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第974号 方言とからかい

こんにちばんは。パピーいしがみです。

6月に入りまして初めてのメルマガですね。今年から入園・入学された子供達、様子はどうでしょう?

幼稚園では運動会は秋にするケースが多いのですが、秋は台風で延期になることが多かったり、まだまだ夏の名残で熱中症が心配だったりして、小学校では、5月下旬から梅雨になる前の6月に執り行う事が多いようです。

この時期、新入園・新入学された子供たちも幼稚園や学校になれてくる時期でもありますが、今回、小学校に入られたチョココロネさんから、お子さんの様子についてメールを頂きましたのでご紹介しますね。

チョココロネさんとご主人は、もともと関西で生まれ育ち、地元で就職をなさったのですが、今回、ご主人の転勤の為、大阪から神奈川県にお引越しをされ、子供さんは誰も友達がいない中での小学校入学だったそうです。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。チョココロネです。

講座を学び始めてすでに2年が経ちました。人見知り・場所みしりの強い息子の件では、何度もご相談にのって頂きましてありがとうございます。

一人っ子という事もあって、私もついつい小言を言い過ぎてしまったり、叱ることを抑えられずにおりましたが、やっとこの頃私も自分を抑える事ができるようになり、

年長の1年間は「オレ、できるよ♪」とか、「やってみる!」(今までは「できないからやりたくない」といじけてばかりいました)という言葉が聞けるようになったり、大きな声で挨拶ができるようになったり、急成長してくれたように感じます。

いつも自信なさげで声が小さい子でしたが、幼稚園の卒園式もはきはきと大きな声で立派にやり遂げて、先生からも「とても成長してくれましたね」と言われ、手を取り合って涙しました。

ですが、3月に主人の転勤が決まり、急きょ家族で引っ越すことに決まりました。

ここ1年は驚くほどの成長をしてくれた息子ですが、もともと場所みしり、人見知りが強い子でもあり、

知り合いが誰もいない小学校でちゃんとできるだろうか?関西弁を笑われたりしないだろうか?いきなり不登校にならないだろうか?と不安いっぱいでした。

息子が通う小学校は、一クラス28人の3クラスで構成されています。

1組はベテランの女性の先生。2組もベテランの男性の先生。そして息子の通う3組は先生になって3年目の若い女性の先生でした。

やはりベテランの先生に比べて若い先生はなんか頼りない。「ベテランの先生の方がよかったな・・・」とさらに不安を高めながら入学式を終え帰宅したのでした。

・・・が、予想を反して、この先生がとてもよかったみたいで、日を追うごとに子供の様子が変わっていくのを感じました。

最初は不安そうに、うつむきながらとぼとぼと歩いて通学していましたが、だんだん家を出る時間が早くなり「オレ、この学校に来てよかった~!」「小学校、すごく楽しいよ♪」と言ってくれるようになりました。

話を聞いてみると、この若い女性の先生がとても面白い方で、子供たちの気持ちを掴むのがとても上手なようなのです。

息子は、早く学校に行きたいから「ご飯を早くして」とか、幼稚園の時はぐずぐずしていた支度も、自分でどんどんやるようになりました。

何しろ「学校に早く行きたい」そうなのです。

何がそんなに楽しいと感じているのか?先日、行われた運動会で「なるほど、こういう事か?!」とその理由がわかったような気がしました。

担任の先生が子供たちを褒める時は、とても大きなゼスチャーで満面の笑みで褒めるのです。

そして静かにするときにはガラッと変わり真剣な顔つきで口の前に人差し指を当て、みんなが静かになると、手でマルを作りにっこり笑って“すばらしい”ってクチパクをします。

以前、パピーさんから教えて頂いた「メリハリ」。そのメリハリが子供もとても分かりやすく、そして表情が豊かで、常に先生の方に子供たちの視線が向いているんですね。

特に頑張った子供たちを褒める先生の笑顔は本当に素敵で「こんな風に褒めてもらったら、そりゃ嬉しくなっちゃうな」と大人でも思うほどでした。

心配した関西弁ですが、一度、同級生の子に「言葉がへん」と言って笑われたことがあったそうです。(ずいぶん経ってから聞きました)

ですがその時も、間髪を置かずすぐに対処してくださって、授業の中で、大きな日本地図を出して、それぞれ住んでいる場所によっていろんな言葉が使われている事を子供たちに話をして下さったそうです。

