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第989号 子供を叱れない

今日は連休の3連休の中日。つい先週まで、あれだけ暑かったのに、とても涼しく過ごしやすくなりましたね。夜も虫の音が季節の移り変わりを感じさせてくれます。

さて、今日はみーみんさんからのご相談を紹介させて頂こうと思います。

みーみんさんのご相談は、題名にも書きましたが「子供を叱れない」という事でした。こんなメールを頂いていました。

ココから・・・

こんにちは。初めてご相談をさせて頂きます。みーみんと申します。

私が悩んでいる事は「叱れない」事です。

それは「上手に叱れない」という事ではなく、「叱る事」それ自体ができないのです。

私は、双子の妹として生まれて、小さいころからとても臆病な子で、幼稚園などでも周りの男の子が喧嘩をしているのを見たりするととても怖くて、不安があると双子の姉にくっついてその場から離れてしまうような子でした。

叱られることが怖くて、怒られないように、叱られないように・・・そればかり気にしていた幼少期でした。

親から「こうしなさい」と言われたことにも反抗せず、素直に従い、おもちゃの取り合いがあっても、相手が欲しいおもちゃをすぐに渡して逃げてしまったり、自分が一歩引くことで争い事から避けたりと、人と争う事からずっと逃げてきました。

小学校でも、先生が他の子を叱っているのに、自分が辛くなって泣き出してしまったり、叱られることや、その場の雰囲気がとても苦手で苦しくなってしまうのです。

今も争う事が嫌いですし、テレビドラマで口げんかのシーンでさえドキドキしてしまい、殴ったり蹴ったり、戦うシーンでは見ていられずチャンネルを変えてしまうほどです。

そんな私も結婚をして男の子が生まれました(まだ1歳未満です)が、こんな私がちゃんと育てられるのか?それも男の子を・・・?と、とても不安です。

先に結婚をし、お母さんになった双子の姉(3歳の娘がいます)からパピーさんの事を教えてもらい、自分も勉強してみてとてもよかったからやってみたら?と言われてこの度、申し込みをさせてもらいました。

パピーさんの子育ては、褒める事や肯定することが重要視されていて、「これなら私にもできるかも」と安心して進めていたのですが、「叱ることがいらない」わけではなく、やはり私も今後、できるようにならなければいけないのか・・・と思うと、急に不安になってしまいました。

ですが、そもそも「叱る」ができない私がどうしたら「叱れる」ようになれるのか、それをお聞きしたいと思ってご相談させて頂きました。何かよい方法や考え方があるようでしたら、教えて頂きたいです。

ココまで・・・

お子さんの事を、過剰に叱ってしまう。感情のままに怒鳴ってしまう・・・というご相談はとても多いですが、今回のみーみんさんのように「叱れない」というご相談を頂くことも少なくありません。

なので、私はこんな風にお返事をさせて頂きました。

ココから・・・

みーみんさん、こんにちは。パピーいしがみです。「叱れない」というお悩みがあるようですね。

子供たちが成長するに当たり、人に迷惑を掛けたり嫌な思いをさせる時には、確かに「叱る」事はしなければならないと思います。

そういう意味では「叱る」は親にとって必要な事ですし、やはりできるようになってほしいのですが、

ただどうでしょう?間違いや失敗でしたら「叱る」や「怒る」をしなくても、「これはこうやってやるんだよ」とか、いけない事は「いけないよ」と“教える”事はできると思いますがいかがでしょうか?

それが厳しく「間違っているぞ!」「二度度やるなよ!」とガツンと言わなくても「もし自分だったらどう思う?」とか「それはちがうんだよ」のように、お母さんのできる範囲で「やっていい事・悪い事」を“教える”事は、それほど難しくないと思うのです。

