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第828号 「心から」でなくても良いんです♪

こんばんは。パピーいしがみです。この頃、ちょっと涼しくなってきた♪と感じませんか?(^^)朝晩は、とても過ごしやすくなってきましたね。秋は果物や魚が美味しいし、新米も・・・。楽しみです(^^)

夏休みの報告など、いろいろありがとうございます。子ども達の成長が聞けて、とても楽しく拝見しています。夏休みも、あと残すところ1週間ですね。みんな元気で二学期をスタートしてくれたら嬉しいです♪

さて、今日は子ども達の変化、というよりも、お父さんとお母さんの変化?について、ご報告を頂きましたので、紹介したいと思います。ご紹介するまいこさんは、子育てについてもそうですが、ご主人との関係があまりよくなくて、それをずっとお悩みでした。

ですが、今年になって、少しずつ変化があり、この夏休みの様子を教えてくださいました。「夫婦関係がうまくいかなくて・・・」とご相談を頂くかたも少なくないので、もし、参考になったら・・・と思い、ご紹介させて頂きます。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。まいこです。毎日厳しい暑さが続いていますが、お変わりないでしょうか?今、私は、夏休みで実家に帰って、このメールを書いています。携帯からなので、読みにくかったらすみません。

パピーさんに「夫婦の関係も、子育てと同じですよ」と言われていたのですが、子どもに接するように旦那に接っする・・・が、なかなかできず、時間がかかってしまいました。それでも、少しずつ関係が修復できてきたような気がします。

実は、今年の春ぐらいから「ちょっと変わって来たみたい」という感じはあったのですが、報告するにはまだ早いかな?あと少し、もう少し、と先延ばししていました。

ですが、今年の夏は、「今年は俺も、○○の家に泊まるよ、久しぶりに挨拶もした方がいいだろうから・・・」なんて、自分から言ってくれたのです。今まで、絶対に首を縦に振らなかったのに・・・。

いえ、子どもが生まれてすぐの頃には、お正月は、主人の実家に、夏は私の実家に・・・と、一緒に帰省していたのですが、夫婦喧嘩が増えてきて、険悪なムードになってからは、夏の帰省が家族一緒に、ではなく、「私と子ども達」だけとなっていました。

父や母に「なぜ旦那は来ないのか?」と聞かれたのですが、「知らない、都合があるんでしょ」と不機嫌に答えていました。そうすると、じじばばは子どもに聞いて、子どもは「お父さんとお母さん、ずっと喧嘩しているんだよ」と話し、それを聞いた父母は、「あなたがもっと×××」とか、「子どもの為に×××」と小言を言われたり、過度に心配をされたり・・・。

私もイライラして、子供に「言わなくても良い事までしゃべらないで!」なんて当たっていました。夫婦の会話もほとんど無くなり、お互いに意地を張っているような感じでした。

次第に、主人が帰ってくる時間が遅くなって、出張が増えたり、帰ってこない日があったり・・・。全く話をしない日が1日、2日・・・1週間と。私も「このままじゃ、まずいよな~」と思いながら、修復できずにいたのですが、それでもなかなか動き出すことができませんでした。

パピーさんから、たらいの法則の話を聞いたり、子育てで上手になった「認める・褒める・包む」を、試してみましょう、と言われて、「もし行動できれば、変わるかも」とは思いながらも、なかなかその一歩が踏み出せませんでした。

その一歩が踏み出せなかった理由。それは「どうして私から歩み寄らなければならないのよ!」「旦那に負けたくない!」という気持ちでした。私は、自分から歩み寄ることが、
自分の敗北を認める様でどうしても嫌でした。でも、いくら本音だとしても、そんなこと言えません。

何かとできない理由を作っていたような気がしますが、パピーさんには、正直に私の気持ちを言ってみよう、と思いました。軽蔑されるかもしれない。「そんな小さなプライドで子どもの将来をダメにするか?」って叱られるかもしれない・・・。

とても怖かったのですが、叱られても、怒られても、それがきっかけで何かが変われば・・・という思いでした。でも、その時のパピーさんのお返事は、「その気持ち、すごく分かる!」でした。そして「私もそうだったんです」とお返事を頂きました。

私の葛藤をあっさり認めてもらったら、「あれ、今まで、あれだけ悩んでいたのは何だったの?」のように、なんだか意地を張っているのが、バカバカしくなってきて・・・
※・・・この時のお返事を参考として記載します・・・

ココから・・・

まいこさん、こんにちは。パピーいしがみです。正直なお気持ちを、ありがとうございます。でも「もう無理」って諦めるには、まだ早いですよ♪「私から歩み寄るのは負けた気がする」その気持ち、すごくよく分かります。実は、私もそうだったからです。

多分、ご主人もまいこさんや私のように「負けるもんか」って、お考えなのではないかな?と思います。これは多分、男性特有だとは思うのですが、どんな男性もきっと、「俺は家庭の為にこれだけ頑張っている」という自負心というか、思いがあると思うのです。

私の場合は、働いて稼いだお金をすべて妻に預け、自分は、わずかな小遣いで、部下を呑みに連れて行ったり、本を買って勉強したり・・・。会社で嫌なことがあっても、じっと耐えて頭を下げたり、上司の叱責に耐え、部下からの相談にも付き合って、「俺は妻や子の為に我慢している、こんなに頑張っているんだ」という気持ちがあったんですね。

せめて家庭では、そんな俺の頑張りを認めて欲しい。こんなに俺は家庭の為に身を粉にして働いているのに、どうして、認めてくれないんだ・・・!なんていう思いもあったりするんです。

