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第239号 いじめる子供の母のつらさ3

こんばんは。パピーいしがみです。この「いじめる子供の母のつらさ」も3回目になりました。ちょうど1週間前、皆さんに「あなただったら、どうされますか?」という質問をしましたところ、沢山のお返事を頂きました。ありがとうございました。

全てに目を通し、そして、まとめました。
是非、ご覧下さい。→ https://www.age18.jp/moshimo3.html

ha-ru さんへのねぎらいの言葉、はげまし。又、ご自分の過去の経験、子供さんで体験された内容をお教くださる方。真摯な姿勢と、真剣に考えて下さった言葉にとても感動しました。ありがとうございました。

皆さんの声は、今後、同じようなことが起きた時に、多くの方の参考になると思いますし、それによって、多くの方が救われると思います。

又、考えたけど、まとまらなかった。送るまではできなかった、と言われる方もおられるでしょう。でも、いいんですよ。考えること。これが重要です。

結論まで行かなくても、「起りうる」と思うこと。これだけでも大変な価値があります。是非、皆さんの考え、ご意見をご覧下さいね。

さて、いよいよ今日は、私が ha-ru さんに送った内容をご紹介する番ですね。早速行きましょう。私はこんな風に送ったのでした。

ココから・・・

ha-ru さん、こんばんは。パピーいしがみです。2度目のメール、ありがとうございます。お返事が遅くてすみません。

実は、まだお返事をお待ちになっておられる方がいらっしゃるのですが、先にお返事させて頂きます。息子さん、4年生なのですね。

A子ちゃんは女の子。理由はあったと思うのですが、3年生の時、そして4年生になっても・・・男の子が友達と複数で、一人の女の子をいじめていたのですね。

ha-ru さんは「どうしていじめがいけない」と思われますか?どうして、「いじめるな」と言われたのでしょうか?考えてみてください。自分なりの理由がありますか?

そして、その時には「絶対に許さない!」という強い意思で叱りましたか?迫力を持って、真剣に、何があっても絶対にやめさせる覚悟で叱りましたか?

私は、ケンカ賛成派です。子供も、自分の考えや意思は言うべきです。でも自分の子供が誰かをいじめる事は絶対に許しません。なぜだと思いますか?なぜ私は絶対に許さないのでしょうか?

それは・・・卑怯だからです。自分より強いやつには向かっていけばいい。喧嘩もすればいい。でも、自分より弱い、と解るのなら、弱い子は守らなければいけない。

それなのに、あきらかに弱い子をしいたげる。これを卑怯と言わずして、何といいましょう?私は卑怯なヤツを軽蔑します。猛烈に軽蔑します。

影でこそこそ悪事を働き、自分の保身だけを考える政治家。職権を利用して破廉恥な行いをしようとする教員・警官。社内の地位を利用して嫌がらせをする上司。虎の衣を狩る狐。

そういうヤツを私は極端に軽蔑し、その人間に対しては徹底的に戦いました。(お陰で敵は多かったですが、部下からは信頼されました)私にとってはいじめをするヤツは卑怯者です。

自分の子供を卑怯者には絶対にしたくない!子供が好きだからこそ、可愛いからこそ、大切だからこそ、そういう弱い心、卑怯な誘惑に負けて欲しくないのです。

強く、強く、強く、強く、思います。ですから、その事実を知ったら、許しません。女の子ひとりを、男の子複数で嫌がらせ?その事実を知った瞬間に、私なら思いっきりぶん殴ります。

骨折しようが、額を割ろうが、絶対に許さない。次やったら命が無いと思え。その位の覚悟でぶん殴ります。

本気で、真剣に、この世の物とも思えないほど怒り、演技でなく、「今度やったら殺される」と思えるほどの怒りをぶつけます。そして、なぜこれほどに叱るのか。その理由を話します。

理解するまで話します。いけない理由ではなく、「お前が大事だから、お前が好きだから、卑怯なヤツにはなって欲しくないんだ」という事を熱意を込めて、真剣に話します。これも徹底的にやります。真剣に本気でやります。

テキストの中に、叱る極意があります。子供は失敗もします。失敗をしてもいいのです。間違ったっていいんです。いけないのは、同じ失敗をすること、同じ間違いをさせる事です。

