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第922号 こだわりを手放す

こんばんは。パピーいしがみです。全国各地で、気温が30度を超えた、というニュースが、ほぼ毎日聞かれるようになりましたね。

すぐに梅雨、そして夏、と、体力的にも大変な時期がやってきますが、熱中症に気を付けて毎日をお過ごしくださいね。

こだわりが怒りの原点になる

さて、今日のメルマガは「こだわりを手放す」としました。ここで言う「こだわり」とは、私たちが持っている、「○○すべき」のように“絶対に譲れない!”というような思いです。

このメルマガでも時々お話ししますが、その「○○すべき」こそがイライラの原点だったり、怒りの原点だったりします。

多くの人が、このイライラに悩み、子供に対してガンガン怒ってしまい、そして後でズーンと後悔する・・・そんなパターンに陥ってしまっています。

今日、ご紹介するらくねこさんもその一人で、らくねこさんとのお付き合いは、もう3年ほどになるでしょうか?

私たちは親そっくりのこだわりを受け継いでしまう

らくねこさんには2人のお子さん(姉・弟)がいます。お子さんたちに、毎日イライラし、感情的に怒りをぶつけてしまっていましたが、ふとした時に、子供が萎縮していることに気づかれます。

学校でも、少し先生に注意されただけでも、固まってしまい涙目になってしまう。

そしてその注意さえも右から左で頭に残らない・・・。らくねこさんは「これはまずい」と、本気になって、今までの怒りのパターンを変えようとされますが、どうやら、感情的に怒ってしまうのは、らくねこさんのお母さんも同じだったようで、らくねこさんも、親から同じように怒られていて、どうやら「親そっくり」になってしまっていたようです。

実は、この「親そっくり」になってしまうのは、私たちにとって、とても自然な事なのです。

なぜなら、親のサンプルが育てられた親であり、親としての振舞い方をそのように見てきたから。

そして、私たちには親の因子をそのまま受け継ぎ、容姿が似ているのと同じように、性格も、感情も、そして子供への接し方も似てしまうからなんです。

「親そっくり」から卒業する

ですから「親のような子育てをしたくない」と思っても、気付くと親と同じことをしてしまっていて、なかなか改善できない・・・というケースは非常に多いんですね。

でも私は、強い決意と意識があれば、「親とはちがう、なりたい自分になれる」と思っています。

それは決して簡単な事ではないとは思いますが、自分の行動や考え方、そして未来は、自分で作ることができる、と考えているんですね。先日、らくねこさんからこのようなメールを頂きました。

ここから・・・

いつもありがとうございます(^_^)ニ度目の講座が終わりました。少しずつ変化→定着を感じています。

戻ってしまわないよう、三度目の受講もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m以下は近況のご報告です。

お時間のあるときにお読みいただければ嬉しいです。

まず私自身ですが、イライラして爆発!!がほとんどなくなりました。プチイラっとはありますが、イライラしてそのまま怒るのではなく、ちょっと一拍おいてそのままおさめたり、言い方を考えたりできるようになってきました。

イライラと一心同体だったのが、「あ、イライラいるな」ぐらいの感じになってきました。

4年生になった息子は、いろんな友達と元気に遊び、宿題も自分で始める時間を決めて、ほぼ私の手を必要とせずにやれるようになってきました。

今まではまずなかったことですが、何も言わなくても荷物を持ってくれたり、たまにですが、食器を洗ってくれるようにもなりました。いつもニコニコしていてとてもかわいいです。

先生が「学校でもそうですよ」と言ってくださるので、それも嬉しいです。

娘は6年生になりました。読書好きは変わらず、そのおかげか記憶力がとてもいいです。5年生のときには先生に、「塾行ってないんですよね?それなのにとてもよく出来ます」と誉めてもらえました。

また5年生のとき自ら企画委員になりました。

放課後の活動はもちろん、朝早く登校する必要があったり、持ち帰ってしなければいけないこともあったり、学校の金管バンドの活動(朝練あり)もあって大変だったにもかかわらず、「楽しかったからまたやりたい」と、6年生になった今年度もがんばっています。

