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第1283号 子供関連の役員

こんばんは。パピーいしがみです。

まずは先週のご報告です。
先週のYouTubeですが3本配信しました。

伝染しない為に「毒親」
https://youtu.be/ZcCU0yBenoE

年代を超えて多い悩み「ママ友トラブル」
https://youtu.be/GFJrXgvyOoA

完全版「運動系習い事トラブル」
https://youtu.be/XnrzlimIabU

の3つです。 

喋るのもだんだん上手になっている?ような気がします(笑)登録にもご協力頂きましてありがとうございます。
今後とも応援、よろしくお願いします。

一応、YouTubeとInstagramのページを記載しておきますね。(動画もかなり増えましたので、是非、覗いてくださいね♪)

【YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/@shiawasenaokaasan
【Instagram】https://www.instagram.com/papy_ishigami/
さて、今日のメルマガのタイトルは「子供関連の役員」としました。

きっと今年も多くの方が、幼稚園の役員になったり、学校の役員になったり、子供会の役員になったりされていると思います。

子供達が多い時には「抽選」だったものが、今は「順番」が主流で、多分『誰もが一度はやる』形になっていると思います。

こういう役職が好きな人もいると思いますが、ほとんどの方は「やりたくない」とお考えになると思います。(だって苦労が多くて、喜びが少ないですからね)

でも、私は「決まったのなら、前向きに取り組みましょう!」と言います。そして「そこを乗り切ると必ずプラスになる事がありますから」とお返事します。

でも上手く行かない事もあるし、周りがみんなそっぽ向いてしまって四面楚歌なんてこともあります。

今日、ご紹介するよもぎさんも、役員になった時から「周りの人が協力してくれなさそう。どういう気持ちで取り組んだらいいでしょう?」とご相談を頂いていました。

今からちょうど1年前の事でした。

その時の私のお返事からご紹介しますね。

ココから・・・

子供会、大変ですよね。

私も自治会長をやった時に、最も問題が多く発生していたのが子供会でした。

「子供会に関わりたくないから引っ越したい」と思っているご家庭も多い、という事も知りました。

よもぎさんとしては「役員なんだからみんな協力すべき」だと思いますよね。

でもね。この報酬が発生しない集団は、会社のように組織にはならない(責任者=命令権者にならない)のです。

「こうしましょう」と決まった事も、会議で発言もしないのに、全く協力しない、それだけじゃなく陰で文句を言ったり、逆らったり、自分の正しいと思う逆の事をする、邪魔をするって・・・非常に多く・・・というよりそれが実態だと思います。

子供会の役員の皆さんはどう思っているか?というと「え~、めんどくさい。そんなに力入れなくてもいいじゃん。私達だって暇じゃないんだから」だと思うのです。

もちろん暇だからやっているんじゃないんです。でもこれが「報酬が発生しない集団」の考え方なんです。

では、これを打破する方法はないのか?というと、ないわけではありません。

それは「他の人を当てにせず、一人でもやり切る!」です。

実は先ほど【これが「報酬が発生しない集団」なんです】と言いましたが、報酬が発生する集団でも起こりえます。

それは年下の(例えば部下だった者)が上司やリーダーになった組織。

新しく赴任されてきた方がリーダーとなった組織。(残念ですが)女性がリーダーとなった組織、などです。

実は私も、経験しています。

初めて課長になった時に、私よりも歳が多く、勤務年数も多い方が部下になりました。

その時に私が作った方向性に対して、会議や決定する場所では何も発言しない(賛同して決まったはずな)のに、陰で文句を言い、他の課員をそそのかして上司(私)に協力しないようにさせたのです。

そこで私は何をしたか?というと、「よ~し、わかった。すべての事を俺一人でもやってやる」という覚悟を持ったのです。

まあ課長とは言っても初めて担う職務でもあるので、そんなに大きな課ではありません。5人~7人程度の小さな課です。

私一人と、力になってくれるのは若い一人の事務職員でした。私はその事務職員に「仕事が集中するかもしれないけど協力して」とお願いし、全ての仕事を彼らに振らず、自分ができるものは自分でし、難しいものは外注に出しました。

ただ、彼らを無視してやればそれはスタンドプレーだと揶揄されますから、会議は開きます。そして課員も含めて、決定をしたことは書面に書いて共有もしますし、会議の内容は音声も取って議事録も作ります。