北海道での方言、沖縄での方言、色んな地域の面白い方言をみんなに教えてくれたそうです。

そしてみんなが使っている言葉にも神奈川県独特の方言がある事や、みんなが“知らないだけ”で“へん”なのでは決してない事を話してくれたそうです。

その方言の授業はとても面白くて、子供達みんなが興味を示し、先生は「こんな風にいろんな事を知っていると面白いでしょ?楽しいでしょ?だからみんなは勉強するんだよ。勉強するのは楽しくなる為なんだよ♪」と話してくれたそうです。

そしてその日から、先生に「先生も関西弁をあまり知らないから関西弁の先生なって」と言われて、息子は学校で一人の「関西弁の先生」なんだそうです(笑)

もちろん、それ以降、だれも息子の言葉を笑ったり「変」と言う人はいなくなりました。

パピーさん、この先生の対応力ってすごいと思いませんか?

私の子供の頃も、転校してくる子は少なからずいましたし、やはりそれぞれの育った地域の言葉を使い、イントネーションを笑われたり、からかわれたりする事ってよくありました。

からかわれた子が泣いても、先生方は「止めなさい」とからかう子を叱ることはありましたが、

今回のように「それぞれの地域で独特な言い方は、日本中どこにでもあって“へん”なのではなく、みんなが知らないだけ」と言ってくれた先生はいませんでした。

もちろん日本地図を出して、いくつか例も挙げて、楽しく授業にしてしまう・・・なんてことは私の発想にも無く、自分もこの先生に教わっていたらもっと勉強ができるようになったかも?と思ったくらいです。

その上「先生も関西弁を知りたいから、関西弁の先生になって」なんて言われたら、今までコンプレックスに感じていたことが、いきなりの長所や自信に変わってしまいますよね♪

若いのにすごい先生だな~、見習う事いっぱいあるな~と感じました。

最初は「ハズレの先生かな?」と思っていたのですが、年齢や容姿で判断をしてはいけませんよね。今はそんな自分を反省しながら、ステキな先生に巡り合えてよかった♪と感謝しています。

息子は、もう友達ができたようで、今朝も「一番に学校に着いて一緒に遊ぶんだ」と言って、元気に走って登校しました。

引っ越ししてきたばかりの時には、とても不安そうな顔をしていて、ご近所の方に挨拶をしてもらっても固まってしまい、以前の「人見知り・場所みしり」が再発してしまったな・・・と不安でいっぱいでしたが、私よりも早く新しい土地になじんでくれたみたいです(笑)

(後略)

ココまで・・・

チョココロネさんの息子さん「一番に学校に着くんだ」の言葉で、いかに学校を楽しく感じてくれているか?とても良くわかります。

早くになじんでくれて、本当によかったですね♪

そしてチョココロネさんも言われていましたが、担任の先生、すばらしい方ですね~(^^)

特に私はこの言葉「みんなが“知らないだけ”で“へん”なのでは決してない」に感動すら覚えました。

確かに「からかい」や「いじめ」は、この“みんなと違う=変”から起きることが多々あります。

でも“みんな違う”は当たり前で、とても自然な事。

それはみんなが“知らない”だけだから「みんなで知識を増やせば“変”じゃなくなる」とすぐに行動を移された先生。

その考え方と行動力に拍手を送りたい・・・と思います。

そして、そんな先生に(きっとチョココロネさんよりもお若い方だと思いますが)「すごい先生だな、見習う事いっぱいあるな」とお感じになられたことも素晴らしいと思います。

きっともうしばらくすると家庭訪問もあると思いますので、先生とお話しできる機会に、先生に感謝の気持ちや、お子さんの変化などもお伝えしてくださいね♪

先生も、ご自分の行動に絶対の自信があるわけではありませんし、必ず「これでいいのかな?よかったのかな?」と不安を感じながら手探りをされているはずです。

特に若い先生であればなおさらで、年配の先生からの言葉が気になって自分のしたいようにできない事もあります。

そんな不安を取り除いてくれるのは、やはり親御さんの喜びの声だったり、先生への感謝の言葉です。

特に、お母さんからお褒め頂く言葉は、先生にとって大きな自信と、喜びになりますからね(^-^)

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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