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第937号 子育てが辛い、楽しくない

子育てが辛い、楽しくないと感じているお母さんは多い

こんばんは。パピーいしがみです。子育てが辛い、育児が楽しくない、と言われる方、実はとてもたくさんいらっしゃいます。

確かに、子供は親の言うとおりにはならず、怒鳴り続ける事になってしまったり、返ってへそを曲げてしまい扱いにくくなったり・・・そういう事って、すごく多いですよね。

今日、メルマガでご紹介させて頂く、shiroihanaさんも、子育てが辛い、楽しくない、とお感じだったようです。当初、こんな風にメールを頂いていました。

shiroihanaさんからの相談

ここから・・・

(前略)
長男は、ドラえもんのアニメを見てるせいか?「こらー!たけしー!」とよく言います。「おまえ!」と言ってきたり、注意されると「バンバンバン」とピストルで撃つマネしたり逮捕したり。アニメのコナン君やルパンを見てマネてるような気がします。

私が嫌なのは、電気のスイッチやカーテンや窓や食洗器など、私がスタートボタンを押した後で、「僕がやりたかったのにー!なんでお母さんがやるのー!もう!」と言ってまたスイッチを切って入れなおしたり言わずにやり直したりすることです。

今朝食洗器のスタートを押したら、「あっ!」といって、長男がすぐにスイッチを切って、
最初からしようとしたので「お母さんがやってからしないでって言ってるでしょ!!!!なんでそんなことするの!!」と、今までで一番大きな声で怒ってしまいました。

私がボタンを押したら、また消そうとしたので「やめてっ!」と突き飛ばして長男が壁にぶつかって尻餅つきました。長男はとても怖かったし、驚いたしショックすぎて泣きました。

私も「ごめん!!」と顔がまだ怒ったまま頭をさすりました。そうとうショックだったと思います。なんで突き飛ばされたのかと。

ソファーに移動してから、ずっとおいおい泣いていて、抱っこして「ごめんね。頭大丈夫 ?お母さんがスイッチ押した後やりなおしたりしないでっていつもいってるでしょ。お母さんすっごく嫌な気持ちになるんだよ。こわれたりするし。

○○がやりなおしたのは悪いけど、お母さん突き飛ばしたりしたのはもっと悪かった。ごめんね。ごめんなさい。」といいました。長男は、泣きながら「いいよ。」と言ってくれました。

そのあとしばらく泣いていて、「もー、なんでお母さん怖かった。遊んでも、食べても、おんぶしててもだっこしても夜ねてうたうたっても楽しくない。」みたいなことを言っていました。

私は「お母さんおっきな声で怒ったもんね。怖かったよね。」長女も泣いてましたが、長男を抱っこして、話してから途中から長女抱っこと、長男をよしよし涙鼻水ふいたり、私も涙ふいたり。

長男の大きな声にイラッとしたりします。長男は私に気遣い、妹に気遣い、大変だよなあ。と思いながらも、妹が寝そうだからとかで静かにしてと言ったり、うるさいよと言ったり。普通に元気に遊んでるだけなのに。

もっと明るい性格で、冗談とか言える人になって三人で笑って過ごしたいと最近思います。

ここまで・・・

この時、まだ長男さんは3歳ぐらい、長女さんは生まれて数か月で、shiroihanaさんご自身も、ほんと大変だったと思います。このメールを頂いた時、私はこんな風にお返事しました。

子供の「困った」を治そうとすると辛くなる

ここから・・・
shiroihanaさん、こんにちは。パピーいしがみです。メール拝見しました。
今回の、ご相談は、・長男に対してのイライラ。・長男の言葉使い。とありましたね。

“私が嫌なのは、電気のスイッチやカーテンや窓や食洗器など、がスタートボタンを押した後で、「僕がやりたかったのにー!なんでお母さんがやるのー!もう!」といってまたスイッチを切って入れなおしたり言わずにやり直したりすることです”

と書かれていましたが、私の子供も、2・3歳の頃は、車のエンジンを掛けたり、ライターで火をつけたり、何かのアクションで何らかの現象が起きる、という事に対して、とても強い興味を持っていました。

それは、親としては確かにメンドクサイし、「余計な事をするな!」と思うかもしれませんが、私はその「興味を持つ」ことが素晴らしいことだ、と思っていたので、いつもそれに付き合っていました。

具体的に言えば、車を動かす時には、「エンジンかけるよ、やる?」と聞いてみたり、子供を膝の上に乗せて、ウインカーを操作させたり・・・。(もちろん運転中はいけません)

ただ、ライターは火事になる事もあるし、私はタバコも吸わないので、家にあるものはすべて処分しました。あと・・・スイッチ類は、すべてやらせたと思います。

興味のあることなら最初からやらせてみたら?

