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第456号 NO!の徹底

こんばんは。パピーいしがみです。昨日は暑かったですね~(^^)こちら静岡では30度を越えた所があったそうです。まだ5月なのに~!!です。

今年の夏はどうなるんだろう?ちょっと怖い(^^)です。

さて、今日は、「NO!の徹底」についてお話します。今年のお正月。YU‐KOさんからご相談を頂きました。

それは、子供の癇癪がひどくって、叱ってもなだめても、何をしてもだめ。自分の思い通りにならないと、小さな事でも泣き出し延々と泣き叫ぶ。もうどうしたら良いかわからない、というご相談でした。

YU‐KOさんの息子さんは4歳。下には1歳の弟がいる、という事でした。

お正月やお盆、ゴールデンウィークなどのまとまったお休みには、家族でふるさとに帰られるそうなのですが、車の中でも、「ああじゃない、こうじゃない」と始まり、

自分の思い通りにならないと、パニックの様に泣き喚き、狭い車内で、運転しているご主人もイライラしてくるし、もう最悪!というメールだったのですね。

そして、お話を詳しく聞いてみると、どうやらYU‐KOさん、子供さんが泣くことにとても抵抗があって、泣かせないように、泣かせないように・・・と、小さい頃から気を使っておられたのだそうです。

泣かせない為には、一旦はNOと言った事も、あまりの強情さにYESと覆す事もあったようです。それを聞いて私は「あ、それかもしれないな・・・」とこのようにお返事をしました。

ココから・・・

YU‐KOさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メールを拝見すると、どうやら、長男さんは、乳幼児からの積み重ねで、今だに、「泣けば願いが叶えてもらえる」という感覚があるようですね。

激しく泣き叫べば、NOもYESになる・・・という風にです。

と言いますのは、赤ちゃんの頃って、「泣く」しか出来ませんでした。お腹が減っても泣く。オムツが濡れても泣く。

その泣き方をコチラ(親)が判断して、「こうした方がいいかな?」「ああした方がいいかな?」って色々やってあげる。

赤ちゃんは「泣く」ことで自分の願いを叶えていたんですね。だから、乳幼児から幼児・小児・・・になっても、「泣く」は希望を訴える1つの手段ではあるのです。

ですが「泣いたら対処してあげる」をやり続けていると、子供の方は「泣けば何とかしてくれる」という考え方を払拭できずに成長してしまうんです。

困った時、出来ない時、大泣きしたり、癇癪を起こす事で、誰かが対処してくれる、自分が思っているようにやってくれると、「泣けばなんとかなる」って何度も何度も学習して、それが普通になっちゃうんですね。

実はこれ、とても困った事なんです。当たり前の事ですが、泣いても何も変わりません。そして、自分で何とかしようとしない限り、願いが叶う、という事もないのです。

ですが「泣けば願いが叶えてもらえる」と認識してしまっている場合、『願いや困難は自分で乗り越えて解決していく』が理解できないのです。

今まで困った事は、みんな誰かがやってくれたのですから、やってもらうのがあたりまえ。「僕がこんなに困っているのに、誰も何もしてくれない」になってしまうんですね。

これから、成長するに従って、「自分のことは自分でやる」というのは当然の事です。

ところが「誰かがやってくれるのが当たり前」という考え方を持ってしまえば、常に不満が付きまといますし、自ら努力するという事の価値も分かりません。
(当然、自分で努力するなどという事はしないでしょう)

ですから今「泣けば願いが叶えてもらえる」という認識があるようなら、それを徐々に変えてあげなければなりません。

ですが、いっぺんに突き放しても理解できないのです。だから、段階を経て教えていきたいのですね。

一番最初は「泣いても何も変わらない」って事を教えたいですね。自分の思い通りにならなくて、癇癪を起こして泣き叫んでも、何も変わらない。

「泣けば誰かがやってくれるわけじゃない」「NOはNO!なんだよ」って徹底して見せるんです。

NO!に対して、子供が癇癪を起こしたり、泣き始めたら、お母さんが何かしてあげたり、怒ったり、強制したり、力ずくで泣き止ませるのではなく、自分の意思で泣き止むまで一緒にいてあげてください。

時間は掛かると思いますが、本人が理解して『自分で泣き止む』って事が大事です。

そして、泣き止んだら褒めてあげてほしいんです。「自分で泣き止む事ができたね。泣いても、何も変わらないって分かったんだね」って。

「泣けばすべてが叶うわけじゃない」「泣けば誰かがやってくれるわけじゃない」「泣いても何も変わらないんだ」という事を身を持って理解できてくれば、徐々に泣く時間が短くなって、その頻度も減ってくるはずです。

まずは、NOはNO!として徹底しましょう。そして、それが出来たら必ず褒めてあげる。是非、やってみてくださいね。(^^)

