第1358号 愛知県ランチ会(2)
こんばんは、パピーいしがみです。
今日は愛知県ランチ会、第2回についてお話ししますが、 号外でお送りした高市政権誕生のメルマガ、いかがでしたか?
ちょっとマニアックすぎて敬遠されるかな?と思ったら、案外評判が良くて、
「こんなこと初めて知りました」
「認識が新たになりました」
「教えて頂いてありがとうございます」
というメールを何通もいただきました。とても嬉しく思います。
私たちはどうしてもテレビ等メディアを「正しいものだ」と思いがちですが、実は決してそうではなく、私たちの印象を操作したり、動かそうとする傾向がとても強いのです。
だからこそ、CMでお金を取れる媒体になっているわけですし、BPO(放送倫理・番組向上機構)という組織もあるんですね。
※ただ、BPOは、NHKと民放が自主的に作った放送倫理監督機関なので、「お手盛り」感は否めません。
でも、今はインターネットやAIが発達してきたので、調べようと思えば「何が正解か?」が分かります。
ぜひこれを機に、ご自分で判断をしてみるようになさると、世の中の「ほんと」「うそ」が見えるようになると思いますよ♪
号外のメルマガ、もしお読みでなかったら、下記アドレスからご覧いただけます。
https://www.age18.jp/extra_edition_251021.html
お仕事に活かしています
さて、今日は愛知県ランチ会の2回目のお話です。
今までランチ会をやってきた中で一番ベテランの会員さんは17〜18年前の方だったのですが、今回は「20年前に会員になりました」という方とお会いしました。
まだ、私が「パピーいしがみ」として活動する前だそうです(笑)ベテラン中のベテランですよね。
その方はすでにご自身も「ベビータッチケア」という仕事をなさっていて、お代金をいただいてご指導されておられます。
もうその仕事も18年ほど続けているそうです。
私は「新生児」はあまり詳しいとは言えないのですが、その方は「赤ちゃん」に特化した接し方をご指導されているのですね。
歴はほとんど私と変わりませんが「パピーさんの考え方はいつも私の指針になっています」と言って頂き、とても嬉しかったです。
会員さんの中でも、子育て関係の仕事をなさっている。また「その方面の仕事をしてみたい!」と言われる方は多くいらっしゃって、
「メルマガ等、お話の内容を使わせて頂いていいでしょうか?」と聞かれることがあるのですが、結論から言えば、どんどん使ってくださって構いません。
ただ一言だけ「出典は、パピーいしがみです」という形で書いてくだされば、法律的にも全く問題はないので、「私もそう思う!」ってことはお使いくださいね♪
その方はお子さんはもう大学生で、そろそろ子育ては終わりになりますが、今後の人生において「これを収入の柱にしていきたい!」と言っておられました。
例えばご主人が定年したり体調が悪くなっても「生活できるくらいの収入に」ということです。
ぜひ頑張ってほしいなと思います。
命を救われた?
そして「私はパピーさんに命を救われました・・・」と言ってくださる方もいらっしゃいました。
最初は「それはちょっとオーバーでは?(^^)」と思ったのですが、
本当に辛くて辛くて、「もうダメか?」と思った時に、午前3時に私へメールをくださったそうです。
すると、なんとすぐに私から返信があったそうで「これはAIなのか?」とその時は思ったそうです。笑(ちなみに相談業務とメルマガ作成にはAIは使っていません)
ですが、その内容はいつものメルマガで読む文章のままで、しかも最後に「早く寝てくださいね」と書いてあったのを見て「本当に返事をくれたんだ」と驚かれたとのことでした。
そして「パピーさんはいつ寝てるんですか?」と聞かれたので、「いえいえ、その時は、たまたま起きていただけですよ」と答えつつ、
心の中で(返事しておいてよかった〜♪)と思ったのでした。
他にも「今日、私はお礼だけを言いたくて来たので、ご相談のある方を優先していただければ・・・」とおっしゃる方もおられました。(もちろんみなさんとマンツーマンでお話はさせていただきました)
その方は、「当時は『幸せ』って何かわからなかったけど、今は日々『幸せ』を感じています♪」と言ってくださいました。うれしいですね〜(^^)。
そして、実は第1回(18日)と第2回(19日)の間に、お時間を作ってお話を伺った方もいらっしゃいます。
