第636号 自分を褒めてあげたい
こんばんは。パピーいしがみです。ここのところ、急に寒くなりましたね。
もう12月ですから、当たり前と言えば当たり前ですね♪やっぱり12月は寒くなくちゃ(^^)
もう町はクリスマス一色で、年末が近い事を感じさせます。そうですよ~♪もう後半月で2011年も終わります。
月日の流れるのは早いですね~。今年もあっという間に終わっちゃいます。
もう子供たちのクリスマスプレゼントは用意されましたか?
私は、子どもたちが小さい頃、このクリスマスの時期が来るのが楽しみで、ある時は、英語で手紙を書いたり、ある時は包装紙に凝ったり・・・。
子どもたちは小学生の高学年になる頃まで、サンタさんはいるんだ!って信じてくれていたようです。
今日、ご紹介するメールは、先日スーちゃんさんから頂いた内容なのですが、
少し、そんなクリスマスに関連するかな?と感じ、紹介させて頂こうと思っています。
ココから・・・
パピーさん、こんばんは。スーちゃんと申します。とても久しぶりにメールします。
とうとう「幸せなお母さんになる為の子育て」の全カリキュラムが終わりました。
いえ・・・終わってしまった・・・という方が正しいかもしれません。
私は自分に自信が無くて、お母さんとしてもまだまだで、できるだけ長くこの講座に触れていたい、という気持ちで、
何度も休憩したり、何度も復習したりして、パピーさんの「ゆっくりゆっくりでいいですよ♪」の言葉に甘えて、とても時間を掛けてきた(2年半)のですが・・・とうとう終わってしまいました。
でも、この2年半はとても有意義な毎日だったと思います。
私自身もとても成長できた(と思っています)し、子どもたちの問題もとても少なくなってきました。そもそも私がイライラする事が本当に減りました。
私は、この勉強を始める時、主人に相談したのですが、反対されて、でもどうしてもやりたくて。働いていた頃の貯金を崩して始めたのでした。
先日、主人に「この頃元気ないけどどうかしたか?」と言われたので、
本当は内緒だったけど、前に相談した子育ての勉強やっていたんだ、でももう終わりが近くて、落ち込んでいるんだ・・・。と講座の事を初めて話したのです。
そうしたら主人は「知ってたよ♪」と笑顔で言うのです。
「え、知ってたの?」と聞くと「あの本棚に入ってるでかいファイルだろ。誰だって気がつくよ(^^)」と言われてしました。
そして・・・なんとこんな言葉をもらったんです。
「最初は、そんな勉強しても意味ない、と思っていたけど、ここ1年ほど、子供たちはとても明るくなったよ。
何しろ○○(兄)が「どうせ僕なんて」みたいにネチネチすねる事が無くなったよ。
俺はああいう甘えたようなすねた言い方が大嫌いだったけど、そういうのが無くなったよな。今は全く言わないじゃん。
兄弟げんかもすごく減ってきたような気がするよ。
この前、2人を連れて100円ショップ行った時、「今日は欲しいもの3つだけな(買ってあげる)」と言った時、2人で仲良く選んでいたよ。
最初、俺は子育ての勉強?「はぁ?」って言ってたけど、勉強するとやっぱり違うんだなぁ、って思ってたんだ。
時々、ファイルを見ると、メモが書いてあったり、ラインが引いてあったり、おまえも一生懸命勉強しているんだな~ってさ・・・」ですって。
時々見られていたんだ・・・と思うと、恥ずかしいような、嬉しいような・・・。
主人はほとんど、褒める事を言わない人なので、初めて褒めてもらったようで、とても嬉しかったです。
それで・・・主人が言っていた「何しろ○○(兄)が「どうせ僕なんて」みたいにネチネチすねる事が無くなった。」これは、本当にそうなんです。
これはパピーさんに相談して、治った部分でもありまして、「お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒める」を続けた結果です。
幼稚園の時、園長先生にも相談していたのですが、園長先生は、「上の子の赤ちゃん返りは親の愛情が足りないからですよ。沢山愛情を掛けるようにしてあげてくださいね♪」と言われて、一生懸命に愛情を掛けていたつもりでした。
私は弟よりも愛情を掛けていたつもりなのに、全く駄目で、そんな時にパピーさんから「違った形で自尊心を高めてあげるといい」と「お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒める」を教えてもらって、それからすぐに変化が有ったんですね。
もちろんこれは今でも続けています。
ですから、お兄ちゃんはとても明るくなったし、少々のことではへこたれなくなりました。私との関係もとても良くなった感じがします。
今は小学生ですが、学校の話しも良くしてくれます。兄弟ゲンカも本当に減りました。
それまでの私はケンカが始まると弱い弟をかばって、強い兄を怒っていました。(理由も聞かず)