あ、これは、今までの積み重ねでもありますので、理解するまでには、日数も掛かると思います。でも、地道な努力と継続ですよ(^^)がんばって下さいね♪

ココまで・・・

こんなお返事をして、数ヶ月。YU‐KOさんからお返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、私とても驚いています。以前、ご相談した長男、今回のゴールデンウィークでは、渋滞の車の中でも、混雑していたレストランでも、サービスエリアでも、癇癪を起こすどころか、一度も愚図らずに、本当に楽しく旅行ができたんです。

又、それだけでなく、嬉しい事がいっぱいでした。もう、驚いてしまって、思わずパピーさんに聞いていただきたくなりました。

今年のお正月に、長男の癇癪やひどいグズリのご相談をして、頂いたお返事に、「NOはNO!として徹底するように」という事と「それが出来たら必ず褒めてあげて」とありました。

一応、私は言われたように、1月から4ヶ月間。がんばったつもりでした。でも、パピーさんが言われたように、時間が掛かるな~、とは思っていたんです。

そりゃそうですよね。「泣けば願いが叶えてもらえる」を私たち親がしてきてしまっていたんだから。

パピーさんが、言われたように、あんまり癇癪がひどかったり、グズリがひどい時には、「あ~、もう、わかった、わかった」とコチラが折れていたり、厳しく叱り付けて力でねじ伏せたり・・・。

でも、その線引きが出来ていない事が原因だったなんて・・・。「NOをNO!として徹底する」は、本当に大変でした。

例えば、今までは、スーパーで欲しいお菓子があると、長男は「買って買って!」を連発していました。

最初は、「ウチに帰ればお菓子はあるし、今日は買わないよ」と言っていても、あまりにも言う事を聞かず、その上大声で・・・。強く叱っても治まる事もなくて・・・。

周りの人にも迷惑を掛けるし、買い物がはかどらないので、しょうがなく手に持たせて黙らせることをしていました。

ですが、パピーさんに、教えていただいてからは、「NOをNO!として徹底するんだ!」と思って、その時点で買い物をやめ、泣き喚いている子供を店の外に連れて行き、一緒にいながら、しばらく泣かせるようにしてみました。

周りの人は、じろじろ見ていました。

本当に恥ずかしくて、この場所から立ち去りたい!と思いましたが、『怒って止めさせるのではなく、自分から泣き止むのを待つ』『泣き止んだら、褒めてあげるんだ・・・。』もう呪文のように、念仏のように唱えながら我慢していました。(でも、本当にその時間は辛かったです)

大体30分ぐらいでしょうか?子供は、これでもか!というぐらいの声で泣いていました。でも、気付いた事があったんです。

ずっと、その泣き方を見ていたんですが、何分かに一度は、必ずコチラをチラッと見るんです。その時、「あ、コレがテキストにあった、親の反応を見ている、っていうことなのかな?」って思ったんです。ちょっと笑ってしまいました。

そのうちに「私が折れない」というのが分かったのでしょうか?だんだん、声が小さくなってきて、本当に泣き止みました。

そして、泣き止んだ時に、今だ!って、言ってみました。「偉かったね。自分で泣き止む事ができたね。それじゃあ、買い物を続けようか?」「でも、お菓子は買わないよ」と。

そう言ったら長男は・・・「うん」と。その後の買い物はとてもスムーズでした。やっぱり、パピーさんの言われている事はその通りでした。

「へ~、本当にこういう事が起きるんだ・・・」私はちょっとびっくりしながら、今、起った事を考えていました。

私は今まで、自分で泣き止むまで待っていたことはなくて、いつも、なだめたり、何かを与えたり、もしくは怒ったり・・・私自身が「子供が泣く」ことに恐怖を持っていたんです。

そして、泣かせないように泣かせないようにしていたんだ、という事に気がつきました。それからも、泣く事はありましたし、癇癪を起こす事もありました。

でも、その度「NOはNO!として徹底するんだ」と自分の都合でYESにしない、一度NO!と言ったら、時間が掛かろうがなんだろうがNO!を徹底していました。

そして、理解出来たら褒める。を続けました。すると、泣き止むまでに30分以上掛かっていたのが、どんどん短くなってきたのです。

泣いたり、癇癪を起こしたりの頻度も減ってきました。そこで、今回のゴールデンウィークです。お正月もそうでしたが、実家に帰るたびに起きる、この長男のグズリや癇癪にはまいっていました。

