第1363号 東京ランチ会(1)
こんばんは。パピーいしがみです。
今日で11月も終わり。明日からいよいよ12月です。お〜!いよいよ今年も残り1ヶ月となりました。12月も「今年の漢字」が発表されるあたりから急に1日1日が短くなって(感覚)あっという間に新年になっちゃいますよね。
私は毎年「今年の漢字」が楽しみで、予想をするのが恒例です(笑)
今年は「暑」かな?「熊」かな?「米」かな?
私の場合は「新」でして、新しいことをたくさんやった年でした。
さて・・・今、メルマガを書いているここは、東京のホテルです。
そう。「東京ランチ会」が11月28・29・30日とあって、先ほど(29日)が終わったところです。
明日、もう1日あるので、メルマガではもう一度、内容をご紹介するとして、今回もなかなか衝撃的なお話を聞いているので、みなさんにシェアしたいと思います。
小説8050問題そのものの家庭
『小説8050問題』とは、林真理子さんが書いた、学校でいじめにあって、不登校になって、仕事も行けず、家庭崩壊・・・小説の中では、それでもいい方向に向かって、ハッピーエンド・・・ではないですが、一歩ずつ歩き出す・・・という内容です。
世間的には(かなり衝撃的な内容だ)と評論されていますし、林真理子さんも、相当現場を見聞きして、取材をされたんだろうな〜と思いますが・・・。
実は、書かれている内容はやはりフィクションであり「うまく行った方の例」でもあるんですね。現実はもっと辛く・もっと悲しく・ショッキングなことが起き続けるのです。
(それでも、「こういうことが起こりうる」という知識を持つ意味で、子供を育てている方には読んでおいて欲しいと思っています)
今回、お話しくださった方は冒頭から「実は私の実家が『小説8050問題』のような家だったのです」とお話しくださいました。
ですからそのお母さんは「自分の家庭を持つのが怖かった」と言っておられました。そりゃそうですよね。
ご自分がその辛い毎日を、"当事者として"過ごしてきたとしたら、家庭を作るのも、子供を育てるのも怖くなるはずです。「私にできるだろうか?」って。当然です。
でも結論から言うと、その方の息子さん。目標をもって頑張る子に育ってくれて、自分の目標に向かって高校3年間を頑張り、今はその目標を叶えるための大学に行き、今も熱意を持って勉学も、そして部活も頑張っているそうです。
その目標とは・・・「医者になりたい!」で、頑張って入った大学は「医学部」だったのでした。
どうやらストレートで入学したみたいで「思いの力」ってすごいな!って感動したのでした。
それでもお母さんとしては(自宅から通っているみたいです)部屋が汚い!(片付けできない!)のような悩みがありました。
ただ、大きな目標に邁進している時、やはり「部屋の片付け」などの優先順位は低くなるので、どうしても"おろそか"になりがちです。
もちろん、あまりにも汚くて足の踏み場もない、異臭がする・・・ほどになっては困るので(本来は本人にやらせたいですが)「1週間猶予を与えるけど、自分でやらないのなら掃除するからね!」と言って、介入してもいいのでは・・・?とお伝えしました。
本当は自分でやれるようになって欲しいけど、この先、実際に医療現場に出るようになれば、整理整頓ができなければ、ミスの元にもなりますし、インターン中にもビシッと叱られると思いますので、その時に「整頓」の価値を知るとして、今は目標に邁進させてあげて・・・とお願いしました。
やはり今は「大きな目標の達成」が第一優先かな?と・・・。
抜毛・リストカットしていた子
そして、次にご紹介したいのは、抜毛・リストカットをして不登校だった娘さんでお悩みだったお母さんからも「あれから・・・」というご報告をいただきました。
「あの時〜〜というご相談をしたものです」と言われて、すぐにその時の記憶が蘇り(そのくらい衝撃的で危険な状態)のお子さんでした。
『抜毛症』ってご存知でしょうか?
