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第1360 号 究極の母の愛

こんばんは、パピーいしがみです。

本来、ランチ会が2日にわたって開催される時は、前日分を今日の日曜夜のメルマガに掲載していましたが、今回は、今、お伝えしたい内容をお話しさせてください。

映画「栄光のバックホーム」

実は11月2日(土)、ある映画の試写会に行ってきました。その試写会は、「幻冬舎」という出版社が初めて制作した映画の試写会でした。

「幻冬舎」ってご存じでしょうか。

この映画は、元阪神タイガースの選手、横田慎太郎(よこた しんたろう)さんの壮絶な闘病と短い生涯、そして周りとの絆を描いた実話に基づいた物語です。映画のタイトルは「栄光のバックホーム」でした。

私はあまり野球に興味がなく、横田慎太郎さんも知らなかったのですが、なぜかこの映画を見てみようと思ったんです。

横田さんは、高校時代にドラフト2位で阪神タイガースに入りますが、21歳で脳腫瘍が発覚。

一旦は戦線を離脱したものの復活し、一軍に戻る事ができたすぐ後に、脊髄に転移が発見され、再び闘病生活をします。

歩けなくなっても講演活動を続け、多くの人に協力をしてもらい、そして多くの人に影響を与えながらも亡くなる・・・という内容です。

私は全く前知識なしでその映画を見ていたのですが、(仕事柄)「この時、お母さんはどんな気持ちだろう」と常にそればかり頭にありました。

もともとその脚本は中井由梨子さんという方で、なんと全編「お母さん目線」の映画だったのです。

お母さん役の「鈴木京香」さんが主役だった・・・ということが、見終わった後のトークセッションで初めてわかったのでした。

子供の成長の陰には必ず母親がいて、献身的な看病、復活の歓喜、また最後まで寄り添う姿、自分より先に逝く息子を見送る姿が本当に泣けました。

最も印象に残ったのは、一旦は復活した後、脊髄に転移がわかり再度入院するという時です。

時はコロナ禍。当然ですが付き添いは許されません。

でもその時に「病院からは一歩も出ません。風邪もひきません。お約束します。だから一緒にいさせてください。お願いします」と、病院側に必死に懇願するお母さんの姿勢でした。

(それはわかるけど・・・決まりだし、前例を作るわけにも行かないでしょう・・・)

多分、病院側でもそう簡単に了承するわけには行かなかったでしょうが、最後には許可をいただき、付き添いが許されたのでした。

私たちもコロナを経験していますが、それはそれは厳しい制限がありましたよね。

でもそれをも乗り越えた母の愛。どれだけ必死のお願いと、諦めない気持ちで食らいついたのか?全てを投げ打ってでも・・・という思いがひしひしと伝わりました。

常に「親主導」ではなく、ご自分はサポートをするだけ、いや子供をサポートすることこそが自分の役目だという信念を持っている様に感じました。

25年前の縁と幻冬舎社長・見城徹さん

そして、この幻冬舎の社長こそが見城徹さんとおっしゃるのですが、実は私、この見城社長と不思議な縁があるのです。

私がこの子育ての仕事をする際、元の会社(地元の農業協同組合の子会社)を辞めるにあたり、当時の組合長にご挨拶に行ったところ、辞める理由を尋ねられ「本を書きたいのです」と伝えたのでした。

その時、組合長から「実は、俺には高校の同級生に見城徹という『幻冬舎』の社長がいる。君の高校の先輩でもあるから、紹介することもできるぞ」と言ってくださったのです。

私も、組合長も、そして見城さんも、同じ高校(清水南高校)の同窓生だということは知っていました。

組合長と見城社長は第4期卒業生、私は第14期卒業生です。

私はすでにPHPさんからの出版が決まっていたので「お気持ちはありがたいですが、自分でできるところまで頑張ってみます」とお返事しご辞退しましたが、

その後、幻冬舎・見城徹さんは意識しておりまして、テレビにバンバン出て、幻冬舎はどんどん大きくなっていきました。

母校とメッセージに込めた思い

そして時は流れ、今年の夏過ぎに、幻冬舎が初めて映画会社を作り、その第1作目を見城さんの母校(私の母校)である清水南校がある、私たちの地元で試写会を行うということが分かったのですね。