でも、パピーさんから「ケンカにも理由が有ります」「理由をちゃんと聞いていますか?」と言われて、お兄ちゃんの言い分を聞いてみると、原因は弟にある事がほとんどだったりして・・・
その時も、私は固定観念だけで怒ってるな~って、猛烈に反省して、それからはケンカやいざこざが起きても、お互いに言い分を聞くようにしています。
そして、大きい子が我慢するではなく、小さい子に原因があるのなら、小さい子だって叱る、のようにしています。
又、できるだけ親が介入しないようにもしています。子供だけで解決できるように。その頃から顔つきが穏やかになってきたような気がします。
でも、ケンカをすればいつだって大きい子が怒られる・・・当然それでは、上の子は面白くないですよね。
私は大きい子と小さい子がケンカするのが、どうもイジメのように感じてしまっていたので耐えられなかったです。
でもそんな風に感じていた私の気持ちを変えてくれたのも、パピーさんのこの言葉でした。
「ケンカって悪いことだと思っていませんか?」「ケンカをするってことはこんなに素晴らしい事なんですよ」
兄弟ゲンカって、社会へでても自己主張する事ができる為の、お互いの為の重要な練習機会だったり、お兄ちゃんがリーダーシップを学んだり、下の子が秩序や長用の序を知る為のチャンスだと教えてもらって
ただ単に「ケンカはいけない事」と信じ込んでいた私の考えが、がらがらと音を立てて崩れていくような感覚でした。
何から何までパピーさんには驚かされて、でも教えて頂く内容はその都度とても納得しました。
そして言われたようにやってみると、ウソみたいに子どもたちが変わって行って・・・。
なんでパピーさんは、こんなに子供の気持ちが分かるんだろう?こういう考え方ってほとんど私にはできないな・・・
「パピーさんのようになりたい」と思っても、足元にも及ばない私が、これから上手に子育てができるだろうか?
・・・そんな気持ちでした。
それを主人に言ったら
「それはお前、ずうずうしいよ(笑)だって、先生(パピーさんの事です)は、何十年もかけて掴んだノウハウだろ?それを1年や2年で全部自分のものにしようなんて・・・そりゃ先生に失礼だよ。
良いじゃん、これからだって勉強し続ければ・・・。勉強して成果があった、ってことは、これからも勉強を続ければいいんじゃね?
あのファイルを何度も読みなおせばいいんじゃないの?あれは返さなくていいんだろ?」
と。そう言われて「あ、そうか」でした。
それこそパピーさんが「継続・継続」って言ってたな、と。
そうやって1週間がたち、パピーさんへ送る手紙(この文面)が完成に近づいた頃、53章が届きました。
テキストには52章までしかないのに、フォローメールには53章が有ったのですね。得した気分で読み始めると・・・。
これは驚きでした。
そこには「もし、もう少し勉強したい」という気持ちがあれば、又、最初からフォローメールを送って下さる事。そして、これからもご相談を受け付けて下さる事が書かれていました。
これはサンタさんからのクリスマスプレゼント?も~感動~!!でした。
でも、最初からこの53章の内容を知っていたら、あんなに悩む事は無かったのに・・・となんだか、笑っちゃいました。
(でもそれじゃあ、これほどの感動は無かったと思います)
それを主人に言ったら「よかったじゃん」「じゃあ、お前も頑張れよ♪」ですって。
以前、相談した時には「そんなもんやったって・・」と頭っから否定していた人です。
でも、その人が「がんばれよ♪」って言ってくれました。
なんだかすごく嬉しくて、この喜びをパピーさんに伝えたいと思って、落ち込んだころからの内容も含めて送らせてもらいました。
そう言えば、今回の事もそうですが、主人が少しずつ私の話を聞いてくれたり、
子どもたちを連れて遊びに行ってくれたり。以前は全く子育てに協力なんかしてくれなかったのに、
ちょっと優しくなっている?ようにも感じています。これもパピーさんマジックでしょうか?(^^)
せっかく新たに勉強する機会を与えて頂いたので、テキストを読みなおしてみよう・・・と開いてみたら
各章の終りに書いている私の感想が、始めたばかりの頃・中間点・このごろと比べてみると、かなり違っているように感じます。
始めたばかりの頃は、子供の悪いところや主人の悪いところ、私の後悔の気持ちや、後ろ向きな言葉ばっかりでした。
今はもう忘れてしまった「こんな事に悩んでいたんだな」と思えるような事が、さも重大事件のように書かれていました。
それを読んでいて、涙が出てしまって、あ~、私もかなり成長できているな、となんだかお母さんとしてしっかり歩いている自分を感じ、「自分を褒めてあげたい」という気持ちになってきました。
まだまだ、パピーさんの考え方を習得するには、時間がかかると思います。でも、少しでも近づけるようにこれからも頑張りたいです。
時間を掛けて書いているので、ちょっと変なところがあるかもしれませんが、このまま、送りま~す(^^)
