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第797号 子育ての常識・・・ってホント?2

こんばんは。パピーいしがみです。

巷では、今、ものすごい勢いでインフルエンザが流行しているようです。あなたは(もしくはあなたのご家庭は)いかがですか?どうぞ、お気をつけてお過ごしくださいね。

さて、前回のメルマガで、「子育ての常識・・・ってホント?」という題名で、“上の子優先”についてお話しましたら、皆さんから、大変な反響を頂きました。

やはり、多くの方が“上の子優先”のアドバイスを受け、それが正しいと信じて、かなり無理をしてがんばっておられ、それでも、なかなか成果が出なくて、おかしいな、変だな・・・と感じている方が、多い、ということがわかりました。

それと一緒に、以前、「 “上の子優先”が問題の温床になっているかもしれませんよ。」とお返事した、会員さんから、今現在の様子のご報告を頂きました。

それが、とても参考になる!と思ったので、前回の補足として、紹介させていただこうと思います。

ご紹介するのは、たろうじーさんです。たろうじーさんのお兄ちゃんは、今、中学2年生です。

“上の子優先は正しくないんです”とお返事したのが、小学校1年生のころだったそうで、もう7年前のことでした。

たろうじーさんは、以前のことを思い出して、こんな風にメールをくださいました。

ココから・・・

パピーさん、あけましておめでとうございます。たろうじーです。

本当に久しぶりでメールを書いているのですが、今回のメルマガを見て「うわー、なつかしー!!」と、パピーさんにご報告をしたくなりました。

パピーさんに始めてメールを送ったのは、上の子が小学校1年生のときです。その子が今は、中学2年生で、バレーボール部にいます。

3年生が引退してキャプテンに任命されて、みんなのまとめ役でがんばっているみたいです。

あの頃の問題児だった姿はまるでなく、家でも、学校でも(優等生ではありませんが)元気はつらつです。

子育てに悩んで困って、パピーさんにメールをした頃、私は「2人兄弟の上の子はさびしい。だから優先しましょう」という言葉をずっと信じてきて、2つ違いの弟よりも、常に上の子を優先してきました。

ですが、上の子のわがままやぐずりや癇癪が収まることは無く、常に「自分が自分が」「もっともっと」でした。

「なんで、この子は、こんなに自分勝手なんだろう?」「自己中心的で、思いやりが無いんだろう?」と悩みでしたし、下の子は下の子で、とても気性が荒く、幼稚園でもトラブルメーカーでした。

(今、思うと、下の子をかまわず、上の子ばかり優先していたのですから、下の子にとってはひどい愛情不足だったのですね)

上の子も下の子もこんな状態でしたらから、私は「母親になってはいけなかったんだ」とずっと悔やんでいました。

パピーさんに相談したときに、パピーさんは、とても詳しく状況を聞いてくださり、その時の子供の様子や、どんな風にわがままやぐずりや癇癪があるのか、を聞いていただいて、

ふとした言葉から(忘れてしまいましたが)「もしかして、無理して上の子の要望を叶えていませんか?」「子供たちへの接し方が不自然だったり偏っていませんか?」と聞かれました。

その時、私は、パピーさんを知る前に、子育て相談をした先生からのアドバイス。「2人兄弟の上の子はさびしい。だから優先しましょう」をづっと頑張ってやっているのですが、どんなに頑張っても変わらないのです・・・とお返事したのでした。

その時に、パピーさんに言われた言葉が「それって逆ですよ!」でした。

最初はパピーさんに何を言われているのか全くわからなかったのですが、私が頂いた(子育て相談の先生の)アドバイスは、短期的には効果があるかもしれないが、

長期的に見ると、かえってマイナスになってしまう。という事を教えてもらって、目からうろこ・・・だったのでした。その時は、もうショックで・・・お先真っ暗か?と思いました。

が、パピーさんが「間違った」とわかったら、修正するだけでいいんです。

今あるマイナスを埋めようとするのではなく、新たなプラスを探して、マイナスよりもプラスを増やしましょう。

「不足や不満を補おう、と上の子優先するのではなく、長男さんも次男さんも良いところをしっかり見て、たくさんの良さを伝えてあげてください」

「長男さん自身に、自分自身の価値や、お兄ちゃんとしての価値をしっかり認識してもらえば、問題は影を潜めていくはずです」と言われて、それだけを意識してきました。

これは「認める」「褒める」「包む」ですね。すべては基本から。そして問題が表れたら基本に戻る。パピーさんの教えの磐石さを感じました。

それまで、何でも上の子優先で、お兄ちゃんを泣かさないように、ぐずらせないようにと、腫れ物に触るような状態でした。本当に不自然だったと思います。無理をしていました。

でも「上の子優先」が上の子にも下の子にも悪いのなら、すぐにでもやめて、自然な形に変えよう!と決意しました。

ですが、それまで、何でも「上の子優先」だったので、それをやめてからしばらくは、上の子の不機嫌はひどいものでした。

今まで以上に癇癪は増え、小さなことで、泣いたり喚いたり・・・。叩いたり、蹴ったり。ものを投げたり・・・。

こんなことならいっそ「上の子優先に戻した方が楽かもしれない」と、何度も挫折しそうになりました。

が、あれだけ問題を起こしていた下の子の乱暴な様子が、目を見張るように改善してきたのでした。

弟は幼稚園で補助の先生がいなければならなかったほどの子でした。先生の話は聞かない、授業はボイコットする。園から脱走する。小さな子や、やさしい子、女の子をいじめる。ちょっかいを出す。