(私の場合、悪友飲み会LINEで「行ける者は連絡せよ」に返信したのでした)

見城さんは、わざわざこのご自分の生まれた「静岡県の清水」という場所で試写会を開き、「在校生・卒業生に見てもらいたい!」と願ったこと。

そしてその試写会を、前日のプレミア公開よりも「大事に考えている」というトークセッションでの発言。

第1回目作品を、それもわざわざ、ご自分の卒業した高校のある場所で試写会をし「在校生・卒業生に見てもらいたい!」とお考えになっていたことは、

相当「母校」に対して思い入れがあり、また強いメッセージを含んでいるのだろうな・・・とは思いました。

でも私は・・・結構冷めていたのです。

というのも私は高校時代は、ビリで入学、ビリで卒業したように、勉強も部活も打ち込むこともせず、バイクにパチンコ・麻雀と、不真面目・・・どころか、不謹慎な厄介者でしたから(笑)。

ですが見城さんは、東京大学を目指して猛勉強し(東大は叶わず慶應大学法学部に入学されたそうです)、「目の前の目標に対して、人が真似できないほどの努力を傾ける」という哲学を確立したと言われています。

たとえば、東大受験を決意したとき、「東大に受かること」を目的にするのではなく、「東大に受かるほどの努力をする」こと自体に熱狂するのです。

この「熱狂」や「圧倒的な努力」の姿勢こそが、その後の幻冬舎での仕事、そして作家を発掘し世に送り出すという活動の根幹になっているのだそうです。

見城さんは、母校(清水南高校)で過ごした3年間は、単なる通過点ではなく、「後の人生を支える精神的な柱」を立てた時期である、と他の取材でも話をされていますし、

「今、君たちが何かに熱中し、必死になることが、将来の君たちを救う」という思いがあったとも聞いております。

あなたにも見てほしい、この映画と本

そして表題にある「すべての横田慎太郎に捧ぐ」とあった言葉が、なぜか自分にかけられている様にも感じ、私は今回のこと、見城さんに手紙を書き、お礼と共に「多くのお母さんに見ていただきたい・・・」と送ったのでした。

この映画は、私たち親が子どもとの関係で最も大切にすべき「心のあり方」、そして「熱狂」を通じて「人生を切り拓く力」を教えてくれます。

映画『栄光のバックホーム』は、11月28日に全国で公開されます。もしご興味がありましたら、ぜひ劇場でご覧になってみてください。

また、原作も買って読みましたが、映画の感動をさらに深く掘り下げることができます。

原作の文庫本は比較的お求めやすい価格ですので、「子どもの頑張りをどう支えるか」、「親としてどう向き合うべきか」といったヒントをお探しの方は、こちらも手に取って読んでみていただけたら幸いです。

予告編をご覧になりたい方はこちらです。(予告編だけで泣けます)
https://www.youtube.com/watch?v=rd3Zl3r_MMQ

最後はいつものように「お知らせ」で終わりますね。

お知らせ

(1)【2026年ランチ会】

1月 沖縄県ランチ会
2月 静岡県ランチ会
3月 岡山県ランチ会
4月 長野県ランチ会
5月 富山県ランチ会
6月 茨城県ランチ会

参加希望のご連絡はパピーいしがみまで。

(2)藤川理論(分子栄養学)コミュニティ
(会員さんなら誰でも参加できます)

参加ご希望の方はパピーいしがみまで。
メール送信先:age18_jp@yahoo.co.jp
では、また来週。お会いしましょう(^^)

https://www.age18.jp/ichiran.html

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プロフィール写真 パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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