その方は当初、時間が合わなくて、「土日、どちらのランチ会にも残念ながら行けません。今回は諦めます」ということだったんですけれど、
「こんなチャンスはもう二度とないかもしれないので、もしお時間がありましたら一目でもお会いできませんか?」というメールをいただきました。
私としてはこうやって「自分からアクションを起こす」というスタンスが大好きなので・・・
「それなら18日土曜日、第1回目のランチ会が終わった後ならお時間がありますので、名古屋駅でお会いしましょうか?」ということになって、駅近のレトロな喫茶店でお話しをさせて頂きました。
その時の相談内容が皆さんにも参考になると思うので、先にその話をさせていただきます。
スポーツで自信を失う
その方のお子さんは今5年生の男の子で、サッカーを頑張っていたんですね。
体が大きいお子さんで、4年生まではレギュラーだったそうです。
ところが5年生になって レギュラーから外されて、また同じチームのレギュラーのメンバーからも友達扱いされなくなってきて、周囲の変わりようが酷く、とても落ち込んでしまっているという内容でした。
実はこのメルマガでも何度かお話しているんですが、私は子どもたちに『自信をつけるスポーツ』としてのサッカーはおすすめしないんですね。
その理由は何かというと、そのサッカーというスポーツの『特殊性』です。
サッカーは、世界中で暴動が起きるほど、サポーターが熱狂するスポーツですよね。
そこには「点が取りにくい」「僅差で勝負が決まる」「審判が見ていなければラフプレーも許される」「スーパースターが生まれやすい(ヒエラルキーが付きやすい)」という特徴があります。
サッカーはどうしても点を取れる子、またはボール扱いの上手い子、技術的に高い子が注目されます。
またそういう子はチヤホヤされて、チーム内でも発言が強かったり、それがそのまま ヒエラルキーの高さに影響してくるんですね。
技術の高い子どもが上に立ち、技術的にあまり高くない子たちが、その子の指示や命令に従う(暴言を吐かれる)という構図ができてしまうんです。
もちろん試合中に失敗してそれが敗因だったりすると「お前のせいで負けた」とか「やめちまえ!」とか「下手くそ!」とか同じチームメイト同士でも辛辣な言葉が飛び交うんです 。
チームプレーは、「スポーツマンシップ」を学ぶに適しているとか「協力すること」を覚える、と言う方もいらっしゃいますが、
それはレギュラー以上になった子たちのことで、 レギュラーになるまでには相当泥臭い争いがあるんですね。人格否定も頻繁にありますし、心優しい子はその中で潰されてしまうんです。
ですから『私は自信をつけるための運動』であれば個人競技が良い!と言うんですね。
私の住んでいる静岡県の清水市というところは、日本中に名を知らしめる『サッカー王国』だった時期があって、一時期、サッカーの強い中学、高校がわんさかありました。
ですが、華々しい活躍をするレギュラー選手の陰で、ドロップアウトしていく選手を何人も何十人も知っています。
その子たちは自信を失うだけでなく、学校を辞めたり、サッカーのせいで人生を棒に振ることが珍しくなかったんですね。
なので、前々から私は『自信をつける』ためのスポーツとしての選択には、サッカーはお勧めしなかったのです。
その子によって活躍しやすい運動がある
そのご相談をされた方の息子さんの写真を見せていただきましたが、体がとても大きくて、がっしりしているお子さんでした。
だとしたら、サッカー以外に活かせるスポーツがあります。
それは柔道です。
私が武道好きだから・・・ということではなく、 その子によって、今の状態(体)を活かせるスポーツがあるんですね。
例えば、空手は俊敏性が必要ですが、柔道は体幹や腕の強さが大事ですよね。そしてどっしりしていた方が有利です。
すでにその体ができている子にとっては、アドバンテージは高いし、上達が早いんです。
小学校ではまだまだテクニックより体格がものをいう場合が大きく、他のスポーツと比べても自信をつけるにはとても良いのです。大きい子にとっては特に有利なんですね。
多分、道場に行けば「ぜひうちの道場で頑張ってみないか?」と先生や指導者から誘われると思いますし、
同級生だけでなく、様々な学年の子たちと仲良くなったり、中学生や高校生、また大人から指導を受けながら、年齢の違う人への接し方も将来的な学びになります。
