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第959号 発達障害と共に

こんばんは。パピーいしがみです。

冬季オリンピックの真っ最中で、各選手がすばらしい成績を残してくれていますが、私が最も気になっていたのはフィギアスケートの羽生結弦君の様子でした。

約2か月前、NHK杯の前日練習でジャンプから着氷した時、おかしな転び方をして「あ、大丈夫かな?」と心配していたら靭帯損傷との診断。

それから一度も大会に出ることなく、オリンピック団体戦も欠場し、個人戦だけに出場しました。

「今回は諦めてもいいのでは?」と誰もが心配していたと思いますが、結果はショートでは素晴らしい演技でダントツ一位。フリーも少々のミスはあったものの復帰第一戦とは思えない力強い演技で、堂々の金メダル連覇。

その演技は神がかっているほどの美しさで、見ているすべての方を魅了したと思います。

本人も「リンクの上には立てなかったけど、できる事はすべてやった」と言われていましたが、その精神力と意識の高さには、本当に脱帽でした。

終わってみれば、羽生君の金メダル、宇野昌磨君が銀メダル、と日本人のワンツーフィニッシュで終えた男子フィギア。

羽生君は多分、まだ完全に治ったわけではないと思いますが、少し休養を多めにとって、いつまでも華麗な滑りを見せてほしい♪と思います。

さて・・・今日、皆さんにお送りするメルマガですが、今まであまり題材に上がらなかった「発達障害」についてお話ししたいと思います。

多くのお母さんから、ご相談を頂いていると「あれ?これは・・・」と思う事が時々あります。

それは、お子さんの問題行動が、後天的なもの(環境や親の接し方)ではなく、先天的なものかもしれないな・・・と感じる事があるからです。

私もこの仕事をし始めて14年目になりますが、まだ私も経験が浅かった頃、「こうしてみたらどうでしょう?」とご提案しても、子供の様子には全く変化が起きず、全く同じ内容で何度もご相談を頂いて、とても悩んだ事がありました。

私はあまり「障害」という言葉を使いたくないのですが、何とか改善することはできないか?といろいろ調べたり、

時には、お子さんの生まれた時の様子や、乳幼児、幼少期の様子、こだわり、特徴などを聞き直したりして多くの情報を頂くことで、発達障害を持って生まれてくるお子さんがおおよそわかるようになってきました。

もちろん、私は医師ではないし、メールで様子を教えて頂くだけなので、私が診断をすることはできないのですが、

「もしその傾向があるのなら、親がいち早くその特徴を理解してあげることが子供にとっても最良である」という考え方をするようになり、その傾向を感じたらできるだけ早くお伝えするように・・・と努めています。

ただ、とてもセンシティブな事ですし、全くそれを受け入れようとしない方もおられます。

が、年齢が高くなってからですと、検査を受けること自体が難しくなりますし、最も近くにいる親が子供の「苦手」を理解してあげない事で、

改善しないだけでなく問題がさらに増えたりしてしまう事もあり、早めの発見と、早めにその子に合わせた対処に切り替えてもらう事がとても大事なんですね。

以前、ご相談を頂いて「もしかして」と思ったペコママさんから、先日このようなメールを頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。ペコママです。講座の方はお休みしていますが、メルマガは今でも毎回拝見しています。

パピーさんが送って下さるメルマガで、今までどれだけ心が軽くなったり、助けられたか分かりません。

長女が幼稚園の時に、パピーさんから「長女さん、もしかしたら先天的な理由があるかもしれないので、一度、検査をされてみたらいかがでしょうか?」と言われて、

その時はとてもショックでずいぶん落ち込んでしまいましたが、もし障害があって本人が苦しんでいるのなら、この子に一番よい選択をしたい・・・と検査を受けることにしました。

結果は「アスペルガー症候群」という診断で、今思えば、パピーさんに教えて頂かなければその病名さえ知らずに、ずっと子供を叱り続けていたと思います。

長女は、小さいころからとても繊細な子で、生まれたころは泣いてばかりでした。抱っこしていないと眠れない、やっと眠ったと思って布団に降ろせば、又火がついたように泣き出し、ハイハイするのも遅く、言葉も遅かったです。

精神的な成長も遅く、親から離れることができない。私がトイレに行こうと離れただけで泣きだし、口を開けば「怖い、怖い」でとても育てにくさを感じていました。

初めての育児だったので、赤ちゃんはみんなこうなのかな?とも思っていましたが、2つ違いの次女は、いつもご機嫌でよく笑う子でしたし、おっぱいも良く飲むし、ぐっすり眠ってくれて、とても育てやすく、次女の笑顔が私の癒しでした。