これはまつ毛や眉毛・髪の毛など、自分で抜いてしまう(心の病)の症状なのですが、髪の毛を抜く時って。ちょっと痛いですよね。まつ毛や眉毛も痛いのですが、そのように「痛さ」を感じることで、少しストレスから解放される・・・。
そのために何度も何度も繰り返し抜き、結果として頭髪の生育が間に合わず、どんどん薄毛→髪の無い状態になる・・・というものなのです。
そしてこの娘さんの場合は、ウイッグをかぶるほど広範囲に広がっていたのですね。
でももちろん、髪の毛を抜いたからと言って、心の病は治るわけもなく、その原因となっているものを取り除いて、(親子の関係悪化が理由なら)親子の関係をよくしていかなければならないのですね。
私が相談を受けた時は、もうリストカットまでしていて、「いつ、命を落としても不思議じゃ無い状態ですよ。本当に危険です!」とお返事したことで、お母さんもハッとして、素直に実直に努力されたのだそうです。
(その内容については、ここでは伏せておきますが、そのくらいの状態になるほどの大きなストレス・・・ということはご理解いただけると思います)
そして今では、すっかり親子の仲は改善して、「今ではもう仲良し親子」「大親友になりました!」というお返事をいただきました。
「そう(^^)よかったね〜!!」って、もう涙が出そうでした。
そして今、その子も大学生になって、なんと「保育士」を目指して勉強中だそうです。
自分が辛い体験をしているので、多くのお母さんの悩みにも応えられるでしょうし、自分自身が経験したからこそ話せる、貴重なアドバイスができる先生になってくれるのではないかな?って思います。(お母さんの努力のたまものでもあります)
そして、やはりその子は、小学校5年生から学校に行けてなくて、それがコンプレックスにもなっていたみたいですが、綺麗に伸びた髪をセットしての成人式では、
小学校の時のクラスメートと久しぶりに再会したら、男の子も女の子も、みんなが寄ってきてくれて、写真を撮ったり「遊びに行こう」と、とても歓迎してくれたんだそうです。
その後もしばらく、お誘いを受けて「モテモテでした〜♪」って言われていました。
本人も「成人式に行くのが怖いな〜」と言っていたみたいですが、みんなからの熱烈な歓迎を受けて、当時のコンプレックスから解放され、すっかり克服できたみたいです(^^)。
私も成人式の写真を見せていただきましたが、長くツヤツヤした髪の毛と、満面の笑みが眩しい、とても美しいお嬢さんに育っていました。
お母さんは当時、毎日が辛くて、悲しくて、「"幸せなお母さん"って何?」「"幸せなお母さん"なんてなれっこない」と思っていたそうです。
でもお会いしたそのお顔は、晴々としていて、笑顔が似合うステキなお母さんでした♪
子供の気持ちがわからない
次は年齢を少し下げて「高校生の娘の気持ちがわからないんです・・・」というご相談をいただいたお母さんの話です。
娘さんが悩んでいるみたいなんだけど、わかってあげられない自分がもどかしい。
私の理解能力が低いのか・・・もっとわかってあげられたら、娘の悩みも晴れるだろうに・・・というお悩みでした。
「具体的にどんな悩みなの?」と聞いてみましたら(私は先生から嫌われている・・・と感じている)とのことだったんですね。
でもお母さんからすると、その先生は決してそんなことはなく「三者面談でも丁寧だし、娘さんのことを気遣ってくれているのに・・・」という思いがあったようなのですね。
で・・・私がお返事したのは、その子が「どう思うか?」は、その子の考え方なので、どんな考え方をしてもそれでいい。
でも子供がそう感じている時、まずは「全部を聞いてあげること。自分の気持ちを吐き出させること」をお話ししました。
これって「クレーム対応」の一丁目一番地でもあるのですが、何か商売をしている時、お客様からクレームがあったら、『まずは全て聞きなさい。それに対する謝罪や提案はそれから』というものです。
(今回はカスタマー対応ではないですが)お客さんとしては「文句」があって苦情を言っているのに、全てを聞かないうちから「それはですね・・・」と説明しようとすると、
それが正しかったとしても、不満を持っているお客様は「言い訳しやがって」のように感じ、さらに印象を悪くするからなんです。