退屈だし、混んでいるし、車は動かない。車でもひとしきり荒れて、不機嫌のまま、実家でも大暴れ。父や母にも「この子はどうしようもない」って言われていました。

それが!です。(^o^)今までと同じ様に、1時間走っては、休憩・・・としていたのですが、車の中でも、癇癪を起こす事はなく、

下の子がグズッタリすると、「もうちょっと我慢だよ」と言ってなだめたり、「お兄ちゃんが歌を歌ってあげるからね」と言って幼稚園で習った歌を歌ったり、びっくりです。

いつも、眉毛を吊り上げて、イライラしていた主人も、一緒に歌ったりして、ニコニコです。

それを見ながら、「とうとうウチにも善循環が訪れたのかな~?」って、私も何か、涙が出てきてしまいました。

休憩時にサービスエリアでコーヒーを飲みながら、主人が「〇〇(長男)は、すごく落ち着いたね。びっくりだよ」「何かあったの?」と聞いてきました。

実は、勉強している事は主人には内緒にしていたので、ドキッとしたのですが、話をしてみました。(主人は、子育て本を読むのも嫌う人なんです)

旅先ではパソコンはないので、携帯で受けているフォローメールを見せたのですが、熱心に読んでいました。

実家に着くと、開口一番、夫は長男に、「〇〇君、お父さんはすごく嬉しいよ。長い道のり、よくがんばったね。偉いぞ」と声を掛けました。チラッと私の方を見ながら(笑)

まるで「こうやってやるんだろ?」と言っているようでした。でも、お父さんから褒めてもらった息子は、「お父さん、だって僕、もうお兄ちゃんだからね」って。

その顔は、私がかつて見たことのない、満足そうな表情でした。「自尊心を高める」「自信を付ける」ってこういう事なんだな~、って私自身、理解できたような瞬間でした。

実家では、3日間、泊まりましたが、長男の変わりように、父も母もとても驚いて、つい去年は「この子はどうしようもない」って言っていたのに、長男を連れてニコニコしながら、ご近所に回ったり、まるで、自慢をしているかのようでした。

パピーさん、私は、昨年までの自分と今の自分。大きく変わっていることを実感しています。実は、ここしばらく、主人ともよくなかったんです。

ですが、勉強をし始めてから、主人との関係も好転してきました。まだまだ、講座は先が長いのですが、地道に一歩一歩、学んでいきます。

これが自分の血となり肉となっている、ってすごく感じます。ありがとうございます。いつも感謝しています。パピーさんもお体に気をつけて、お仕事がんばって下さいね。

ココまで・・・

YU‐KOさん、メルマガ掲載のご許可をありがとうございます。

「NOをNO!として徹底する」というのは、叱るとか、怒る、厳しく躾ける、とかではなく、ボーダーラインをしっかりする、という事なんです。
(ボーダーラインについては、テキストにもありますね)

同じ事柄でも、あるときはOKで、あるときはNGだと子供は「いつもはOKなのに、なぜ今日はNGなの?」って思います。

そして、「NGやだやだ!OKにして!」って渾身の力を持って訴えるんですね。でも、そこで親の都合で、NGをOKに替えてしまうと、

子供の中では「やっぱりOKじゃん!何でお母さんイジワルするの?」ってなるんです。そりゃそうですよね。(^^)

だから出来ない事は出来ない。って教える為には、「どこまで行っても出来ないんだよ!」って徹底して見せるしかないんです。

口で言うんじゃないんですよ。見せるんです。体験させてあげるんです。ただ、ココで大事なのが、「それを理解したら、理解できた事を認めてあげる」ってことなんです。

一見マイナスに見える、癇癪も、泣き叫びも、ちゃんとフォローしてあげると、自尊心を高めてあげる事ができるんですね。

YU‐KOさんから頂いた文面にこうありましたね。

“お父さんから褒めてもらった息子は、「お父さん、だって僕、もうお兄ちゃんだからね」って。その顔は、私がかつて見たことのない、満足そうな表情でした。「自尊心を高める」「自信を付ける」ってこういう事なんだな~、って私自身、理解できたような瞬間でした。”

お兄ちゃんの表情が見えるようですね。自信をつけてくると、子供達の変化はすごいです。

その後、頂いたYU‐KOさんからのメールには、“ゴールデンウィークの後からの長男の積極性には、人が変わったようで、とても驚いています。”とありました。

これからが本当に楽しみです(^^)YU‐KOさん、貴重なお話をありがとうございました。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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号数 内容 オススメ度
105 ■ 乳幼児の『認める』 ★★★
117 ■ 子供のかんしゃくにマイッテます。 ★★★
118 ■ 親に対する態度 ★★★★★
158 ■ 『ココロ』を感じる、理解する ★★★
468 ■ 頑固でへそ曲がり? ★★★★★
515 ■ 叩く・蹴る・・・ ★★★★★
532 ■ どうして仲良くできないの? ★★★★★
781 ■ 僕も甘えていいの? ★★★★★

 

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