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第1109号 イライラは「当たり前」から

あけましておめでとうございます。

2021年初めてのメルマガになります。

2020年の年末は、さまざまな特番がテレビで放映されていましたね。

特に、今年亡くなった筒美京平さんが、如何にすばらしい作曲家だったか?と、

過去の楽曲を使い、とても詳しく説明してくれる番組があって「へ~、そうだったんだ~」と、懐かしく見せていただきました。

そんな中で、一つ、心をわしずかみにされた特集がありました。

私もそれについては初耳だったのですが、

2019年まで楽天イーグルスで活躍したプロ野球選手で、2020年にロッテマリーンズに移籍した美馬学投手ってご存じでしょうか?

その美馬選手は女優のアンナさんと2014年に結婚され、2019年10月に男の子が誕生しました。

24時間の長い陣痛を経て、元気に生まれてきた男の子を胸に抱いて、ほっとしたのもつかの間。

出産後、初めてアンナさんの口から出た言葉が「あ、手がない」でした。

息子さんは右手の手首から先が無い、先天性欠損症だったのです。

アンナさんは全く想像もしていなかったこともあり、又、ご主人がプロ野球選手で野球をさせたかっただろう・・・と考えると、

生まれてからずっと涙があふれてしょうがなかったそうです。

その時のアンナさんは

「なかなか子どもができなかったので、生まれたことがすごくうれしいし、小さな彼に出会えたことは本当にうれしくて」

「だけど、モヤモヤというか、切なさ、申し訳ない気持ち、これから彼が経験するかもしれない悲しみを分かってあげられないことまで想像してしまって・・・。どうに向き合えばいいのか、まったく分からなかったんです」

と言われていました。

でも、その時の旦那さん(美馬選手)の言葉がかっこよかったんです。

ご主人はアンナさんにこんな風に聞いたそうです。

「お腹の中にいる時に、障がいがあるって分かっていたら産んでなかったの?」

「お腹の中で分かっていたかどうかって、生まれてきた時に自分たちの覚悟ができていたかいなかったくらいの差でしょ」

「俺は絶対に産んでほしかったし、障がいがあってもなくてもミニっちはミニっちであることに間違いない」

「俺はアンナもミニっちも幸せにする自信がある」と。

(美馬夫婦は息子さんの事を“ミニっち”と呼んでいます)

その言葉を聞いて、アンナさんの気持ちはとても楽になったそうです。

そして・・・活躍していた東北楽天イーグルスから千葉ロッテマリーンズへの移籍は、

実家が近くにある関東の方が、アンナさんが心強いだろう・・・という配慮もあったそうです。

その後、病院の先生は美馬夫婦に一冊の本をプレゼントしました。

それは、お子さんと同じく、先天性欠損症で右手首から先が無いのにメジャーリーグで活躍した「ジム・アボット物語」という本でした。

ジム・アボットは、ソウルオリンピックにも出場し、金メダルを獲得しています。

その後、アメリカ大リーグ(カリフォルニア・エンゼルス)からドラフト指名でプロ入りし、ノーヒットノーランを達成しました。

左手にグローブをして片手で補給をし、グローブを右脇に抱えて左手をグローブから抜き、球を投げる・・・。

その一連の投球方法を「グラブスイッチ(アボットスイッチ)」と言われるようになりました。

それから美馬夫婦は、障害を持つ子供たちがどうやって野球をしているのか調べ、動画を見て驚いたそうです。

「俺よりうまいかも・・・?」そして「こんなにできることがいっぱいあるんだ」と。

アンナさんは、出産前からインスタグラムで妊娠報告をしていたものの、出産から2か月は更新ができなかったそうですが、

でもこの2ヵ月で気持ちが固まり、2人の両手で包んだお子さんの写真を紹介します。

もちろん右手も隠すことなく。

そしてこんな風にコメントをされています(一部抜粋)

「私がなかなか現実を受け止めることができなかった時、SNSで同じ境遇のご家族と繋がり、励ましのお言葉をたくさんいただいたんです。

堂々と生きていらっしゃるご家族の姿。ハンデがあっても何でも挑戦し、

明るく元気に過ごしているお子さん達の姿を見て、たくさんの勇気をいただき、心の底から感動したんです。

そして自分がいかに何不自由なくいきてこれたことを当たり前におもっていたか、という事を知りました。

私がたくさん勇気を頂いたように、そして気づかせていただいたように、私とミニっちも誰かのお役にたてるかもしれない。

そう思うようになりました。

私たちが元気な姿を見せていくことにより、障害の事を理解していただき、

当たり前なことなど一つもなく、頑張れば何でもできるということを多くの方に発信していけたらと思い、夫婦で話し合った結果、ご報告することにいたりました」

このご報告のインスタが2019年の12月。

それから1年が過ぎた今、ご夫婦のインスタは笑顔であふれ、ミニっち君もたくましく成長している姿が紹介されています。

そしてアンナさんはこんな風にも言われていました。

「よく子育てをしていると『何でできないの?』ってイライラするという話を聞きますが、

私たちはできないことが多いと思っているから、『え、できたの?』『これもできるの?』っていう喜びの方が大きいんです。

私自身、どれだけ健常者であることを当たり前だと思っていたかを実感しているし、健常者であることに感謝しています。

だから、五体満足に生まれた子どもを持つ親御さんには、自分の子どもをさらに愛おしく思ってほしい。

それって当たり前のようで当たり前じゃないんだよっていうことを感じてほしいですね。

子育てには悩みはつきものだし、永遠になくなることはありません。

でも、五体満足であるだけで実は超ラッキーじゃない? って思うんですよ。そうあることを愛おしく思ってほしいなって。」

本当にそうですよね。

私たちは、今の状態が「当たり前」だと思いがちです。

なのでついつい思い通りにいかない時「なんでできないの!」とイライラし、怒ってしまいます。

ですが子供は「これからできるようになる」のですから、“できない事の方が多い”のが正しいのです。

アンナさんの言葉は「当たり前だと思っていたことは、本当は当たり前じゃなかった」と分かったからこその言葉で、とても大きなメッセージ性があるな~と思い、今回、ご紹介させて頂きました。

あなたが子育てでイライラした時、又、怒ってしまった時、ちょっとアンナさんの言葉を思い出してくれたなら、少し気持ちが変わるかもしれません。
   
   

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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