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第443号 アドバイスという名の「指摘」

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のタイトルは“アドバイスという名の「指摘」”です。

多分、多くの方が経験した事があるのでは?と思います。

例えば、フラワーアレンジメントの作品を作って、誰かに「どう?」と聞いてみた時に、「ここをこうしたらもっといいんじゃない?」と言われて、ガッカリしたり、「聞くんじゃなかった」と思ったり・・・。

ご経験はありませんか?(^^)私はよくあります(笑)。

そして、私たちがそんな体験しているのと同じように、知らず知らずのうちに私達自身も、子供達に対してやっている、という場合が多々あるんです。

特に、ピアノの上手なお母さん。

子供さんがピアノを弾いている傍で、「もっと、ああしたら」「もっと、こうしたら」とやっていることって無いですか?

最初は上機嫌で弾いていた子供が、徐々に不機嫌になったり、やる気を無くしたり・・・。

習い事だけじゃなくて、生活のさまざまな面でも、「もっと、ああしたら」「もっと、こうしたら」って言っちゃう事もありますよね。

そして、子供がふてくされたり、なげやりになるのを見て、「どうしてこの子は、すぐこうなっちゃうんだろう?」なんて思ったり・・・(^^)

もしかしたら、いろんな場面でこんなこと。私たちは、しているのかもしれません(^^)

それでは早速ご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは!さとこです。

さて、今日はご相談があり、メールいたしました。ピアノの練習のことです。

娘は、自分がうまく弾けている時には、「上手にできたよ!」というのですが、間違っていたり、娘自身が「うまくできなかった」と思う時には、私に「うまくできた?」と必ず聞いてくるんです。

そのたびに、私は「よく頑張っているよ」とか「途中までとっても上手にできたね。」などと出来る限り褒めた後に、「○○したら、もっと良くなると思うよ^^」とアドバイスするようにしています。

でも、娘は、自分がうまく弾けていないことを自分で認識していることもあり、その答えでは納得できないのか「それって、うまく弾けなかったってこと?!」と毎回、怒り気味で言ってきます。

こういう時には、どう言ったら良いのでしょうか?

私は、結果がすべてではないことを伝えたくて、「最後まで練習をやり遂げられるのはえらいよ。だから、とっても上手になったね。

しかも、1日も休まず毎朝やっている。これはすごいことなんだよ^^本当に頑張っているね^^」と、頑張っていることも褒めるようにしています。

でも、私は、どうも説教っぽく話してしまうらしく、うっとうしがられるのか、ちゃんと話を聞いてもらえていないようです。

ピアノの練習以外のときでも、いろいろな時にも、長所をみつけて、褒めるようにしています。

保育所の話をしてくれたときには、話してくれたことに対して「ありがとう」や「嬉しい」という気持ちを伝えているし、

挨拶や片付けなど「出来て当たり前」のことでも褒めるように心がけています。

でも、最近は、何の話をしていても、話をさえぎられたり、話し終わる前にどこかへ言ってしまうことが多く、どういったら、最後まで話を聞いてくれるのかわかりません。

今回の相談は下記の通りです。

1.

娘がピアノの曲をうまく弾けなかったとき、どう褒めたりアドバイスしたら良いのでしょうか?

アドバイスをすると余計に機嫌が悪くなるということは、娘の中で悪かったことがわかっているのに、私から再度指摘されて、いやな思いをしているということなのでしょうか?

(実は、アドバイスされること自体がイヤなのか?!)

それとも、私が褒めるポイントと、娘が褒めてほしいポイントが、ずれているということなのでしょうか?

娘は、「○○できてすごい」「えらい」「頑張っているね」などの言葉だけでなく、「(ピアノの場合なら)曲を聞かせてくれてありがとう^^」と言った、

“自分のやったことで、自分以外の誰かが喜ぶ”という気持ちを満たしたいのでしょうか?

そう考えると、私が褒めるポイントと、娘がかけてほしい言葉がずれているから、私の言葉を受け止めてくれないような気がするのですが。。。

2.

話をさえぎったり、聞いてもらえないのは、娘からすると、親(私)が娘の話をちゃんときいていない、と思っているからなのでしょうか?