また、自ら言い出して、合気道も始めました。

らくねこさんのこだわり

私が、一番悩み、試行錯誤していたのは、娘がなかなか宿題に取りかからないことでした。私は、睡眠をしっかり取って欲しいという思いが強く、早く寝て欲しくて、声かけしたり、怒ったり、諭したり、朝起こさない作戦を実行したり、私も自分の勉強をするようにしたり、色々やってみたものの、ほとんど効果なく、イライラする毎日でした。

娘に聞いてみると、やらなきゃいけないことは分かっているけど、本を読んでいるほうが楽しいし、なんかやる気になれないとのこと。

それなら、私がうるさく言ってもお互い嫌な気持ちになるし、言うだけ無駄だとあきらめて、今は10時になったら、「ママ先に寝るねー」と言って先に布団に入るようにしています。

娘は癇癪モードに入ることもありますが、自分に腹を立てていると分かっているので、構わないでいます。

早く寝て欲しいとばかり思っていたけど、それよりも、自分で自分を律する事ができるようになる方が大切だから、おおらかに見守っていこうと、この頃思うようになってきました。

振り返れば、我が家には目覚ましい変化はありません。でも、子供たちはそれぞれ自分らしく、伸びやかに過ごしてくれていると思えるし、私との関係も結構いいんじゃないかと感じています。

「ママただいま!」と、元気に帰って来てくれる息子を見るだけで、幸せな気持ちになるし、読んだ本のことや百人一首や歴史上の人物のことなど、私の知らないことや忘れたことを話してくれる娘を、すごいなと思うこともよくあります。

何より「私は幸せなお母さん」と、なんのためらいもなくそう思えます。

それに、へこむようなことがあっても、これも私には必要なことで、きっとプラスに変えられる!と、前向きが板についてきました。パピーさんのおかげですね\(^-^)/

劇的な変化を経験できず、ちょっとガッカリしていた私ですが、今こうして振り返ってみたら、「え、こんなに進んできてたんだ私・・すごいかも!」と嬉しくなってきました。継続は力なり、ですね。

というわけで、これからも地道に学び続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

ここまで・・・

メールにもありましたが、らくねこさん、子供たちの睡眠に対して強いこだわりがありました。

こだわりに執着すると怒りが湧いてくる

「早く寝かせよう」「何とかして睡眠時間を取らせよう」と、自分の考えに子供を従わせようとしていた時、全くうまくいかず、いつもイライラしていたんですね。

ですが、どうでしょう?その「早く寝かせなきゃ」を手放した事で、ご自分もイライラから解放されて、子供ものびのび、イキイキとして、どんどん自分の力を伸ばしていますよね。(それに親子関係も良好みたいです)

らくねこさんは、“我が家には目覚ましい変化はありません。劇的な変化を経験できず、ちょっとガッカリ・・・”と書かれていましたが、もっと大きな変化が、ご自分の中で起きていたのでは?と私には感じました。

私たちには誰にだって「○○すべき」という、絶対に譲れないものってあると思います。

そして、その譲れないものを軽んじられたり、踏みにじられたように感じたら当然、強い怒りを持ったり、イライラもします。

こだわりよりも大事なもの

が、私たちのそのようなこだわりよりも、もしかしたら大事なことがあるのかもしれません。

今回のらくねこさんの例で言えば、「睡眠時間を取るのは大切」でも「自分で自分を律するようになるのはもっと大切」のように。

そのように自分のこだわりを手放すことで、見えてくる新しい発見があり、その発見こそが、自分を成長させてくれる一助になったりします。

いろいろ悩んでいたらくねこさん、そのらくねこさんから、“何より「私は幸せなお母さん」と、なんのためらいもなくそう思えます”とお聞きできたこと。とても嬉しく拝見せて頂きました(^^)

貴重なご報告、メルマガ掲載のご許可を、ありがとうございました。

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