1つの間違いがあり、それを親が知り、金輪際絶対にさせたくない、させてはならない、と思ったのなら、本気で、真剣に、覚悟を持って、「もう絶対にやりません」と思えるように全力で叱らなければいけません。

その理由を理解させなければなりません。実は、私は、この返答をするのをためらっていました。まだほとんど講座が進んでいない ha-ru さんには、今、この返事を受けることは、かなりきついでしょう。

でも、子供達はもう4年生、10歳ですよね。ha-ru さんも心配されていましたが、時間に余裕が無いかもしれない、と危惧しました。

ですから、刺激は強くても伝えるべきは伝えよう!と思ったのです。

「認める」「褒める」「包む」はゼロからするとプラスです。「叱る」はゼロからすると、マイナスです。ところが、「褒める」事が+5、「叱る」事が-5とすると、その差は+10となります。

そう。「認める」「褒める」「包む」は「叱る」が出来て倍の効果を発揮するのです。(これをコントラストの原理と呼び、テキストにも説明してあります)

特に、子供達が自分で考えることの出来る年齢になると、「叱らない親」いえ、「本気で叱れない親」をなめる様になります。「親なんて」と軽蔑するようになります。

ところが、叱るべきは真剣に叱る、本気で叱ることが出来る親だからこそ、その親に褒められた時、認められたとき、大きな感動を得たり、より大きな喜びを得るのです。

これらは今後テキストに出てきます。もし、興味がおありなら先にざっとお読みになることをお勧めします。そして、これから訪れる悩みに、対処についての参考を探されても良いと思いますよ。

今回の件、息子さんと一緒に、頭を下げ、謝罪をし、反省し、約束をした。これからは大丈夫・・・と思いたい・・・です。

が、子供は『いじめがいけない』理由が分かったでしょうか?『絶対にやらない』という動機付けが出来たでしょうか?私としては、釈然としない。・・・というか子供達が根本的な部分を理解したわけではなく、「いけない事だからやめるんだ」と思ったように感じてならないのです。

ha-ru さんが思う「いじめをすべきでない理由」はなんでしょうか?

ある人は「世間体」というかもしれません。「今、いじめが問題になっているから」という人もいるでしょう。もしかしたら、理由なく、漠然と・・・という人も多いのかもお話にあったように「人の心を傷つけるから」と思うかもしれません。

でも、私達が子供だとしたら、それらの理由が自分に「やめなくちゃ」と思わせるだけの力があるでしょうか?私には疑問です。その理由は正解でなくてもいいんです。あなたの思いだけでもいいんです。

要は、子供がその理由を聞いて納得するか否かなんです。子供達が納得するだけの明確な理由。それを真剣に考えてみてください。そして、その理由を真剣に伝えて欲しいのです。

私の場合は、「卑怯者が大嫌い、だから大好きな子供達を卑怯者にしたくない」明確な理由と、絶対に阻止するという覚悟がありました。

そして、どんな事があっても子供を(卑怯な誘惑から)守る。自分の身に代えてでも守り抜く、という覚悟と決意もありました。おおげさですか?(笑)でも、子供達は響いてくれましたよ。

厳しい言葉をごめんなさいね。きっと驚かれたと思います。(本当はもっとソフトです(笑))最後に1つだけ言わせてください。

親が本気になると、子供は必ず響いてくれますよ。子育てはテクニックではなく、思いなんです。子供を信じ抜いてください。味方でい続けてください。

そして、是は是、否は否。ゆるぎない思いで包んでくださいね。始めるのに「遅すぎる」は無いのですから。

追伸:私は怒っているのではありません。ちょっと熱が入ってしまい、言葉がきつくなってしまいましたが、今回の事であなたに気づきがあったとしたら、今後起きるであろう多くの問題の解決に必ず役に立つと思います。

是非、悩んでみてください。考えてみてください。そして、気づいてくださいね。応援しています。
 
 
 

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号数 内容 オススメ度
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238 ■ いじめる子供の母のつらさ 2 ★★★★★
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699 ■ 暴力・攻撃性の裏にあるもの ★★★★★

 

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