その子に「認める」「褒める」「包む」をし始めたら、幼稚園の先生が驚くほど落ち着いて、顔つきもとても柔和になりました。

家での喧嘩も(ほとんど下の子が原因でした)減りましたので、その下の子の変化をまざまざと見た私は、「もう楽になりたい」でも「前のようになるのはもういやだ!」と自分の弱さと、何度も葛藤しました。

3ヶ月~半年ぐらい掛かったでしょうか?あるときを境に少しずつ、上の子の理不尽な要求も、ひどい癇癪も減ってきました。

おばあちゃん(同居の義母)は「○○(上の子)は、○才になったから落ち着いた」のように言っていましたが、私は違うと思いました。

だって、「長男さん自身に、自分自身の価値や、お兄ちゃんとしての価値をしっかり認識してもらえば、問題は影を潜めていくはずです」といわれたパピーさんのおっしゃるとおりになったからです。

それからも、パピーさんのアドバイスをずっと続けました。

兄弟が仲良くしていたら、それを褒めたり、「お兄ちゃん、ありがとう」や次男にも「助かるよ♪」など、できるだけ「叱る」をやめて「褒める」を増やしました。

おかげで、かつてのあれだけ問題があった我が家とは思えないほど、今は、毎日が落ち着いて、笑い声が飛び交っています。私は、おかげさまで「幸せなお母さん」を満喫しています。

あ、そうそう。パピーさん。中学1年生の最終日には、長男の弁当箱に、「お母さん、いつもおいしい弁当ありがとう」とノートの切れ端に書いて入れてくれてありました。

その時は、もう・・・泣いてしまって・・・。(私の宝物になっています)たったこれだけのこと、かもしれませんが、

私は、今までの努力がすべて報われたような、と~っても幸せな気持ちになりました。これも、7年前にパピーさんに出会えたおかげです。本当に感謝しています。

とってもとっても久しぶりに、こんな長文、ごめんなさい。でも、懐かしくて、うれしくて。ついつい、長くなってしまいました。

これからもお元気で、たくさんのお母さんを幸せにしてあげてくださいね♪

ココまで・・・

たろうじーさん、貴重なご報告をありがとうございます。

“中学1年生の最終日には、長男の弁当箱に、「お母さん、いつもおいしい弁当ありがとう」とノートの切れ端に書いて入れてくれてありました。”では、

思わず、ウルウル・・・となってしまいましたが、長男さん、立派になられたんですね。バレーボール部のキャプテンですか?(^^)それはすごい!これからも楽しみですね♪

今回、たろうじーさんの、メールをご紹介したかったのは、この部分です。

“それまで、何でも上の子優先で、お兄ちゃんを泣かさないように、ぐずらせないようにと、腫れ物に触るような状態でした。本当に不自然だったと思います。無理をしていました。

でも「上の子優先」が上の子にも下の子にも悪いのなら、すぐにでもやめて、自然な形に変えよう!と決意しました。

ですが、それまで、何でも「上の子優先」だったので、それをやめてからしばらくは、上の子の不機嫌はひどいものでした。

今まで以上に癇癪は増え、小さなことで、泣いたり喚いたり・・・。叩いたり、蹴ったり。ものを投げたり・・・。こんなことならいっそ「上の子優先に戻した方が楽かもしれない」と、何度も挫折しそうになりました。”

「上の子優先」を長いことやってきていると、上の子からすると「僕が優先されるのは当たり前」という気持ちが生まれます。

お母さんの頑張って頑張ってやってきたことなのですが、残念ながら、上の子はそれを「当たり前」と“勘違い”をしてしまうのですね。

ですから、それを直そうとした時には、やはり相当の抵抗があるのです。

「もっと自分優先にしてほしい」という気持ちがあるのに、「それはできないんだ」「無理なんだ」と言われれば、「なぜだ!なぜだ!優先しろ!俺が王様だ~!従え~!」という態度になるんです。

でも、これこそが「上の子優先」をしてしまった結果なんですね。

ですが「それは勘違いなんだよ」という事を、「違うことは違う」と、根負けせずに、何度も何度も教えるとともに、

「良いことは良い」ときちんと認めて褒めて下されば、子供は、不足や不満が埋まらなくとも、自尊心は高まります。

でも、早めにそこに気づき、修正されたたろうじーさん。その時は、ちょっとつらかったと思いますが、頑張ってよかったですね~♪

“おかげで、かつてのあれだけ問題があった我が家とは思えないほど、今は、毎日が落ち着いて、笑い声が飛び交っています。私は、おかげさまで「幸せなお母さん」を満喫しています。”

その言葉がとてもうれしいです(^^)たろうじーさん、メルマガへの紹介のご許可、ありがとうございました。
 
 
 
 

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