さまざまな面で、視野が広がり、プラスになることが多いのですね。
もしそこで、1回でも2回でも「自分の力で勝つこと」を経験したり、稽古で褒めてもらったりするようになると、自信も付きやすいし、
実績が出てくれば「僕ってすごいんだ」と周囲も本人も分かってきます。「そうすると、今、落ち込んでいる気持ちはすぐに良くなるはずですよ」という話をさせていただきました。
気持ちの優しい子の場合、どうしても一人で行くということには抵抗があると思うので、親も一緒に始めると、子どもの不安を減らすことができるので非常に効果的なんですね。
と、それもお伝えしておきました。
その後、体験に行かれて、かなり好感触だったようです。もし練習を始めてくれたらきっといい方向に向かうだろうな~と楽しみにしています。
大学進学の心構え
そして今回は、全体的にお子さんの年齢が高く、高校生で、大学進学か就職か?で悩んでおられる、という方もおられました。
これも参考になると思うので、お話ししておきますね。
その方のお子さんは商業高校で、今は野球部に入っているそうです。
本人は入学当初、「野球部で頑張りたい!」と思っていたのですが、先生から「大学に行きたいなら野球よりも勉強に力を入れた方がいい」という勧めがあり、野球を断念して勉強に専念したそうです。
ですが、それだと学校生活が楽しくない、友達と楽しく過ごすことも機会も少ない、ということがあって、途中から野球部に入ったんだそうです。
ただ、野球部は想像するだけでも、激しいトレーニングがありそうですよね。本人は腰を痛めながらもコルセットをして頑張っているそうです。
勉強の方はそんなによくないかもしれませんが、私はそれをとても「良いこと」だと思っています。
運動部に入ることで友達ができ、体が鍛えられ、今しかできないことを経験できます。
たかが(「たかが」に印象が悪く感じたらすみません)学校の勉強のために、その貴重な時間を潰してしまうのはもったいない、と私は思っているんですね。
ですから「息子さんの選択、お母さんの選択は正しかったと思いますよ」とお伝えしました。
これは私の偏見かもしれないので、これが全て正しいとは言いません。
ですが、息子さんは自分で選択し、友達と楽しく時間を過ごし、厳しい練習にも耐え、そこで自信もついてきていると思いますし、これは必ず将来的に役に立ちます。
運動部の練習などでつらい思いをした子は、社会に出た時に理不尽な対応や嫌なことがあっても、「あの時に比べたら大したことない」と思える力を持てます。
それは簡単には身につけることのできないファクターなんですね。
また、名の通った良い大学に行かなかったとしても、高卒と大卒には天と地ほどの差があります。
就職の際、履歴書やエントリーシートなどの書類選考で、4年制大学を出ているかどうかで大きな線引きをされます。
片方が大卒、もう片方が高卒だとしたら、高卒の方は面接の候補にも上らないことがあるんですね。
面接で見るのは、その人の人となりや、何を学んできたか、どんな経験をしてきたか?です。
でも、今はAIが出てきて、単に記憶力が良いだけの価値は薄れています。
しかし今の学校の偏差値の違いは、すべて記憶力勝負で、知名度が高い学校を出た子は「ただ記憶力が良い」だけ、という面もあります。
当然ですが、記憶力では到底AIに勝てません。
だから、どんなに有名大学を出ていても、ただ記憶力が良いだけで卒業した子は企業にとって不要と考えられることもあるんですね。
それよりも、「高校で野球をやってきました。大変だったけど乗り越えてきました」という経歴や、「大学でこんな経験をしてきました。こんな考え方や学びを得ました」という子の方が、企業は可能性を感じてくれる、ということもあるのです。
ただ、 高校3年間を野球に費やしたことで、本来もっとできる子でも、現時点では学力が低い場合もありますよね。
そういうときは「1年浪人する」という手段もあり、そうすると選択肢が広がっていきます。
もちろん1年浪人すればその分お金はかかりますが、子どもの可能性を広げることでもあるので、もし余裕があればそういう方法もありますよ、とお伝えしました。
私の場合は、一番下の子は浪人していますし、上の子も浪人覚悟で受験をしています。
私は、その1年や2年の浪人の時間は簡単に取り返せると思っているので、「現役でどこどこ大学に入らなきゃ!」という考えは全く持っていません。