それで・・・今回、shiroihanaさんは、子供がスイッチをつけたがる、ご自分で押したスイッチを消してまで、再度スイッチを入れる・・・という事にイライラされているようですが、

どうでしょう?いっそのこと、スイッチ係を息子さんにお願いしたら・・・。

どれだけスイッチがあるか分かりませんが、スイッチを入れるだけになったら、「○○くん、スイッチを入れて下さい」と呼ぶのですね。

子供は最初は、嬉しくて飛んでくるでしょうが、多分、そのうち飽きてくると思います。

興味や欲求は、ダメ、といわれたり、「できない」という状態のときに強くなり、「いつでもできる」「充分に与えられる」時には弱くなるんですね。

ですから、興味のある間は、スイッチを押したがりますが、親が「じゃあ、思う存分やりなさい」と言う雰囲気になると、案外短期間で飽きるように思うのです。

子供が興味を持つことって、ころころ変わります。又、それで良い、と私は思っています。家庭生活の中で、子供が興味を持つものが、家事に直結する事だと、お母さんとしては、段取りが狂うので、嫌だとは思うのですが、

「興味が移るまで付き合ってあげよう」と考えることで、案外早く、今の「困った」はなくなるのではないかな?と思います。

言葉は真似をして覚る、将来的に選んで使えるようになれば良い

あと・・・言葉遣いですが、
“長男は、ドラえもんのアニメを見てるせいか?「こらー!たけしー!」とよく言います。「おまえ!」と言ってきたり、注意されると「バンバンバン」とピストルで撃つマネしたり逮捕したり。アニメのコナン君やルパンを見てマネてるような気がします。”など・・・

私はこれを「悪い」と思いません。と言うのは、アニメでインプットした言葉を、試している(練習している)からです。(これも、語彙を増やす練習としては最適です)

が、もし「お前」という言い方が嫌だったら「お前」って誰に言ってるの?「そういう言葉遣い、お母さんは嫌いだな」と言ってしまって良いと思いますよ。

「やめなさい」ではなく、お母さんが「嫌いだ」と言うことで、子供は、どう言ったら良いのかな?って考えます。

言葉は、文化です。私達も、さまざまな言葉を使いますが、自分の置かれている場所によって使い分けています。

例えば、何でも話せる、昔からの友達だとしたら、かなりきわどい言葉も使うでしょうし、お世話になっている先生や、ご近所の前では、それなりの言葉を使います。

子供も同じで、同じぐらいの子供と一緒にいる時に使う言葉、親に対して使う言葉、テレビの中で使っている言葉、全部違っているはずですし、全部使い分ければ良いのです。

だから「使ってはいけません」ではなく、子供に「この時は、どんな言葉を使えば良いのかな?」と、考えさせる事が大事なんですね。

幼稚園に行くと、さらに友達からさまざまな言葉がインプットされますが、そのときも、基本は同じで「使い分け」ができるようになればいいのです。

「この言葉は使ってはいけません」と言われた子は、友達の前で使える言葉が無くてのびのびできなくなってしまいます。

ですが「使い分け」ができれば、親の前でも、先生の前でも、また、友達とも上手に対処できるんですね。

ですから、気になる言葉を使う時には「いけません」ではなく、お母さんの気持ち「嫌いだな」を伝え、後は子供に考えさせれば良いのですね。是非、参考になさって下さい。

ここまで・・・

他にもshiroihanaさんにとっては、長男さんと一緒にいることで、イライラすることが沢山あったようで、今年の夏休み、どうなるだろう?ととても不安だったそうです。

ですが、ふたを開けてみたら、今年の夏休みは、ご自分の予想と反してすごく楽しかった、とご報告をくださいました。その時のご報告は、こんな風でした。

子供のペースに合わせてみる

ここから・・・
shiroihanaです。パピーさんこんにちは。いつもありがとうございます。夏休みが終わったら報告しようと思っていたのでメールします。お時間があるときに読んで頂ければと思います。

いつもお世話になっています。私は息子と一緒に過ごした夏休みがとても楽しかったので、そう思えたことがとてもとても嬉しいです。昨年の夏とは全く違う気持ちです。

一年でこんなに幸せになれていてすごいなあと思います。どうもありがとうございました。息子はとても楽しそうです。

鉄棒をやりたくなったり、縄跳びをしたくなったり、補助輪外し練習したくなったり、かけっこの練習しようといったり。(やりたくなったときに少しずつなのでどれも途中ですが、ちょっとずつできたを褒めてます)

