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第296号 お兄ちゃんの成長 

こんばんは。パピーいしがみです。今日メルマガにご紹介させて頂くのは、ぽちっとなさんです。

ぽちっとなさんは男の子2人兄弟。

上の子は、どちらかというと繊細。下の子は、どちらかというと自由奔放。もうトラブルが沢山あったみたいです。

でも、ぽちっとなさんは、悩みながらもいろいろと自分なりに工夫をされる方で、いろいろ努力をされたんですね。

その中でも「聞く」という事に重点を置かれていたように感じます。

何かをする、アクションを起こす、というより、必要な時に「包む」それをしてくださったように感じるのですね。

「包む」というのは「安心できる環境を整える」という事です。

子供達が凹んだ時、お母さんが暖かく包んでくれると、疲れた心も体も元気になります。

子供達を見て、そして必要な時に包む。それで十分だな~、と思ったメールでした。

内容がちょっと長いので、重要な所だけピックアップしました。

とっても参考になると思います。

ココから・・(今年の春に頂いたメールです)・・

新学期が始まって、お兄ちゃんは小学2年生になりました。

仲の良い子とはクラスが離れてしまったこともショックだった、とは思いますが、環境の変化にとても敏感な子なので、

「これを乗り越えて強くなるチャンスなんだ、気持ちのサポートはするからね」という気持ちで私も構えていました。

学校が始まって1週間ぐらいして、目をパチパチさせるチックが始まり、不安定になってきているなと感じました。私にべたべたすることも増えました。

帰ってきてからは、できるだけ刺激をしないように、穏やかでいられるようにと、細かいことを言わず見守っていたつもりです。

べたべたして来たときも拒否をせず、膝に据わらせたり、くすぐりごっこをしたり、肩車やおんぶをしたりスキンシップを心がけました。

また1週間ぐらいして、チックはなくなりましたが、今週になって、弱っている感じがするのです。

弟がちょっと気にくわない言動をしたり、自分の思うとおりにならないと、弟を責めたり、父親を責めたり。それが毎日のように繰り返されています。

そして、「変な感じがする」というのです。

以前、幼稚園へ行かれなくなったときにもその言葉がありました。モヤモヤした気持ちがあるのだと思います。

昨晩、それが爆発しました。

2ヶ月に1度くらい爆発するのですが、昨晩も久しぶりに爆発しました。

お風呂に入ろうとしていた時、先に入っていた弟がまだ脱ぎかけの兄にお湯を掛けてしまったんです。わざとじゃなく、たまたまなんですよ。

兄「俺がまだ入っていないのにお湯をかけた!謝って!」

弟「・・・」

兄「謝れよ!」

弟「俺より、お前が謝れ!」

― この言葉でキレタ兄

兄「もう許さない!いつもいつも○○(弟の名)のせいで嫌なことばかり」

「○○のせいで、全てが台無しだ。○○のせいで学校も行きたくなくなる」

「○○がいるから嫌な気持ちばっかりだ」

― 弟が兄を叩く

― 兄が叩き返し、怒りはさらに爆発。

― 弟は泣き出し、私にしがみつく。

― 兄は怒りが収まらず、物(やわらかいもの)を弟に投げつける。

― 何度も投げつけるので、「泣いている子にやりすぎだ」と私が注意する。

兄「謝って!」

弟「・・・」(しらんぷりする)

兄 怒りが収まらない

私「お兄ちゃんはお湯がかかって嫌だったんだって。○○はわざとじゃなかったんだよね。

お兄ちゃんに謝れって言ったことも間違って言ったかもしれないけど、それもお兄ちゃんは嫌だったんだって。だから、そのことは謝ろうね。お母さんも一緒に謝るからね」

弟「ごめんね」(私も一緒にごめんねと言う)

兄「許さない」

私「謝れてえらかったね」と弟を褒める。

怒りが収まらない兄はそれからも弟を責め続けます。

兄「どうせ、僕の気持ちなんか誰にもわからないんだ!」(物を投げる)

私「そういうの(物を投げる)はお母さん好きじゃない。ちゃんと話を聞くよ。」

私は弟をパジャマに着替えさせ、ちょうど父親が帰ってきたので「お父さんに歯磨きしてもらおうね」と言って、弟を離れさせ、私とお兄ちゃん二人で別室へ行きました。

私「○○は我儘なところとか、とんちんかんな事を言うことがあるから△△(兄の名)は嫌な思いすることあるよね。お兄ちゃんだから我慢することもあるし、嫌なこともあるよね」

兄「嫌なことばかりで、真っ暗な感じがする。もう我慢するの嫌だ」

私「我慢しなくていいよ。お母さんいつでも聞くからね。出口のないトンネルはないんだよ。お母さんも長いトンネル抜けたことたくさんあるからわかるんだよ」

兄「○○なんていなければよかった。○○が生まれる前の方が楽しかった」

自己肯定感が低くなっていると感じたので、パピーさんのおっしゃっていたのを思い出して

私「なぜ○○(弟)を生もうと思ったかわかる?△△(兄)が生まれたときお父さんもお母さんもものすごーく嬉しかったの。

△△が生まれてきてくれたから、家族ができたんだよ。△△のおかげだね。

お父さんもお母さんも家族が一番大事なんだ。だから、○○を産んで、家族を増やしたいなと思ったんだよ」

この言葉でお兄ちゃんの表情が和らぎました。そして、私も自然と涙が出ていました。

それに気がついた兄は、

兄「これ何?泣いてるの?」

私「そうだよ。△△のことが大好きなんだ」

やっと落ち着いて寝ました。その時には、弟はすでに父親に寝かしつけられていました。

( 後 略 )