(娘の話を聞くようには心がけているのですが。。。)

それとも、私の話がわかりにくいから、聞きたくないということなのでしょうか?

今回も長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

何か、アドバイス等いただければ、嬉しく思います。

よろしくお願いします。

ココまで・・・

どうでしょうね?

「うん、あるある・・・!!」そんな声が聞こえてきそうですね。

そこで、わたしはこんな風にお返事をしました。

ココから・・・

さとこさん、こんにちは。パピーいしがみです。

さとこさんは、「嘘」をつくのはキライですか?

常に正しい事、嘘のない事を伝えなければいけない!とお思いですか?

なぜ、こんな事を聞いたのか?と言いますと、

こうあったからです。

“娘は、自分がうまく弾けている時には、「上手にできたよ!」というのですが、 間違っていたり、娘自身が「うまくできなかった」と思う時には、私に「うまくできた?」と必ず聞いてくるんです。

そのたびに、私は「よく頑張っているよ」とか「途中までとっても上手にできたね。」などと出来る限り褒めた後に、「○○したら、もっと良くなると思うよ^^」とアドバイスするようにしています。”

それは、とても正直だし、正しいと思います。

ですが、やっぱり、「途中まで」とか「こうしたら・・・」という言葉が後からついてくると、結局、その言葉を受ける方にとっては、「否定された」と感じちゃうんです。

子供さんは、自分で不安になって聞いてくるのですから、嘘でも良いじゃないですか?

「うん、とっても上手だったよ♪」と言って上げれば・・・。と私は思うのです。

間違いがあっても「私は気がつかなかったけど・・・?」で良いと思うのです。(すでに自分で解っているのですから・・・)

これが、1.のお返事です。

そして、それに合わせて2.の質問、

“話をさえぎったり、聞いてもらえないのは、娘からすると、私が娘の話をちゃんときいていない、と思っているからなのでしょうか?

それとも、私の話がわかりにくいから、聞きたくないということなのでしょうか?”

これは、1.に加えて・・・なのですが、「アドバイス」って聞きたい人には嬉しいのですが、聞きたくない人にとっては雑音です。

それが増えてくると「あ~、もういいよ、黙ってて」になります。

そして、それを通り越してしまうと否定された気持ちになって、「そんなに言うなら、やりたくない」になるんですね。(この時は、もうかなり不機嫌なはずです)

又、こう書かれてもいましたね。

“保育所の話をしてくれたときには、話してくれたことに対し「ありがとう」や「嬉しい」という気持ちを伝えているし、挨拶や片付けなど出来て当たり前のことでも褒めるように心がけています。”

これって、もしかして、過剰なのかもしれません。又は、上から目線だったりしませんか?

もし、娘さんが話をさえぎったり、聴く耳を持たない、と感じたら、ちょっと「上から物を言っていないかな?」

「褒めるを意識しすぎて過剰になってないかな?」って、お考えになってみたらいかがでしょう?

「アドバイス」をするって、される方は、どうしても上から言われているような、自分が見下されているような気持ちがするんですね。

もしかしたら、気付かずにしているのかもしれませんよ(^^)

ココまで・・・

そして、すぐにお返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんばんは!さとこです。

メールのお返事、どうもありがとうございました。

“さとこさんは、「嘘」をつくのはキライですか?常に正しい事、嘘のない事を伝えなければいけない!とお思いですか?”

パピーさんの仰るとおり、正直、うそをつくのが嫌いだし、苦手です。正しいことを伝えなければならない、とも思ってしまいます。

だからつい、褒めておきながら、最後は否定するような言葉かけをしていたと思います。

それと、褒めることにしても、子供の話を聞くことにしても、私は過剰にやりすぎていたかもしれません。

極端な言い方ですが「褒めることが良い」と言われれば、ご飯を一口食べただけでも、褒めてしまう位、過剰に褒めてしまうんです。

加えて、褒めるところを探そうとして、今思えば、まるで詮索するかのように「今日は誰と何をしたのかな?」と必ずきいていました。

(これでは、娘が話をしたがらなくなるはずですよね・・・)