むしろ、その1年間。みんなが現役でそこそこの大学に入るよりも、ずっと効率的に勉強でき、集中して取り組めます。
浪人を念頭に置いた大学受験を考えると、視野と可能性が大きく広がり、精神的にも楽だと思います。
兄弟間で、特に下の子が優秀な場合
そして・・・最後になりますが、 例えば、兄弟がいて、上の子より下の子の方がよくできるという場合がありますよね。
上の子は成功体験があまりないけれど、下の子はマラソン大会で1番だったり、勉強ができたり、友達関係も良かったりする。
上の子が頑張ってもなかなかできないことを、下の子は簡単にできてしまうことがよくあります。
その結果、どうしても上の子はいじけたり、下の子の頑張りを否定したりします。
例えば、賞状やメダルなどの表彰に対して「なんだ、そんなもん」と言ってしまう・・・なんてことです。
同じように育てていても、上の子の方がいじけやすいというのは珍しくないのですね。
兄弟で差が出ることはとても多いのですが、下の子が優秀な場合はどうしたらいいでしょうか?というご相談をいただきました。
こういう時は、上の子の成功体験が少なかったり、自己肯定感が低かったりすることが多いです。
でも、こういう場合、上の子が下の子と同じジャンルで同じ活躍を求めるのは厳しいんですね。
でも、上の子には上の子にしかできないことが必ずあります。
ご相談いただいた方の場合、上の子は高校生、下の子は中学生でした。
上の子はアルバイトを始めて、自分で朝のシフトにも起きて行ったりと、社会人としての学びを始めているのですね。
まずは「社会人として挑戦し始めている」ということもすごいですし、与えられたシフトをきちんと「責任を持って朝起きていく」っていうことも立派なことですよね。
その時に、「あなた、自分で朝のシフトを決めて、ちゃんと起きて行ったんだね。高校生だけど、りっぱな社会人だよね。さすがだわ」というふうに「認めて」あげてることができます。
こうやって「時間を守る」とか「自分で起きる」って「当たり前」のようにも思えますが、それを親を頼らずにちゃんと自分で行動している。
それらをしっかり肯定してあげる、ってことが本人にとっても「えっ?そう?」なんて 誇らしかったり嬉しかったりするんですね。
何気ないことですが、それはまだ下の子にはできないことですよね。
社会人として働き始める、アルバイトをして自分で給料を稼ぐ。それは素晴らしく、誇るべきことであり、喜ばしいことなんですね。
子ども自身も自立の階段を上り始めています。
一歩先ゆくお兄ちゃんを「やっぱりすごいね」と認め・褒めてあげることで、お兄ちゃんも自分に誇りを持ちますし、
アルバイトをする中で、それこそ上司に褒められたり、手応えを感じることで、自分自身も「あ、俺ってなかなかやるな」っていう気持ちも抱き始めるんですね。
下の子とは違うジャンルで認め、褒めてあげる。それは高校生になってもやっぱり響きます。ぜひやってみてくださいね。
愛知県のランチ会。とても盛り上がっていて「12月に『ママたちお疲れ様会』をしましょう!」ということになりまして、2日に分けた皆さんも参加できる方は集まることになっています。
もちろん私も参加します(^^)
みなさん、同じ方向を向いているので、小さなきっかけでどんどん仲良くなってくださるので、私もやりがいがあります。
この後、東京・神奈川・奈良で今年は終わりますが、みなさん楽しんで欲しいな~と思います。
それでは、最後にお知らせをお送りして終わりますね。
お知らせ
(1)【2026年ランチ会】
1月 沖縄県ランチ会
2月 静岡県ランチ会
3月 岡山県ランチ会
4月 長野県ランチ会
5月 富山県ランチ会
6月 茨城県ランチ会
参加希望のご連絡はパピーいしがみまで。
(2)藤川理論(分子栄養学)コミュニティ
(会員さんなら誰でも参加できます)
参加ご希望の方はパピーいしがみまで。
メール送信先:age18_jp@yahoo.co.jp
では、また来週。お会いしましょう(^^)
https://www.age18.jp/ichiran.html
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。
- いじめ・友達との喧嘩, その他, やる気, 自信がない