だから最初はその苦情を言っている人がスッキリするまで、話をさせて(しっかり聞き)その方が「言いたいことは伝えたぞ」という段階になってから、
謝罪をしたり、理由を説明すると、怒っている人でも素直に聞いてくれるし、納得してくれるんですね。
実は、これ、私の得意分野でもあり、それこそ会社員の時は「総務部」でもあったので、お客様からのクレームから、従業員の苦情から・・・本当に多かったのですが、だいたい相手の方と仲良くなって、
お客様からは「ちゃんと聞いてくれて嬉しかった」と言われたり、従業員は「やめるつもりだったけど、また、頑張る気持ちが出てきました」と言ってもらったりしていました。
子供の不満もこれと同じで、まずは話の腰を折らず全部聞く。理解できなくても最後まで聞く。(わかっているふりでも良い)
そして「そうなんだ。そんな気持ちになるのも無理ないよ」や「わかるよ。私も同じ気持ちになるよ」と子供の考え方を受け止める。
この2つ(全部聞く・受け止める)がものすごく重要で、もし話を聞いていて自分が分からない(もっと詳しく知りたい)と思っても、話を中断せずに聞くに徹するのです。
そして「その考えを持った」ことを受け止めてあげることが大事なんですね。
もし、分からないことがあったらその2つ(全部聞く・受け止める)をした後で、「ところでさっき言っていた・・・・について、もう少し詳しく教えて」と言って話してもらえばいいんですね。
そこまで話をしたら、そのお母さんの表情がパッと明るくなって、「あ、私、話を中断していました。もっとしっかり分かってあげないと、と思っていました」と言われたのです。
そう。「もっと理解してあげないと」「もっと分かってあげないと・・・」という思いが先に来て、その前にしなければならない「大事な2つ」をせずにいたみたいです。
とすると解決が見えてきそうです。娘さんの気持ちを全部聞く(自分が理解していなくても最後まで聞く)と、子供の考えを受け止めるで、いい方向に向かえそうだな・・・と感じました。
結果はまだこれからだと思いますが、娘さんの気持ちが少しでも楽になるといいな〜と思います。
上の子可愛く無い症候群
そしてさらに年齢をさげて「下の子が生まれてから、上の子が可愛く無いと思い始めてしまい、上の子もどんどん笑顔がなくなり、いつも不機嫌そうで悩んでいる」というご相談をいただきました。
そのお母さんの長女さんは4歳。下の子は1歳ちょっと・・・ということでした。
で、まずお伝えしたのは「その気持ちが普通です。だから自分を責めなくていいんです」ということです。
やはり「上の子可愛く無い症候群」になってしまうと、どうしてもその影響が心配になりますよね。
特に以前は、ママともラブラブで、明るくよく笑う子だったのに、現段階で「笑顔がない」「表情が暗い」「不貞腐れている」ということになると、このままではこの子をダメにしてしまうかも・・・という心配は当然ついて周ります。
そして焦れば焦るほど「早く改善しなきゃ!」と思って自分に負荷を掛けてしまうので、気持ちが高まっている時はできても、忙しい時や体調が思わしくない時は、どうしても感情的に怒ったり、落胆したり、投げやりになってしまいます。
だからこそ「変化はゆっくり」を意識しなくちゃならないんですね。
下の子が生まれてからの変化なので、もう原因はわかりますよね。
今までの自分への待遇と、今の待遇の差。もちろん「私に関心を持ってもらえない」「どうせ私なんてどうでもいいんでしょ」という寂しさや不安ですよね。
こういう時は、その子の「存在価値」を認めることが大事なんです。
「あなたがいてくれてよかった」と言う機会を増やしたり、(例えば、お手伝いをしてもらって「ありがとう。ママ、うれしい」や「ママ、助かるよ♪」などのように)
たまたまでも、そういうことをしてくれたら「ありがとう・助かった・いてくれてよかった・うれしい」を伝えてもらいたいのですが、
もしそれができなくても、お手伝いをお願いして、本人の頑張りを認めてあげたり、そこに感謝の気持ちを表したり・・・ということをしてくれればいいのです。
が・・・問題はやはり「改善していくペース」であり、その肯定する「頻度」なんですね。