親がきちんとした考えを持ち、子供が間違った時に「間違ってるよ」と言えれば、それで十分で、それは何も怖い事ではないし、子供に恐怖心を与える事でもありません。

そして子供が1歳の時にはお母さんも1年目。子供が2歳の時にはお母さんも2年目。

子供が成長するにしたがって、お母さんも「お母さんとしての練習」をしていくのですから、今、できない事も少しずつ上手になって行けばいいのですね(^^)。

又、小さい子供が、最初から大人と対等にやり合う、という事もありませんから、現時点で「自分にはできないんじゃないか?」と不安にならなくても大丈夫です。

そして大事な事がもう一つ。それは母親が全ての責任を負わなくても良い、という事です。

そう。ガツンと言うべき時には、お父さんにお願いしていいのです。ですからご自分が子育てすべてを受け持たなくちゃ!と思わなくても良いんですね。

今はまだ1歳、という事ですから、まだまだ「叱る」はいらないと思いますし、お母さんとの楽しい時間を過ごすことの方がずっと大事です。

ですから「叱るができないのでは?」と将来を悩むより、今は、一緒にいて「楽しい」事をたくさん経験させてください。

そして「教える」が必要になった時(たぶん2歳ぐらい~だと思いますが)、ご自分の膝を曲げて、子供と目線を同じ高さにして、手を握って、いけない事は「いけないよ」と言ってくださればいいんですね。

そして、どうしてもご自分では難しいと思ったら、お父さんの力を借りて、ご夫婦で教えるようにしても良いと思います。

子育てには不安がつきものですが、最初から完璧にできる人はいませんし、完璧な親を必要としている子供もいません。

子供は成長しながら一つ一つ吸収していくように、親も、一つ一つ親として成長して行けばいいのですからね(^^)

ココまで・・・

とこのように、お返事してから、約1年後、講座終了後にみーみんさんから、ご報告を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。みーみんです。

1年間の講座を終えて、ご報告をさせて頂きます。あ、その前に、私の悩み「叱れない」についてお返事をありがとうございました。

当時は、とても大きな悩みのように感じていたのですが、今思うと、初めての子育てにとてもブルーになって漠然とした不安を相談していたように思います。

でも「“叱る”ができなくても“教える”ができればよい」「少しずつ上手になるから大丈夫」「すべてを自分が背負わなくても良い」というお返事を頂いて、とても気持ちが楽になりました。ありがとうございました。

今まで何度も不安になりましたが、毎週届くフォローメールと、パピーさんからのお返事を読むたびに安心し、以前のようにドーンと落ち込むような事はなくなりました。

人づきあいが得意でない私でしたが、子供に友達がいた方が良いかな?と思って、半年ぐらい前から子育て交流サロンにお邪魔するようになりましたが、人見知りの私の子とは思えないほど落ち着いて、他の子とも自然に打ち解ける事ができました。

子供も、2歳になり、イヤイヤもありますし、癇癪も起します。

でももともと叱ることが苦手だった私にとって、それを叱るより、子供が落ち着くまで待ったり、話を聞いたりしてあげる方が楽ですし、物を投げたりした時もちょっとその場から離れて、目線を同じぐらいにしてゆっくり話しをしています。

そうやっているとイヤイヤも癇癪も落ち着いて、周りのお母さんたちからも「子供との接し方が上手ね」や「感情的にならずに接していて見習いたい」などと言われ、

もしかして「叱れない」と思っていた自分の欠点は、長所だったかのしれない?と思ったり・・・とても嬉しく感じています。

交流サロンの先生にも、「この子はいつもニコニコしていて癒されますね。きっと愛情たっぷりで育てられているんですね♪」と言われました。

これってパピーさんに「今は“一緒にいて楽しい”をたくさん経験させること」と教えてもらったからだな~と感謝しています。

子育ての指針が無かった頃は、いつも私自身が不安で、おろおろしていましたが、そんな状態でしたら多分、子供も不安定だったのではないかな?と思います。

これから成長して新たな問題が起きるかもしれませんが、今は以前と違い「こうなったらどうしよう?」とか起きてもいない不安に悩まされることは無くなり、毎日を楽しく過ごせています。

夏が終わって、急に涼しくなりました。パピーさんもお体に気を付けて、これからもたくさんの悩めるお母さんの力になってください♪応援しています。そして、いつもありがとうございます(^^)

ココまで・・・

「この子はいつもニコニコしていて癒されますね。きっと愛情たっぷりで育てられているんですね♪」って交流サロンの先生に言われたとの事。

そうですか~(^^)それは良かった♪私も嬉しいです。

でも、何よりみーみんさんが、子育てにいつも抱いていた強い不安が無くなったことが、私は何より嬉しく思います。

みーみんさんも言われていましたが、どんなに小さな子でもお母さんが不安を持っていれば、それは必ず伝わります。

息子さんが、交流サロンでも、とても落ち着いて周りの子と馴染めたり、自然と溶け込めたのも、みーみんさんご自身が安定して、お子さんに接しておられるからだと思います。

これからも是非、今のいい感じ、お続けくださいね♪
みーみんさん。ご報告、そしてメルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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