もちろん、奥様だって同じですよね。「お母さんには休みは無いのよ!」「家事だって、子育てだって、離れる事はできないんだから!」そう、お考えになる場合もあるでしょうし、もし、その上でお仕事もされていれば、「私だって仕事をしている、辛いのはあなただけじゃない!」ってお考えになりますよね。

でも、お互いにこんなに頑張っているのに、意地を張る事で、せっかくの頑張りが打ち消されたら、やっぱりもったいないですよね。もし、こんな時に、どちらかが、相手を認められると、「自分も認めてもらったんだから、自分も相手を認めてあげたい」という返報性が生まれるのではないかな?と思うのです。

先日、お話した「たらいの原理」ですね。ただ、この「返報性」も「たらいの原理」も、
知らない人にはできません。でも、まいこさんは、それを学んでくださいました。学んでいないご主人には、できないかもしれないけど、まいこさんにはできる。

だとしたら、ご自分のタイミングで結構ですから、「しょうがない、私から動こうか?」と思ったら、まいこさんから、ご主人を「認める」をやってみてほしいのです。いえいえ「心から」でなくてもかまいません。

最初は、心の中で「あっかんべー」をしていても良いのです。ご主人を手のひらで転がすつもりで、「こんな風に言ったら、さあ、どうなるかな?」という実験のつもりでもかまいません。ちょっと、ねぎらいの言葉や、優しい言葉を掛けることからやってみませんか?

「今日はお疲れ様」とか「ありがとう」とか、そんなことからでいいんです。男性は(私だけかな?)けっこう単純です。褒められると嬉しいし、認めてもらえるとそれだけで頑張れます。もちろん期待通りにはならないかもしれないけれど、もし、「もう無理だ」って思ったら、諦める前に、ちょっとだけ試してみてくださいね♪

ココまで・・・

私の葛藤をあっさり認めてもらったら、「あれ、今まで、あれだけ悩んでいたのは何だったの?」のように、なんだか意地を張っているのが、バカバカしくなってきて、パピーさんの言われるように、“実験のつもり”“心ではアッカンベー”をしてやってみました。

最初は挨拶だけ・・・と思って、私から挨拶をしました。(今までは、挨拶さえも「するもんか!」でした)おはよう・おかえり・先に寝るね、おやすみ・・・など。それができたら「おつかれさま」。最初は、ぎこちない雰囲気でしたが、続けることで、違和感が減ってきて、それから主人の雰囲気が変わってきました。

呑んで帰ってくることが減り、出張も減ってきて、日々の会話が増えてきたのです。最初は返事も「ん・・・」とか「おう」だったのですが、「今日、会社でこんな事があってさ・・・」とか、「部下の○○がさ・・・」などのように、口数が増えて、今まで、子どもとお風呂に入ったらさっさと寝ていた私も、帰りを待ってご飯を用意したりすると、それをすごく喜んでくれました。

そうしたら、今まで朝ごはんを食べなかった人が、子どもと一緒に(家族揃って)朝食を食べるようになって、そして今回の「今年は俺も、○○の家に泊まるよ、久しぶりに挨拶もした方がいいだろうから・・・」になったのです。

父も母も、すごく安心して、喜んでくれて、昨晩は、父と遅くまで呑んで、今日、主人は、子ども達を市民プールに連れて行ってくれました。「たまには一人でゆっくりしたいでしょうから(笑)」と言って・・・。私も何か、お返しをしなくちゃですね。

まだ、ちょっとぎこちなさもありますが、パピーさんの勉強を始めてから、何かと良い方向に向いていて、今日は、報告とお礼のつもりでメールしました。一時は、これは将来離婚するのかもな・・・と思っていたので、本当に大きな変化です。心から感謝しています。ありがとうございました。

これからも、今の雰囲気を失わないように、家庭作りに、子育てに、頑張っていきます。パピーさんも、お体に気をつけて、この暑い夏。乗り切ってくださいね♪

ココまで・・・

まいこさん、貴重なご報告、ありがとうございます。まだ、ちょっとぎこちなさもある・・・とは書かれていましたが、ご主人の様子が、ずいぶんと変わってきたみたいですし、当初「“実験のつもり”“心ではアッカンベー”をして」だった、まいこさんの姿勢も、かなり変わってきたのでは?と感じ、嬉しく思います(^^)。

まいこさんの言葉にこうありましたね。“私も何か、お返しをしなくちゃですね。”はい、これなんです。これこそが「私達は何かをしてもらうと、それを返したくなる」という返報性の原理原則なんですね。

“意地悪”をされたら、“意地悪”を返したくなる。“恩”を感じたら、“恩”を返したくなる。“喜び”を感じたら、“喜び”を返したくなるのです。“恩”を与えたら“恩”を、“喜び”を感じたら“喜び”を返したくなる。そして、返してもらったら、又、返したくなる。だから、善循環が起きるのですね。

でも、それを自分からし始める事は、やっぱり抵抗があります。「せっかくやってあげたのに返してもらえなかったら嫌だ」とか、「せっかくの恩をあだで返されたら、さらに腹立つ!」ってね。

もちろん、全然知らない人だったら、そういう事もあるかもしれません。でも、一度は仲良くなって結婚までした相手です。どちらかが与えたら、気付いてくれる可能性の方が高い、と思うのです。

メルマガをお読みの皆さんも、もし「負けたくない」という気持ちで、意地を張っておられるようでしたら、今回の件、参考にしてみてほしいな~♪と思います(^^)では、秋までもう少し。頑張っていきましょう(^^)

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