私のお手伝いもしてくれます。妹に強く怒ったりもできるようになってきました。妹に優しく声をかけてもくれます。

幼稚園では、一緒に遊んでいる子を私に紹介してくれたり、帰りに大きな声でバイバイとお友達に声をかけたり。

幼稚園の同じクラスの女の子のママさんに、娘さんは息子が「すごく優しいから大好きだ」と家で言ってます。といわれました。

これは同じクラスの別の女の子のママさんにも言われました。娘さんが息子を好きすぎて独り占めしてるのではないかと心配で。とまで言われました。

男の子のママさんには、息子がしっかりしていて完璧。といっていただきました。
(このお母さんは、息子さんのことで以前の私のようにお困りのようだったので、パピーさんのホームページのことをお話ししました。「私はこれですごく救われたんですよ」とお話ししました。)

昨年の夏には、この先どうなっていくんだろう。朝から今日一日長いなあ・・・と気が重かったけど、こんなに気持ちが変わってます。

実際迎えた夏休みはとっても子供たちが可愛くて、一緒に居てとても楽しい日々を過ごせ幸せでした。今まで生きてきて一番楽しい夏休みだったかも。ほんとうにありがとうございます!

これからも講座続けてもっと理解したいです。素晴らしい講座と相談メールを続けていただいてるおかげです。ありがたいことです。ほんとうに凄いですね。私は継続するようこれからも頑張ります。またつまづいたときは、ご相談させてください。

ここまで・・・

昨年の子育てが楽しくなかった、でも今年は楽しい、なぜ?

去年の夏と、今年の夏、全然違っていた・・・とご報告を頂いたのですが、「それはなぜだと思いますか?」とお聞きしてみました。そうしたらshiroihanaさんは、こんな風に教えてくださいました。

ここから・・・

(前略)
すぐに返信しようと思ったのですが、息子を変えた“これ!”という出来事がどうもおもいつかなくて・・・。でも、私が変わったからだとは思うんです。

あの頃息子にはとても可愛そうな辛い思いをさせていたなあ。とわかります。息子の気持ちに寄り添って考えることが今できるてるから、想像できるんだと思います。

パピーさんからのメールで「叱りすぎかもしれませんよ」で、「はっ」として(気づいて)、伸び伸びと過ごせるようにしたいと思うようになって、微笑みを増やして。

だんだん関係が良くなってきている気がしてきて、自分でも少し嬉しくて自信が持ててきました。

そして、今まで家事をしなくてはいけないと思っていたのですが、それよりも子供とのことを優先したいなあとおもったり、少々埃があっても食事の用意がちゃんと出来なくてもいいや。と思えるように。

私の中では、昨年あたりまで、義両親や夫にどう思われるか、どう見られるか、なんて言われるか、を、子育てや自分の評価結果として気にしていたように思います。

パピーさんに「我慢しすぎでは?」と言われ、これも自分の思いを表せるようになって。
自分の中の苦しさから少し解放されて、周りの考え、意見、指摘に頼っていたのが、自分の考えで子育てや生活リズムをつくっていけるようになったことが(私の)凄く大きな変化でした。

その辺から、気持ちが凄く楽で楽しくて、子供とのやり取りもうまくいってる感覚を感じました。

子供達と居るとき、今は笑顔でいれるし、何かやろうとしたとき「いいじゃんっ。やってみたら?」と思いますし、「おしいっ」とか「凄い、ここまでできてたよ」とか、「最初怖くてできないとおもったけど何回も練習してすごいねえ」とか、私が言ってるうちに、息子や娘は楽しそうに自分でやることが増えた気がします。

ここまで・・・

子育てが楽しくない時のまとめ

どうでしょう?
shiroihanaさんの雰囲気って、最初に頂いたメールと、最後に頂いたメールに、ずいぶん違いがあると思いませんか?

最後に頂いたメールでは、「いいじゃん。やってみたら?」で表されるように、子供の自分から起そうとする行動を肯定して下さっています。

でも、最初に頂いたメールでは、「私の言う事を聞きなさい」と、子供の行動を「困った事」と考え、お母さんの思い通りにさせよう!という雰囲気を強く感じます。

もちろんshiroihanaさんが、今のようにガラッと変わったわけではなく、少しずつ少しずつ「こうするといいみたい」と、手応えを感じながら変化していったのですが、

そこで今回のご報告で、解って頂きたいのは、その時々で、親がどう感じているのか?という事です。

子供の行動を「困った」と捉えて、子供を叱り、子供に変化を求めていた時には、子育てがとても辛かったのに、子供の行動を認めて「やってみよう♪」「いいね♪」って、肯定することができるようになった頃には、「すごく楽しい!!」と親側の気持ちが変わっている、
という事なんですね。

親が「楽しい」と思うか「辛い」と思うかによって、その中で育つ子供には大きな違いがあります。

1人でも多くのお母さんに「子育てって楽しいな」って、思ってもらいたいな♪と改めて思った私です(^^)

 

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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