その上で「ご自分でやりたいと思われたら、おっしゃってください」と言って、言ってこないのであれば、全部自分でやるのです。命令もしません。すべて彼らの自主的な参加でやるように持っていこうとしたのですね。

最初は誰も協力しません。ですが彼らも自分の手持ちの仕事が少なくなるので不安になるんですね。

少しずつ「私にできる仕事を頂けませんか?」と言ってくる社員が一人、二人、と増え、私は自分の持っている仕事を渡して、外注も減らしていきました。

最後に先ほどの私よりも年上の方が「申し訳ありません。私も仕事を・・・」と言ってきたので、「じゃあ、少し話しましょう」と言って、

別室で、なぜ私がこういうスタイルにしたのか、を話しました。

「それはあなたの最初の態度に関係している。それになびいた他の社員も問題があるが、あなたが先導したのは誰の目から見ても明らかだ。

私の下で仕事をしたくないのなら、移動してくださって結構。会社をお辞め頂いても結構。

又、あなたの評価をするのも私の仕事だし、ご自分の職務を全うするのは、誰が上に来ても同じこと」のような話をしたと思います。

もうその方は「本当にすみませんでした」と平身低頭で謝られ、「ではこの件はこれで水に流しましょう」「あなたが協力してくださったら鬼に金棒です」と言って、

最終的にはその方が、一番の仕事頭になって、その課はとてもうまくいきました。

でも、こういうことは移動すれば必ずあって、同じやり方をして、反旗を翻した人が辞めたこともありました。(私は全然こたえませんでしたけど)

結局、このやり方ってやはり最終的な責任者と、命令権者が一緒であり、また、報酬が発生する組織だからこそ、

「あなたの一挙手一投足が自分のサラリーや待遇に関わってくるんだ」と理解させれば、解決はします。

が、自治会運営はそうではありません。だからすごく難しいし、どこでもトラブルが起き、また、解決しないのですね。

今回のよもぎさんのお悩みも、先の私が課長になった時のケースにすごく似ています。

とした時に、私は2つ方法があると思うのです。

ひとつは「私のやり方がお気に召さないようでしたら、私が会長でいる必要はないのでやめさせていただきます!代わりに実行力も行動力もある〇さんにお願いしたい」と会議の場で言ってしまうのです。

もちろん「責任を放棄するのか?無責任だ」などと言われます。

そう言われたら「会議で発言もせず決まったことに、後になって撤回するようなことをする人がいるため運営などできるわけがありません」とはっきりそこで討論するんですね。

本人が異を唱えたたら、手ぐすね引いて待っていて、今までの事を全部ぶちまけます。

これって宣戦布告です。今後〇さんとは完全に決別することになるでしょうね。

これは、今、水面下で起きている問題を表面化して「今、子供会ではこんな問題が起きているんです」とみんなに知らしめることになります。

そして在籍していても仕事をしてくれない方には「ご遠慮いただく」という結末になると思います。

ご自分は大変になります。ですがそれでも変なストレスからは解放され、体は疲れますが、気持ちは疲れません。(私だったらこれを選択します)

そしてもう一つは、〇さんになびく、という事です。私だったら選択しませんが、最も争いなく、穏便にすます方法です。

多分、私の妻なら間違いなくこちらを選びます。(私の妻は、非常に争いが嫌いです。人と争い、嫌な思いをするぐらいなら従う事を選ぶ人です。ですから彼女は友達が多いです。誰とでも仲良くし、誰とでも笑って話ができます)

ただ、私にはそれができません、というよりしません。

私は表に立って喧嘩して「文句があるなら掛かってこい!」と宣言し、絶対に負けない自負があるし、勝つまでやります。何があってもやりきります。

私だったら前者を選びます。私は誰に何を言われても全然平気。どんなに敵が多くても戦い、一人になってもやります。

理論武装をし、法律も味方につけて、「出るとこ出ようか?」ぐらいします。それより曲がったことをしたくない!というタイプで・・・。

でも、子供が今後成長していく上で、同級生のお母さんたちと顔を合わせる機会も多いし、今後力になってもらうかもしれない、と考えた時、選択すべきは後者じゃないかな?とも感じるのですね。(私も女性だったらどちらを選択したかわかりません)

