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第770号 挨拶の順番

こんばんは。パピーいしがみです。

前回のメルマガでは「嘘」について、お話ししましたね。今回のメルマガでは「挨拶」について、お話したいと思います。

ほとんどのお母さんは、子どもにはしっかり挨拶ができるようになってほしい、と思っておられると思います。

「挨拶をしてもらったら、挨拶を返しなさい!」とか、「聞かれたら返事をしなさい!」って、叱っておられるお母さん、私の周りでもよく見かけます。

確かに、小さい子に「こんにちは」って言ったあと、その子がはにかみながらも「こんにちは」って返してくれたら、とてもかわいいですし「良い子だね~♪」って思います。

でも・・・できる子ばっかりじゃないんですよね(^^)特に、人見知りの子や、恥ずかしがる時期の子には、「挨拶」ってなかなか難しくもあるのです。

ただ、挨拶ができる、できない、には前提があります。それは「家庭内に挨拶があるか否か」です。

そう。家庭内で「挨拶」ができていない場合、子どもにとって、人に挨拶することに、とてつもない勇気が必要になるんですね。

「挨拶」にとてつもない勇気が必要。「挨拶」に敷居の高さを感じる。そんな状態であれば、当然ですが、なかなか挨拶なんてできないのです。

ですから、まず、お父さんとお母さんが、朝起きたら「おはよう」って言ってほしい。家庭の中で「挨拶」が普通に子どもの耳に入るようにしてほしいのです。

どうでしょう?お父さんとお母さん、「おはよう」の挨拶はしていますか?「行って来ます」や「行ってらっしゃい」は、言っていますか?実は、そう言う私も、最初は恥ずかしかったです。

夫婦で「おはよう」なんて、ラブラブ夫婦でなければ、なかなか言わないですよね(笑)でも“家庭内で挨拶がなかったら、子どもたちは絶対に言えるようにはならない!”と思っていた私は、

夫婦間でも「おはよう」や 「おやすみ」、「ありがとう」や「いただきます」はもちろん、「はい」などの返事や「ごめんなさい(すみません)」も、意識してするようにしました。

最初は照れくさかったのですが、もう慣れました(笑)でも、これが本当に大切だと思います。夫婦間で挨拶ができていれば、子ども達もそれを真似します。

そうしたら、必ず家庭の中でも挨拶が普通になります。子ども達にとって挨拶は勇気の居るものでも、敷居が高いものでもなく、ごく普通に交わす「あたりまえ」の行為になるんですね。

そうなれば、後は、「知らない人に対する恥ずかしさ」を克服するだけ。かなりハードルが 下がってきます。

今日、ご紹介するしーしーさんが育った家庭では、対外的な挨拶には厳しかったようですが、家庭ではあんまり・・・だったようです。

そんなしーしーさんは、大人になってもしばらく、挨拶が恐かったみたいです。そんな「挨拶が恐い」の気持ちも、教えてくださいましたので、早速ご紹介しますね。

ここから・・・

13章のまとめメールをさせて頂きます。毎回同じ内容で始まりになりますが、私の小さな頃はパピーさんのお父さんと同じように、うちの母親も躾がとても厳しい母親でした。

私が一番苦痛だったのが、外で人に会うことでした。

もともと人と話すのが苦手だった私は、挨拶も緊張して言えないんです。しなきゃいけないことは分かっています。でも、できないんです。

挨拶できず別れると、母親から厳しく怒られました。母親の機嫌の悪い時は、「もう一度行って挨拶してきなさい」と言われて、もう一度戻ってしたこともあります。

でもなぜか、家の中の挨拶は強制されないんです。建前だったのでしょうか?だから、私は挨拶がとても苦手で、そのため知っている人がいるとなるべく目を合わさないようにしていました。

そして、段々、知っている人がいそうな所を避けるようになりました。これは25歳まで続きました。なるべく遠く遠くに買い物に行ったりしてました。

ここまで・・・

しーしーさんのお母さん、挨拶に厳しい方だったんですね。でも、どうやら、順番が違っていたみたいです。

まずは、家庭。その次に、対外的に・・・なのですが、どうやら、家庭内ではあまり挨拶を重要視されなかったみたいです。

“そのため知っている人がいるとなるべく目を合わさないようにしていました。そして、段々、知っている人がいそうな所を避けるようになりました。なるべく遠く遠くに買い物に行ったりしてました。”とありましたね。