頑張って頑張って、たくさんやるのはもちろん有効ですが「今日はできるけど、明日はできない」とか「昨日は優しくできたけど、今日は突き放してしまった」だと、やはり子供は安心できないので、
「毎日続けられるように、ちょっとずつ」をお願いしました。
最初は「1日1個」でいい。とお伝えしましたが、次の日は2つ。その次の日は3つ、となるとまた苦しくなるので、「1つできたら、その1つを1週間続けてみる」ということをご提案しました。
そして「まだ行けそう」だったら、翌週は2つにしてみる・・・と言う感じで、お母さんが負担にならないように、少しずつ変化をしていく、ということなんですね。
今、小さいお子さんがいらっしゃるとどうしても目が離せません。手もかかります。そんな時は焦るし、自分の気持ちが穏やかな時ばかりじゃないでしょう。
だからこそ「無理しない」で「ゆっくり、ちょっとずつ」がいいんですね。
もし辛い時は、今回ランチ会に来てくださった方(みなさん子育ての先輩だし、お近くにお住まいなので)愚痴を聞いてもらってもいいし、アドバイス貰ってもいい。
ぜひ、そうやって集まってくださった方々たちの縁や、この「同じ方向を向いている仲間」に頼ってもらいたいな〜と思います。
(また、ご報告も聞きたいですしね)
発達障害と進学
長くなってすみません。最後にもう一つ。
小学校6年生。来年中学生になるお子さんがいらっしゃって、今の学校がどうしても難しそうだ・・・となった時、私はお勧めするオルタナティブスクールがあるのです。
なぜ私がお勧めするか?というと、その校長先生(もと教師でまだ40代でお若い方)が、私と考え方が同じだ・・・ということがわかったからです。
これについては、最新の「幸せなお母さんになる為の子育て【初級編】」(近々リリース)でも熱く語っているのですが、その学校の名前はNIJINと言います。
ご興味があったらHPを見てみたり、YouTubeを見てみたりしてください。
(「タツロー校長」でヒットします)
今の学校って、一人の先生が多くの生徒を教え(一律の考え方で、一律の行動ができるようにする)システムになっています。
だから、個性的な子、形にはめられたくない子、自分の考え方を持つ子が、あたかも「間違っている」かのように排除されたり、非難されたりするのです。
そして「学校に行かない」選択も「異常」とみられる周囲の目もあります。
でも、今の世の中(社会や企業)が求めているのは「みんな同じ」「素直に従う人間」ではなく、それぞれの個性があり、得意な分野を持ち、その分野に長けている人間だったりしますよね。
なのに「学校」という枠にはまらない子を「間違っている」や「困った子」という認識が大多数で、その認識のために、子供自身も殻に篭ったり、自分を責めたりしてしまうのですね。
でも、先にお話ししましたNIJINでは、そんな排除されてしまうようなお子さんに「あなたにも必ず輝ける場所がある!」という信念のもと、一人一人に丁寧に対処して、どんどん拡大しているのです。
そこには「間違っているのは、子供でも親でもなく、学校のシステムなんだ」と言うことを明言されて、それがスクール運営の柱にもなっているのです。
ちょうど、その年代に差し掛かるお子さんを持つお母さんが2人おられたので、ちょっと早い情報リークでしたけど、お伝えしておきました。
ちなみに「タツロー先生にもお会いしたい」とご連絡をしているのですが、お忙しい方なのでまだ実現はしていないです。
でも、来年静岡にもお見えになる、と言うことなので、その時にお話しできれば・・・と思っています。
あ〜、いつもに増して今日も長い。最後にいつもの【お知らせ】だけをして、今回のご報告はおしまいにします♪
お知らせ
(1)2026年ランチ会
1月 沖縄県ランチ会
2月 静岡県ランチ会
3月 岡山県ランチ会
4月 長野県ランチ会
5月 富山県ランチ会
6月 茨城県ランチ会
参加希望のご連絡はパピーいしがみまで。
(2)藤川理論(分子栄養学)コミュニティ
(会員さんなら誰でも参加できます)
メール送信先:age18_jp@yahoo.co.jp
では、また来週お会いしましょう(^^)
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。