・・・その後頂いたメールです・・・

ご無沙汰しています。こんにちは。ぽちっとなです。

以前、返信のメールをいただいて、そのままになっていました。余裕がなく、思いつめていた私。

兄弟なんだから、喧嘩は当たり前ですよね。

男の子なんだから、取っ組み合いするくらいじゃなきゃという気持ちはあります。ただ、兄が一方的に。。。というのが気になっていたんです。

でも、パピーさんの言葉にはっとさせられました。

“へこんだり、はしゃいだり、喜怒哀楽って必ずあるし、できない事ができるようになったり、辛い事を乗り越えたときに成長があるのであって、やったりやられたり・・・男の子はそれでいいと思いますが・・・”

そうなんですよね。兄弟喧嘩に右往左往して、親が口出しをするから、兄もストレスが溜まり、余計に兄が弟にあたる、という悪循環にあったと思います。

当たり前のことなんだ・・・と思うようになってから、兄弟喧嘩には口を出さないことにしました。

私のできることは、包むこと、褒めること、認めること。

★兄が弟に優しくした時はすぐ褒める

★二人が仲良くしている時は嬉しいと伝える

★喧嘩して弟が泣きついてきたときには、抱きしめてあげる

★兄が弟のことでいらいらして訴えてきた時には話を聞いてあげる

そうしているうちに、兄がとても穏やかになったんです。弟の面倒をよく見るようになりました。

弟は以前、兄を怖がって、兄に怯えていた感じのところがあったのですが自分を主張することが少しできるようになりました。

また、兄をたてるところも・・・。

・・・そしてこの秋、頂いたメールです・・・

こんばんは!ぽちっとなです。今日は、嬉しい事があったので、パピーさんに報告したくて、メールしちゃいます。

我が家の2週連続の運動会が終わりました。先週はお兄ちゃんの小学校。今日は弟の幼稚園の運動会でした。

先週の小学校の運動会は土日とも雨で延期になり、月曜日になった為、父親は仕事で見に行けなかったので、お兄ちゃんはしょんぼりしていました。

「お父さんに見て欲しかった・・・」と寂しそうでした。

今日の幼稚園の運動会は快晴。もちろん、お父さんも揃って見に行けました。

弟は、親子競技は「お父さんと一緒にでる~」と上機嫌。朝からのりのりでした。

今までなら、そんな弟にヤキモチをやいていたお兄ちゃんでしたが、今日は全然違ったのです。

幼稚園の運動会が始まって、一番最初が年中さんのかけっこ。家を出る時、お兄ちゃんが「いいか、腕をいっぱい振るんだぞ!」とアドバイスをしていました。

いよいよ、弟の出番。しっかり前を向いて、お兄ちゃんのアドバイスどおり、腕をいっぱい振って一生懸命走り出しました。

圧倒的速さで1番にテープを切りました!!

私も主人も足は遅いほうで、お兄ちゃんも真ん中ぐらい。まさか、1番になるとは思っていなかったので、びっくりしました。

弟が走り終えた後、お兄ちゃんは「○○(弟の名前)早かったね!」と嬉しそうでした。

お兄ちゃんはヤキモチをやくどころか、一日しっかり応援してくれたのです。

( 後 略 )

ココまで・・・

ぽちっとなさん、メルマガ紹介のご許可、ありがとうございます。春から秋に掛けてのお兄ちゃんの様子をご紹介させて頂きました。

この間に、私がお返事したのは1回?だったと思います。

それもあまり大したアドバイスでもなく・・・。でも、お兄ちゃんと弟さんは、お互いにお互いを認めている・・・。

って感じませんか?

変化の最初は、お風呂で始まった兄弟ゲンカの後、ぽちっとなさんが別室で、お兄ちゃんにお話した内容。

「なぜ○○(弟)を生もうと思ったかわかる?△△(兄)が生まれたときお父さんもお母さんも、ものすごーく嬉しかったの。

△△が生まれてきてくれたから、家族ができたんだよ。△△のおかげだね。

お父さんもお母さんも家族が一番大事なんだ。だから、○○を産んで、家族を増やしたいなと思ったんだよ」

この言葉でお兄ちゃんの表情が和らぎました。そして、私も自然と涙が出ていました。

それに気がついた兄は、「これ何?泣いてるの?」「そうだよ。△△のことが大好きなんだ」

・・・と、このあたりからだと思うのですね。

私は、子育ては「テクニック」ではないですよ。「考え方ですよ」とよく言いますが、

コチラから何かアクションを起こすのではなく、ある意味地味な「聞く」とか「包む」を続けることによってこういう変化が現れてくる事を教えてもらうと、本当に「テクニックではないな~」と感じます。

子供達も私達と同じ『心・感情・思い』を持っています。

子供達が心が揺れる時って、やっぱり、親の『思いが表れる時』なんじゃないかな?って思います。

(でも、その『思いを表す』っていうのがなかなか難しいんですけどね・・・(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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