして、メルマガをお読みの皆さんに、「もし、あなただったら、どうされますか?」というご質問をさせて頂きました。

その後、ぞくぞくと「私だったら・・・」というお考えや思い、などを寄せて頂いています。ありがとうございます。

中には、ha-ru さんへのねぎらいや感謝の言葉もありました。本当に皆さんのお心遣い、そして真摯な姿勢、嬉しく思います。ありがとうございます。

ちなみに前回のメルマガを読みたいと思われる方はコチラをどうぞ。https://www.age18.jp/back237.html

さて、そこで、今回は、ha-ru さんから頂いたご報告の一部をお話するのですが、その前に、すでに2年前に同じような経験をされていた会員さんからメールを頂いて、

「紹介して下さっても結構ですよ」と言って頂いたので、そちらを先に紹介しますね。ご紹介くださるのは、ゆっちゃんさんです。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。ご無沙汰しております。ゆっちゃんです。今回のメルマガ『いじめる子供の母のつらさ』は2年前の私を思い出しました。

私が講座を始めるきっかけも ha-ru さんと同じ理由で始めました。

“うちの子供は小学校4年生の男の子(T雄とします)です。小さく生まれてきましたので、今も身長も低く、いつまでも幼稚園児のように可愛らしい少年。と、私は思っていたのです。”(いっしょ、いっしょ!)

“もう、ガーンです。『嘘って???!!!!!』それじゃー、「お母さん、俺らもういじめてないで」って、キラキラした目で、天使の様な顔で言ってたのも、嘘??”(いっしょ、いっしょ!)

思わずパピーさんに初めて送ったメールを読み返しました。

事件は何とかおさまっていたので、パピーさんにその時相談した内容は違っていたけれど、講座を始めた理由はまさに同じで、

“私は現在3年生(8つ)の男の子が1人います。私がパピーさんの講座を受講するきっかけとなったのはイジメへと発展するような事に子供が荷担し、尚且つその事に「自分は可愛そうだったから助けていた」と嘘をついていたからでした。

私は我が子が言う事を信じていました。だから、とても・・・とてもショックでした。”
こんな風に書いて送っていました。

あの時私はどうしたかな?と考えました。子供が下校してから家に着く前に先生から電話があり我が子が嘘をついていた事を知りました。

すぐに主人に電話し、先方に謝りに行く為に帰って来てもらう事になりました。(前日からの流れで、主人にはどうしても一緒に行ってもらわなくてはならなかったのです。)

暫くして子供が帰って来ました。いつもの様に、普通に「ただいま」と言って。子供は事態を全然分かっていない様…

私は先生から電話があった事を話しました。話しました・・・、と言っても話している時の私は、かなり取り乱していたと思います。

向かい合って床に座り、子供の両腕をギュッと掴み、やった事以上に嘘をついて逃げた事が何よりもショックであり、どんなにいけない事だったか号泣しながら話しました。

子供も事態をやっと把握してきたようで、父親がその為に帰って来る事を知るとワンワン泣いていました。

主人が帰って来ると3人で謝りに行きました。前日までは怒り心頭の先方のお父さんで、電話口で子供にも容赦なく怒鳴っておられました(それはもう本当にすごかったのです)が、伺ったその日は落ち着いておられました。

3人、土下座して謝りました。先方のお母さんが、「○○くん、見てみ、お母さん。ずっと泣いとるよ。お母さんを泣かす様な事は絶対したらいけん。」と言ってくれました。

何かやってしまって嘘をついたら、何かやってしまった以上に悪い事であり、大変な事にもなると、身をもって体験したからか、それ以来正直に話してくれる様になりました。

それは、それは、何でも正直にやってしまった事を話すのでこちらの方が「それって黙っておけば分からないのに、本当に正直に話してくれてありがと」って思わず言ってしまう程です。

パピーさんの講座を始める前にあった事件なので今だと、もしかしたら取り乱す事もなく、落ち着いて子供に話が出来たかも分かりませんし、おそらく子供にもどうしたら良いか考えさせていただろうとも思います。

でもこの事件があったからこそ、良い方向に向かえたと思いますし、パピーさんの講座を受けようと思ったのは間違いありません。

その時の担任の先生も、「あの事件はなるべくしてなったのかも分かりませんね。」と言われて3学期を終りました。

「ああしろ! こうしろ!」と言った時、その時子供は言う事を聞いたとしてもそれは言う事を聞いたに過ぎないのであって、やはり同じ事を繰り返したり、分かってなかったりするのかなと思います。

アドバイスはしつつも子供自身に考えさせて行動させる事が大事なのかなと今は思います。長々と書きましたが件名の【私だったら】ではなくて【私の時は】になってしまって申し訳ありません。以上、体験談でした (^^ゞ

