第1083号 成長に感無量
こんばんは。パピーいしがみです。
今日は、とてもうれしいご報告を頂いた、ちゃんぐむさんからのメールをご紹介しようと思います。
ちゃんぐむさんは、時々、このメルマガでもご紹介させて頂いていますが、3人のお子さんを抱え、おばあちゃんの介護をしたり、ご自分のお父さんの面倒を見たり・・・と、
なかなか子育ての期間も、子供に集中できなかったり、特に3歳ずつ離れた妹さん達にも手がかかり、
あまりお兄ちゃんに手を掛ける事ができなかった・・・とお考えだったみたいです。
特に初めの頃頂いたメールに、お兄ちゃんの自信のなさに愕然として、自分の子育てに「失敗した」と感じていたり、それでもガミガミと叱ってしまったり・・・いろいろと後悔があったようです。
たくさんの紆余曲折があって、子供の成長ともにちゃんぐむさんもお母さんとして成長され、そんな長男さんが、いよいよ成人されたみたいです。
「学校に行きたくない」もありました。中学生の時は友達からいじめ?からかいを受けたこともありました。
でも今は立派な大学2年生。ステキな青年になってくれています。
ちゃんぐむさんからのご報告にはこうありました。
ココから・・・
ちゃんぐむです。
パピーさんいかがお過ごしでしょうか?
息子が20歳の誕生日を迎えようとしています。
はじめてパピーさんのテキストを読んだのは2006年6月5日。息子が年長、長女が年少、次女が半年の時でした
ネガティブ全開の私でした。
こんな私がパピーさんに「変わらなくてもいい、できなくてもいい」と魔法の呪文のおかげで、私、幸せなお母さんです。
朝は長女がドリップコーヒーを入れてくれます。次女と一緒に卓球頑張っています。
そんな折、離れて暮らす息子が20歳を迎えるので、写真を切り貼りして、見開きの成長アルバムを作りました。
感無量です。
息子に
あなたが成長するたびに、私は「よく成長してくれた。感動した。うれしい!!」と、小さい頃のあなたを思い出してはあなたを困惑させましたね。
それだけうれしかったのです。
人にやさしく接するあなた。自分で考えて行動する姿に感動していました。
なにより、あなたが存在していること。それが素晴らしくて、嬉しいのです。
20歳という人生の節目。
どうぞ神様に愛される人、神様・宇宙を味方につける人でありますように遠くから祈ってます
あなたと出逢えた私は“幸せなお母さん”です。
生まれてきてくれて有難う。一緒に時を紡いだことがあなたからの何よりの恩返し。
これからは、あなたの道を紡いでください。
とお手紙を書きました。
(後略)
ココまで・・・
とこんな内容でした。
私もそうでしたが、子供の成人って、親にとっては一つの区切りで「これでもう自分の手を離れるんだよな~」という寂しさと一緒に、
よくここまで(私も)頑張ってきた!という達成感も感じます。
そんな息子さんの為に、小さいころからの写真を貼った、成長の軌跡をアルバムにされたんでしょうね。
「感無量」その気持ち。とてもよくわかります(^^)
そうか~息子さん、もう20歳になるんですね♪とお返事しましたら、息子さんの近況も教えてくださいました。
ココから・・・
私は、息子への時間が足りなかったのではないか?と自問自答することが良くありました。
真ん中の長女がアスペルガー&ADHD、下の次女が自閉症スペクトラム
ほんとに彼にどれだけ向き合えたのか?彼はさみしくなかっただろうか?
ほんとにわたしは精いっぱいやれたのか?もっとできたのではないか?たらればを考えるときりがありません。
彼の自立心に頼ってしまったこと、ほんとにたくさんありました。
現在、息子は個別塾の講師をしています。
息子の一人暮らし先のアパートから大学の入学式へ二人で歩いて行った際、アパートの目と鼻の先にあった塾。
「あなたは妹や友達に勉強を教えるのがとてもうまいから、もし、アルバイトするならそのスキルを活かせたらいいね♪」なんて話していたら
その2週間後に「おれ、塾の先生のテストに合格したよ」と、連絡が来ました。
聞くところによると塾の1時間前に塾の講師をする予習時間を作り、授業中は一切答えを見ずに生徒の問題や質問に答えているとか。
予習していることは誰も知りません。当然、お金も発生しません。
これは塾の方針ではなく、世間では3流私立大学へ通っている彼が自分なりに考えて
「どうしたら、生徒が僕の話を聞きたくなるか?」「どうしたら、生徒が僕を先生だと思うか?」「僕はどんな先生になら勉強を教えてほしいと思えるか?」自問自答した結果らしいです。
親ばかと言われるかもしれませんが「すごいなあ。そんな風に考えて自分の人生を切り開くのかぁ」と思いました。
塾講師には国公立大学の学生さんが大勢います。
その中で、彼は懸命に彼の道を模索しているんだなぁ、と思うと『そんな風に育ってくれてありがとう』と感謝感謝です。
現在は、オンライン授業に切り替わっているそうですが、彼なりにきっと、あれこれ考えて先生業をやっているんだろうなあと思っています。
ココまで・・・
ちゃんぐむさんは「息子への時間が足りなかったのではないか?」とか
「彼にどれだけ向き合えたのか?」「ほんとに私は精いっぱいやれたのか?」と自問自答することが多かった、と書かれていましたが、
私が今までご相談やご報告を頂いている中では、本当によく頑張っておられるな~と感じる事ばかりでした。
例えば、このメルマガでも紹介した「642号プラスの感情の効果」では、ドッチボール大会のご報告を頂きました。
コーチを付けてドッチボールを日々練習している熟練チームを中心として、全部で7チームでの対戦で、誰が見ても熟練チームの圧勝は間違いない。
ところが厳しい激が飛び、失敗したら腕立て伏せなどのある熟練チームに対して、チームメイトをお互いに励ましあい、褒めあった即席チームが、
いくつものミラクルを起し、熟練チームを焦らせるほどの活躍をしたのでした。
もちろん、そのムードを作ったのはちゃんぐむさん。子供たちもノリノリで、とても楽しい時間を過ごせた・・・というご報告でした。
今回、息子さんが塾講師のアルバイトに、無給なのに1時間の予習をしたり、
「どんな自分だったら子供たちは自分の話を聞いてくれるだろうか?」を考えている・・・なんて、あんまりいないと思うのです。
でも、その姿はいつも自問自答をしていたちゃんぐむさんの姿を見ていたから?かもしれません。
自分で考え、行動を起こし、そしてそれが彼の力になっていくと思います(^^)
ちゃんぐむさん、ステキなご報告をありがとうございました。
ちなみに『642号プラスの感情の効果』はこちらです→ https://www.age18.jp/back642.html
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。