ピアノのことにしては、どうしても、欠点が気になってしまい、「褒めてからならば、指摘した点を直してくれる」と勝手に思ってました。

心のどこかで、「私は、これだけ褒めているのだから、私の話ならば、耳を傾けてくれる」と思い違いをしていたかもしれません。

「○○すると良い」といわれると、徹底してやりたくなってしまう・・・

これは、娘のためではなく、単なる自分の自己満足ために娘を利用しているようなものですよね。

それに、正しいことをしているからといって、それが娘の自信をうばう結果となるならば、本末転倒ですね。「自信をもつ」ことを目標にしているわけですから。

“「アドバイス」って聞きたい人には嬉しいのですが、聞きたくない人にとっては雑音です。”

確かに、そうです。

以前、私としては、ただ話をきいてほしいだけなのに、勝手に私の考えを否定するようなアドバイスされて、いやな思いをしたことがあることを思い出しました。

相手の方は良かれと思ってやっているのだろうけれど、すごく迷惑だし、もうこの人に相談事をしたくないと思ってしまったこと。それと同じことを娘にもしていたわけですね・・・。

反省です。

講座をはじめた時点で、欠点探しが得意だった私は、良いところを探し始めました。

それをはじめてから、いろいろなことがうまくいったので、パピーさんの仰るとおり、つい褒めることを意識しすぎて、過剰にやりすぎていたと思います。

メルマガの443号に、“見えることや誰でもわかることを「認める」「褒める」んではなくて、本人さえも解らないようなところを発見する、見つける、その“親の力を高める事でもあった”んだ!”とありました。

これを読んで、私がこれからやっていくのは、「本人さえもわからないような良いところを発見する、そして伝える」のような気がしてきました。

なぜなら、今まで、「褒める・認める」の目に見える部分だけを探していた気がするのです。

だからこそ、これからは、本人の気づいていない部分を、親の私が発見したいと思うのです。

でも、何事も、バランスが大事ですよね。

(私はすぐ、0% または100%と極端になりすぎるので、気をつけたいと思います)

目に見える、誰にでもわかるところを発見:40%、本人さえもわからないような良いところを発見:60%

を目安に、今までとはちょっと視点を変えて、娘と向き合っていきたいと思います。

あ、向き合うのも、ほどほどに、、、ですね^^;

今回の相談に関しては、ピアノの練習時の、アドバイスという名の「欠点の指摘」に関しては「できなくてもいい、できればもっといい」の精神で、うそ?にも挑戦してみます。

褒めすぎることに関しては、「本人さえもわからないような良いところを発見する、そして伝える」ことを意識してみようと思います。

スポットライトがあったっていない部分に光を当てていく作業を頑張ってみたいと思います。

自分で言うのもなんですが、2ヶ月前の状況を考えれば、十分うまくいっていると思います。

だから、ゆっくり焦らずやっていきます。パピーさんに相談することで、気持ちが整理できてよかったです。

ありがとうございました。

また、相談事をするかもしれませんが、よろしくお願いします。

ココまで・・・

さとこさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。

つい私たちは、「せっかく頑張っているんだから、もうちょっと頑張れば、もっともっと良くなる♪」って、アドバイスしちゃいます。

もちろんそれは“良かれと思って!!”なんです。でもそれって子供にとっては雑音でしかなかったんですね。

さとこさんもこのよう経験をされた事がある、と言われてました。

“以前、私としては、ただ話をきいてほしいだけなのに、勝手に私の考えを否定するようなアドバイスされて、いやな思いをしたことがあることを思い出しました。

相手の方は良かれと思ってやっているのだろうけれど、すごく迷惑だし、『もうこの人に相談事をしたくない!』と思ってしまったこと。それと同じことを娘にもしていたわけですね・・・。”

そうそう。親がいつでも立派である必要はないんです。

いつでも親が子供を指導する立場でいると、子供はうんざり(^^)なんですね。

ココに気づいたさとこさん、アドバイスという名の「指摘」をピシャッとやめて、(かなりこらえるのが辛かったそうですが(^^))練習も娘さん主導にすることにしたそうです。

ですが、それをし始めてたった1週間。さとこさんがびっくりするような変化が訪れました。

長くなりますので、詳細は次回。お楽しみになさってくださいね~♪(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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