ココまで・・・

ゆっちゃんさん、貴重なお話をありがとうございます。私は、こんな話をする事があります。

針金は、まがりっぱな(まがった瞬間)を直すと、すぐに元にもどりますが、曲がってしまってからでは、なかなか直りにくいんです。

同じように、「子供が道をそれたな?」と思った瞬間に修正をして上げると、すぐに元に戻るんですよ。って。

ゆっちゃんさんの子供さんの場合、それこそ“まがりっぱな”だったんですね。そして、相手のお父さんが猛烈に子供を叱ってくれた事。

お母さんの泣く姿、お父さんの土下座をする姿を見て、かなりの衝撃を受けたはずだと思うのです。『自分がした事がこれほどいけないことだったんだ!』って気づいたのです。

『自分で気づいた』ここがものすごく大切な部分なのですね。このようにも書かれていました。

“「ああしろ! こうしろ!」と言った時、その時子供は言う事を聞いたとしても、それは言う事を聞いたに過ぎないのであって、やはり同じ事を繰り返したり、分かってなかったりするのかなと思います。”

ゆっちゃんさんは、もうこの講座を学ばれて2年近くになりますし、こうした実体験から培った言葉で、とっても重みがありますね。

さあ、ココで、考えてみましょう。ha-ru さんの場合はどうでしたでしょうか?ha-ru さんのお子さんは、1年前も同じ問題があったのでしたね。

その時も、ちゃんとお母さんに諭されている。「もうしない」、と約束をしていたのでしたね。でも、実際は違った。

さて、ココから ha-ru さんのご報告の一部を紹介するのですが、全文をお話しするのは、ちょっとプライバシーの問題もあり、又、相手さんのこともありますので、省略させて頂きますが、

私が「あ?!、これはかなりの荒療治が必要だ」と私が思った部分だけ記載しますと、そこにはこうあったのです。

ココから・・・

この件があって、私はT雄に「一緒に謝りに行こう」と言ったのですが、これがまた、釈然としない態度なんです。俺はやってない!とでも言いいたげな、「ええ~~」って、感じなんです。

T雄の考えてる事が全然分からないんです。

ココまで・・・

これを読んで、私は、「こりゃいかん!」と思いました。すでに2度目、そして、T雄君は事態が分かっていない。

そして、もうすでに“まがりっぱな”を過ぎてかなり曲がっている状態だったからです。私にとっても「緊急事態」だったのですね。

直ぐにでも対処をしなくちゃ!とかなり厳しい内容のメールを送ったのです。(他にお返事を待っている方を差し置いて(すみません))

ただ、心配だったのは、ha-ru さんは、講座を初めてまだ1週間。

私からの、あまりの激しい返答で、「萎縮されないか?」「落ち込んだりはしないだろうか?」と躊躇したのでした。でも、T雄君はすでに10歳。事を起こすには早い方がいい。

そして今がそのチャンスだとしたら、「後のフォローは、コチラからしよう!」そう思って意を決して送付したのでした。

その内容は次回にご紹介しますが、相当に、厳しい内容で、受けた ha-ru さんも、かなりきつかったと思います。でも、結果はオーライでした。

ha-ru さんはとても前向きな方で、私の厳しい言葉もキチンと受け止めてくださり、子供達にも真剣に話し、事態は改善されていると感じます。

T雄君は「どうせ俺は・・・」というのが口癖だったそうです。やはり、自分に自信がなかったのでしょうね。でも、今は、「俺って結構・・・いいんじゃない?」ってお母さんに言っているそうです。

お母さんがピンポイントでT雄くんの良さを、ちゃんと認め、褒めてくれるので、T雄くんは、自分が気がつかなかった『自分の良さ』に、だんだん気づいてきたみたいです。

いろんな事も、やる気を持って積極的に取り組むようになってきたようなのです。

それを聞いて私は、「これからグーンと伸びますよ」とお話ししました。私もとっても楽しみにしています。

さて、話が長くなってしまいましたが、最後にこれだけお話させてください。

いじめる子、いじめられる子。どちらがいい、悪い、ではないんですね。特に「いじめる子」=「いけない子」、ではないんです。

喜ぶこと、笑う事、悲しむ事、怒る事、守る事、戦う事、言葉にする事、受け入れる事。大切なそれらを学ぶ上で、誰もが失敗します。いえ、失敗する事で学ぶのです。

だから失敗しなくちゃいけません。いじめは、その1つの失敗例でしかないのです。だから、起りうるし、起ってもいいのです。

それが起った時、失敗した時、その失敗の大きさをちゃんと教えて、『自分で気づく』ようにしてあげる。ただそれだけ!なんですね。

だから、私達は「いじめをさせない」のではなく、“いじめを子供が起こした時の対処”“まがりっぱなを修正する事”を先に考えなくてはならないのです。

そして、もちろん、失敗は誰もがあるのですから、いじめという失敗をしてしまった子が「あ~、失敗しちゃった」「もう、やっちゃ、いけないな!」って気がついてくれたのなら、

いつでも温かく、今までと同じように受け入れて欲しいのですね。絶対に『あいつは悪者』なんていうレッテルを貼って欲しくないのです。

特に“猜疑心を持って子供に接する”とか、“常に見張る”とか、絶対にして欲しくないのです。間違いは誰でもある。その間違いを早く見つけて、的確に教えてあげる。それだけなんですよ。

そういう意味では、T雄君、もう復活したみたい。A子ちゃんも元気を取り戻したようです。そして、ha-ru さんも立派。色眼鏡で見ることなく、ちゃんと褒めて、認めて下さっています。

うん。T雄君は大丈夫。これからどんどん伸びますよ~!今後が楽しみです。新たな報告、楽しみに待ってまーす!

「認める」「褒める」「包む」にご興味のある方は

コチラをお読みください。

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