近くで知り合いにあったら、挨拶しなければならない。しーしーさんにとって、それは大きなハードルになってしまったんですね。

でもきっと「大人のくせに」や「挨拶ぐらいできなくてどうするの?」という自分で自分を責める苦しさ。そんなジレンマや葛藤もあったと思います。

では、しーしーさんのお子さんは、どうだったのでしょう?実はしーしーさんのお子さんも、挨拶が苦手だったようです。

そこで、しーしーさんは、ご自分がいやだったことを、反面教師に「子どもには、こんな風に接しよう」「こんな風に言ってあげよう」って思ったらしいです。しーしーさんからのメールの続きを紹介しますね。

ここから・・・

うちの娘は、もじもじして挨拶をしません。でも、何回も会っておしゃべりできるくらいになると、バイバイと手を振ることはできます。

パピーさんのメルマガを読んでいて、挨拶はプレゼント。相手も自分も喜びとなると書いてあるのを読み、さっそく「なんで、おはようって言うの?」って娘が聴いてきた時に、

「ママも嬉しいし、おばあちゃんも嬉しくなるからだよ。」「でも、無理しておはようしなくていいよ。したくなったら言ってね。」と言いました 。

ある日、いつもの郵便配達のおじちゃんが来ました。おじちゃんはいつも「○○ちゃん、こんにちは」と大きな声で言ってくれます。

いつもなら、もじもじ照れてる娘が「こんにちは」って小さな声で言ったんです。そして、大きな声で「ばいばい」と手を振りました。

すっごく嬉しくて、私から褒めようと思ったら、娘が「ママ、今、わたし・・・こんにちはって言えたね♪」って本人がびっくりして、とっても嬉しそうなんです。

だから「ママもびっくりしたよ。でも、嬉しかった」って抱っこしました。今も慣れてない方にはもじもじですが、私の中で“この子はゆっくり慣 れていけばできる!”という自信ができたからか、焦ることがなくなりました。

他の生活習慣も同じでした。靴を整頓する。おもちゃの整頓。茶碗の片づけ。・・・・私が長い目で見て、1つ1つ小さなことを褒めていると、いつのまにか自然にできているんですね。

強制、命令、指示、どうしてやりがちなのかな?って思ってしまうくらい自然です。そして私も楽ちんです。やったら気持ちがいい。相手も喜んでくれる。

こういう風に娘が思ってくれるように、まずは私から率先して行い、楽しそうに家事や人間関係を行おうと思います。

ぱぴーさんも「やって見せ・・・」と言われて いて、また昔から「子どもは合わせ鏡」と言われていたり、「親の背中を見て育つ」と言われているけれど、

例えば「挨拶のできる子に育ってほしい」と思えば、親が率先して楽しんでやっていれば、子どもも自然とやるようになるんだなと、今回、改めて思いました。子育てって、親がぐんぐん成長できますね(^O^)/

ここまで・・・。

いかがでしょうか?たぶん、しーしーさんのお子さんは、「挨拶への恐怖」を持たずに成長してくれるでしょうし、きっと、他の「できた♪」と一緒に、挨拶もできるようになると思います(^^)。

そうそう。こんな風に書かれていましたね。

“他の生活習慣も同じでした。靴を整頓する。おもちゃの整頓。茶碗の片づけ。・・・・私が長い目で見て、1つ1つ小さなことを褒めていると、いつのまにか自然にできているんですね。”

はい、親が強制的に「やらせよう」とするのは、そこまでできるレベルに来ていないのに、無理をさせることなんです。「無理」をさせれば、必ずどこかにひずみが生まれます。

親が「やってみせて」子どもがそれを見て、自分の中で蓄積して、できるレベルになれば、強制せずとも自然にできるようになります。

それはまるで、棚田(だんだんに作られた田んぼ)のようなものです。棚田の水は、上から順番に下に流れます。

一番、高いところにある田んぼに水が十分に行き渡ったら、余った水がその次の二段目の田んぼを潤します。二段 目の田んぼに水が十分に行き渡ったら、三段目の田んぼに水が注がれます。

そうやって、何十、何百という田んぼに水が満たされ、そこに稲が育つことになります。水は決して無駄になることなく、上から下まで、すべての田んぼを潤し、青々とした稲達が、秋に沢山の穂をつけるのですね♪

とても自然に、労することなく満たされるのです。しーしーさんの言葉にこうありました。

“強制、命令、指示、どうしてやりがちなのかな?って思ってしまうくらい自然です。そして私も楽ちんです。”はい、本当にそう思います。

無理をさせずに、親がやっていることを見せれば良い。後はできたら褒めてあげる。それで自然にやるようになり、なによりとっても「楽チン」なのです。しーしーさん、素敵なご報告、ありがとうございました(^^)
 
 

 

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