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第425号 なぜキレる・・・?

こんばんは。パピーいしがみです。あなたは、子供が怖い、と思ったことは無いでしょうか?まだ、4歳、5歳の子の気持ちがわからない。

いきなり切れたり、泣き叫んだり、暴れたり、怒ったり・・・。何をしたら収まるのか、どうしてこうなっちゃったのか?そうやってお悩みになったこと・・・。

もちろん、子供はいろいろですから、もともと切れやすい、という子もいるかもしれません。でも、そうばっかりではないのでは?と私は思っているんです。

今日、ご紹介させて頂くのは、今、香港にお住まいのステラさん。

ステラさんは、国際結婚をされて、現在、子供さんは4歳。はじめてメールを頂いたのは、昨年の3月。その時は、スイスにお住まいだったんですね。

どうやら、自分の思い通りにならないと、激しくグズり、泣き叫び、それもいつまでも泣き止まない。相当な、つわもの?だったようです。

例えば、自分が起きて、パジャマを着替える時に、お母さんが既に着替えているのが気に入らず、「もう一度、着替えて!ボクが1番に着替えるんだから!」と言って、お母さんがそれを拒否すると大暴れ。

又は、トイレトレーニングでおまるにオシッコをして、子供が「拭かなくていいからね」と言ったところ、つい、お母さんが拭いてしまったら、爆発。

トイレトレーニングの(出来たらシール)の表を壁からはがしてグチャグチャにして放り投げ、近くにあったシールもグチャグチャに。

それでも飽き足らず、おまるに手を突っ込み、ぬれた手で、あちこちベタベタと・・・。それも、こういう事が日常茶飯事に起きるのです。

ほんの小さな事に腹を立てて暴れたり、何も関係ない無いの事で突然キレて、怒り出したり・・・。理不尽な怒りを撒き散らすんですね。

ステラさんのメールには、「大げさかもしれませんが、気が狂いそうでした。」とあり、ご主人の口癖は「あいつは狂ってる」でした。

ご主人に「精神科医に診せたほうがいい」と言われていて、ステラさんもとても心配されていました。

ですが、私は、ステラさんとメールのやり取りをしていて、「精神科医なんて関係ない!」「この子はちゃんと理解できるようになる!」って感じていました。

でも、そこには、当然、親としての姿勢についても、ご注意してほしいことがありました。そこで、こんなお返事をしてみたのです。

ココから・・・

ステラさん、こんにちは。パピーいしがみです。読んでいて、やっぱり気になるんです。

“主人に言わせると、息子は私を親として尊敬してない、らしいです。私が息子に対してこれはダメというと、彼は納得しない、私は彼の言うことをなんでも聞くものと思っているので、それが満たされないと怒ってしまう、と主人に指摘されました。”

それから、これまた主人に言わせると、私は息子のいいなり、なんだそうで・・・主人の母にも「あなたはまるで奴隷のよう・・・」と言われたことがあり、ショックでした。“
という所です。

ご主人だけでなく、ご主人のお母さんにも・・・、という事は、やはり考慮すべきなのでは?と・・・。

例えば、お父さんのいう事を聞くけど、お母さんのいう事は聞かない。これはあっても良いと思うのですね。というのは、お母さんに甘えられる事で、依存と自立のバランスが取れるからです。

しかし、今回頂いた、怒る理由。“彼が怒ること、それは私が同じことを二度も言う、ということです。自分が分かっていることを言われて怒ることもあります。”

これって・・・言いがかりじゃん!?って思ったのです。そんなの理由になる?って。
言い方を変えると、やくざが因縁のつけているよう。

いじめっ子が、弱い子をいじめているような・・・。そんなイメージを持ったのです。

そして、ご主人の言葉『子供のいいなり』が引っかかったのですね。ご主人のお母さんの言葉『まるで奴隷のよう・・・』が・・・。

ステラさん、お子さんの機嫌がとっても気になって、自分をそれに合わせようとしている、って事、ないですか?又は、それに合わせてしまっている、という事はありませんか?

子供に気を使いすぎてしまって、自分の信念が揺れていませんか?