そして下の子が生まれて初めて、上の子が育てずらかったのだ・・・と分かりました。

ですが下の子が生まれたことで、上の子のわがままや嫉妬が激しくなり、自分勝手な振る舞いやあまりにも下の子への思いやりのない態度に、怒りや憎らしさまで感じるようになって、

どうしても叱ること、怒鳴る事が増えてしまい、これじゃあ上の子の心が育つうえで絶対に良くない!とネットで調べてパピーさんの講座を受けるようになりました。

その頃、長女は、幼稚園の年中でしたが、幼稚園では自分の好きな事は熱中して取り組むものの、興味のないものは全く見向きもせず鼻をほじっていたり、先生の言葉も聞いていなかったり、

特にお友達と遊んでいても自分の思うようにならないと気に入らないで激しい癇癪を起したり、お友達を心ない言葉でいじめたり・・・という事が多く

「私が育てた結果、こうなってしまったんだ、どうしたらいいんだろう・・・」と非常に悩んでいました。

ところがパピーさんにご相談をさせて頂き、発達の検査を勧められ、医師から診断が下りた時には、

正直ショックを感じるよりも「私の子育てが原因じゃなかったんだ」と分かり、今までの「何とかして直さなければ!」という焦りが消え、冷静になれた事が今でも思い出されます。

パピーさんは、誰にでも「苦手」な事があるんだから、娘さんの「苦手」をできるだけ早く親が理解してあげて「分からないところは教えてあげる」「できない事は手伝ってあげる」という気持で接してあげてください。

そして「褒める」事を意識して増やしてください。できたら褒めてあげる事が子供を成長させる大きなカギになります。

叱りたくなることもあると思いますが、本人にとってはなぜいけないのか?が分からない事もありますから、丁寧に教えてあげるようにしてくださいね・・・

と言われましたが、それらは受診した先生と同じ言葉で驚きました。

まさにパピーさんの講座の内容が、子供にとってうまく合致していたんだ、と再確認しました。

私自身もアスペルガー症候群について勉強をして、子供の苦手な部分を理解するように努め、頭ごなしに叱るのをやめ、それこそ「できる事は褒め」「できない事は丁寧に説明」するようにしてきたつもりです。

主人にも診断結果を告げ、協力をしてもらう事ができた事もよかったと思います。

親の接し方を変えるようにしたら、今までの目が釣りあがっていつも怒っているような顔が柔和になって、いつも不安定だった様子が落ち着き、そこからはゆっくりながらも成長してくれているな・・・と感じています。

その子が今は、小学校4年生になり、三学期の学級委員に任命されました(男女1名ずつ推薦で決まります)

私は「この子にはまだ難しいのではないかな?」と思いましたが、本人も選ばれたのがとても嬉しかったようですし「みんなのお手本になるように宿題もやらないと・・・」なんて言いながら頑張っています。

担任の先生からも「難しい時には私もフォローしますし、新しい事にチャレンジすることは、きっとプラスになると思いますよ」と言って頂き、親はドキドキでしたが今のところ問題なく過ごせているようです。

パピーさんに報告をするにあたり、こうやって過去を振り返って書き出してみると、長女は本当に成長してくれたな~と思いますし、幼少期に「この子はどうなってしまうんだろう?」と不安だった自分も今はいません。

人とのコミュニケーションや、相手の気持ちを考えたり、空気を読む・・・という事は、やはり今でも苦手だとは思いますが、酷い癇癪や、自分の我を通してトラブルになることは今ではほとんどなくなったと思います。

パピーさんに良い報告がしたい・・・と思ってずっと頑張ってきましたが、10歳を期にこうやって報告できる事が嬉しく思います。

パピーさんもお忙しいとは思いますが、是非これからも悩めるお母さんを助けてあげてくださいね。

ココまで・・・

ペコママさん、ご報告をありがとうございます。娘さんの変化もとても嬉しく拝見しました。

発達障害には、今回、ペコママさんがご報告くださった、アスペルガー症候群だけでなく、ADHD(注意欠陥多動性障害)や、LD(学習障害)など、症状によってさまざまな病名に分かれます。

又、そのレベルもさまざまで、軽いケース(グレーゾーン)から、複合的に絡み合ってとても難しい場合もあります。

今回のペコママさんからは、長女さんの症状がかなり改善されたとご報告を頂きましたが、すべてのケースで改善できるなどとはもちろん言うつもりはありません。

が、子供たちが成長する中で、早い段階で親が子供の不得意な分野に気付き、それを理解し、フォローしたり適切な対処をすることで、成長と共に影を潜めていく・・・という事はあり得るのではないかな?と私は思っています。

この「発達障害」については、とても神経を使う事でもありますので、今まであまりメルマガで紹介することはなかったのですが、新入園・新入学を迎えるに当たり、お悩みの方、ご相談を頂くことが増えてきたこともあり、ご紹介させて頂きました。

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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