ココまで・・・
このメールを頂いて、私はこんな風にお返事をしました。
ココから・・・
スーちゃんさん、こんばんは。パピーいしがみです。メール、拝見しました。
ご不安が解消できたようで良かったです♪
ご主人さまはすごいですね。しっかり子どもたちの変化、スーちゃんさんの変化を見てくださっていたんですね♪
頂いたメールの最後に
“以前、相談した時には「そんなもんやったって・・」と頭っから否定していた人です。”
“でも、その人が「がんばれよ♪」って言ってくれました。”
とありましたね。
これって、ご主人さまが、スーちゃんさんの頑張りを認めてくださった、という事だと思いますよ。
その「認めてくださった」というのは、やはり変化や実績を感じてくださっていたのだと思います。
こんな文面が有りましたね。
“最初、俺は子育ての勉強?「はぁ?」って言ってたけど、勉強するとやっぱり違うんだなぁ、って思ってたんだ。”
これは嬉しいですね~♪
近くにいる方がこうやって、変化を感じてくださっているという事は、スーちゃんご自身と子どもたちはかなり変化している、という事だと思うのです。
その変化にスーちゃんさんは、あまり気付かなかったようですが、でも、もしかしたら、これが理想的なのかもしれません。
というのは子供達もきっとその変化を自然と受け入れて行っただろう、と感じるからです。
そして今回の53章の件、喜んでくださって良かったです。
スーちゃんさんは、クリスマスプレゼント?と思ってくださったようですが、それ以上にすばらしいプレゼントが有った気がします。
それは、ここです。
“始めたばかりの頃は、子供の悪いところや主人の悪いところ、私の後悔の気持ちや、後ろ向きな言葉ばっかりでした。”
“今はもう忘れてしまった「こんな事に悩んでいたんだな」と思えるような事が、さも重大事件のように書かれていました。”
“それを読んでいて、涙が出てしまって、あ~、私もかなり成長できているな、となんだかお母さんとしてしっかり歩いている自分を感じ、「自分を褒めてあげたい」という気持ちになってきました。”
私は、自分に対してもっとも厳しいのは「自分」だと思っています。
というのは、私たちは私たちの弱い部分。私たちの至らない部分。見たくない部分。蓋をしている部分が必ずあって、それを知っているからです。
自分の醜い部分を知っているからこそ、なかなか自分の事を認めてあげる事ってできないんですね。
スーちゃんさんが、今回、講座が終わりに近づき、このままで私は大丈夫だろうか?とお考えになったのも、きっと自分に対して「認めてあげられない」というお気持ちがあったからだと思うのです。
でも、2年半も掛けて地道に頑張ってこられた。それをご主人にも認めてもらえた。子どもたちも仲良く、家庭も和やかになってきた。
そして以前ご自分が書いていた文面を見て、その時の状態と今の気持ちの違いをお感じになって、ようやく自分で自分を「褒めてあげたい」とお感じになった。
もっとも厳しい自分が、いつもダメだと思っていた、ご自分を「認めてあげた」瞬間だと思います。
自分で自分を褒めてあげられる・・・って、こんなに素敵な事は無い♪と思いますよ(^^)
そして、それこそが形ではない、物ではない、最高の贈り物だと思うのです。
そういう時の暖かさ、感謝、心みたされる感じ・・・。これこそが(もしサンタさんがいれば)サンタさんが、世界中にプレゼントしたいものなのではないかな?って思うのですね。
講座の1回目はまだまだ分からない事が多いはずですから、私が「こうしてみて頂けますか?」とご提案しましたが、2回目は「こうやってみたらどうだろう?」とご自分で考えたり工夫したりしてやってみてみましょう。
基本が理解できると応用もできるようになりますからね。
ご自分で考え、そこに成功体験が加わると、きっとぐーんと自信がつくと思います。
もちろん、自分で考えてやってみて上手く行かなかったら、遠慮せずに、メールを下されば結構です♪
ココまで・・・
この後、スーちゃんさんからは、お礼のメールを頂いたのですが、今年はとても良いしめくくりができた♪と喜んでおられました。
確か去年のクリスマス時期だったかと思いますが、「サンタさんはいるのですか?」という内容をメルマガでご紹介しました。
その時も「目に見えないもの」というタイトルで、ご紹介させて頂きました。
(もしよかったらご覧ください。 https://www.age18.jp/back587.html )
でも・・。サンタはいるんですね♪いつだって・・・心の中に・・・。
スーちゃんさん、ご報告、そしてメルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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