例えば、NO!と一旦は言ったのに、子供が荒れたり暴れたりすると、「しょうがない」とYESにしてしまったこと。子供の激しい気性が怖いと思ったこと、ありませんか?

以前も、口うるさく言ってしまう、とありましたが、口うるさく言っているのに、子供の機嫌でそれが変わる、としたら、もうその時点で、NOがYESになってしまっている、という事なんですね。

お子さんの怒る理由などを読むととても感じるのが、デパートで大の字になって喚き散らしている、そんな子供とよく似ているな~、という印象です。

なぜ、そういう事が起きるか?というと、デパートなどで、一度でも、ぐずったり、駄々をこねたり、騒いだり、泣き叫んだり・・・、

そういうアピールに「今日だけだよ」などと言いながら、ねだったものが買い与えられると、子供は「泣き叫び、ぐずる事で願いが叶うんだ!」と学習するんです。

そして、デパートに行くたびにそれを試すのです。それがうまく行くと、同じ事を、何度も何度も試します。

お父さんがいる時はどうか?お爺ちゃんやお婆ちゃんがいる時はどうか?そうやって、いろいろ試して、うまく行く時、行かない時を、ちゃんと把握するのです。

そして、今までうまく行っていたケースで、もし、願いが叶わなかったりすると、まるで「これならどうだ?」と言わんばかりに、今まで以上に泣き叫び、時には脅し、睨み、親を困らせます。

そして親が根負けして折れたとき、又、学習するのです。「やっぱり僕が暴れれば何でも思い通りになる」って。そして、どんどんエスカレートするんですね。

同じように、“NO!と親が言っても、騒いだり喚いたり、機嫌が悪いというそぶりをすれば、YESになる”という体験をしていると、

気分が悪い時、自分の思い通りにならない時に、騒いで暴れて、時には脅し、睨み、親を困らせ、自分を機嫌よく扱うように要求するんです。

ね。そっくりだと思いませんか?そこに理由なんてないんです。そう、理由なんて何でもいいんです。そんな気がしてならないのですね。

でも、これって、とてもよくあるご相談で、「もしそんな傾向があるのなら、事が小さいうちに、治しましょう。自分の信念を持って、それを貫くんですよ。

騒ごうが泣こうが喚こうが、NOはNO!絶対に覆さないで下さい。我慢比べですよ。」とお話します。

もし、思い返して、そういう事があった、又はそういう傾向があるようでしたら、是非、お考え頂きたいな~、と思います。

ただ、信念を貫く = 叱る ではありません。当り散らしている状態が落ち着くのを待って、ゆっくり、丁寧に、穏やかに説明してあげてほしいのです。

そして、決してすぐの変化を求めてはなりません。じっくり、時間をかけて「自分の思い通りになる事ばかりじゃないよ」って、教えていくんですね。

信念を貫く時は貫く。でも、褒めるときはしっかり褒める。ピシッと統一できると、大きな『信頼』が築けると思いますよ。

ココまで・・・

上記のようにお話しはしましたが、当然、すぐに子供の様子が変わるわけではありません。親の信念を貫けば、子供の抵抗は相当のものでしょう。

ですが、まだ、4歳・5歳なら大丈夫。ステラさんの息子さんも、良くなったり悪くなったり、アップダウンを繰り返しながら、本当に少しずつ、徐々に徐々に様子が変わっていったようです。そして、年末に、こんなメール(抜粋)を頂きました。

ココから・・・

その後、息子はかなり落ち着いてきました。

以前のようにすぐにキレたり、大声でわめいたりということがほとんどなくなりました。本当に別人のように穏やかになりました。

よく観察してみると「ありがとう」とちゃんと言えるようにもなって、私や主人だけではなく、他の人に対しても言えるようになりました。

今朝、私が講座を申し込んでから、今までパピーさんに送ったメールを読み返して見ました。本当に色々なことがあったな~って。そんなに昔のことではないのに、とても懐かしく感じます。

ココまで・・・

ココまで来るのには大変だったはずですよ。(^^)でも、ステラさんも、地道に努力されたのですね。そんな中で、とても良いお話があるので、これについて、次回、ご紹介させて頂きますね。

それでは、今回は、ココまでです。次回もお楽しみに・・・♪
 
 
 

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