ただ〇さんになびく、とは言っても100%言うとおりにする、というわけではなく、「これは〇さんの意向に沿うようにします。でもこれだけは協力して頂けないですか?」とお願いするのですね。

それで「まあ、しょうがない。これくらいは協力してやるか」となれば、よもぎさんとしては不本意ではあるでしょうが、ご自分のやりたいことのいくつかは実行できると思うのです。

ちなみに、私だったらこうします!と言ったこと(前者)を本当にやった人がいます。(地元の人ですが)その方は、とても聡明で、まじめな方で、言っていることは全く正しいのですが、

周りの人の感情を逆なでし、最終的にたった一人になってしまいました。誰も協力してくれず、結局夫婦2人で1年間。やり切りました。それは素晴らしいことなのです。が・・・

その方はとても心の強い方で、睡眠時間を削って頑張りましたが、そのご主人が会議や作業の為に仕事を途中で切り上げ、一旦地元に戻って、それが終わると会社に戻り仕事を深夜まで続ける・・・という事を続けていて、

心身を壊し、眠れなくなり、毎晩アルコールを多量に飲むようになって、結果アルコール中毒になってしまい、離婚はしていませんが、家庭内別居で、ご主人は奥さんを恨み、作った食事も食べないそうです。

他にも自治会の仕事をして、体を壊し(その方は飲み会の席でくも膜下出血で倒れ、半身不随になり仕事を辞めざるを得なくなり)それから家庭もうまくいかなくなって離婚された方もおられます。私は自治会のせいで家庭を壊したと思っています。

でも、自治会はおろか、誰も、何も、責任を取る人はいないのです。

このように、何も報酬の発生しない、自治会運営で発生したトラブルが家庭を壊すことが頻繁にありますし、もしそこで大きな損害を被っても、誰が責任を取ってくれるわけでもない、保証もない、すべては「自己責任」となるんですね。

そして私が2年間、自治会長をやって思ったのは、「自治の仕事は一生懸命やる物じゃない」でした。

これは私の本来の方向性とは違うので、今はもう自治会に一切関わりません。

もちろん数年に1回回ってくる組長は、最善を尽くすし、皆さんの意見は上に挙げますが、自分がイニシアチブをもって改革しようとしたり、改善しようとすることはしないつもりです。

私はそう結論付けて、今まで関わっていたすべての自治運営から脱退しました。

ご質問に対して、期待される答えができなくて、本当に申し訳ありません。

でもこれが真実だと思います。私は私で結論を出して、被害を被らない程度に協力することにしました。(お役に立てないお返事ですみません)

(実はこのお返事の後に、ここでは書けない事もお伝えしていましたが、それを要約すれば「私たちの理解できない人は一定数いる。なので【それはしょうがない】と思って、『あなたらしく』を貫いて♪」というものでした)

ココまで・・・

ものすごくリアルですよね(笑)

でも、こういう実態があるんです。もちろん「決まった事を投げ出すわけにもいかない」ので、ジレンマを抱えながらなんとかこなすのですが、

このようにお返事をしたよもぎさんはとても納得されて、ご自分でも決意して行われました。

そして1年たった先日「1年のお勤め、終わりました♪」とメールを頂いたのです。

それがとても嬉しかったので、ご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、お久しぶりです。

子供会のことで約1年前にご相談させていただきました。
先日子供会総会を終え、1年間の役員が終わりましたので、お礼を兼ねてご報告です。

1年間、精神的に本当に大変でしたが、最後までやり切りました(^^)/

パピーさんから頂いたアドバイスがとてもとても励みになりました。

この1年、アドバイスが私の強力なお守りとなってくれたと同時に、いろいろと考えさせられました。

おかげさまで、この1年間で私はものすごく人間的にステップアップできたように思います。本当にありがとうございました!

全ての行事をやり切りました。

必要なことは担当役員にちゃんとやってもらい、自分もしっかり仕事をやりました。

パピーさんのアドバイス通り、自分のやりたいことはある程度通しながら、他の役員の主張もある程度受け入れていくというようにして、表面上は穏やかに関わっていきました。

時期を守って仕事をするのはもちろん、他の役員さんに相談すべきところはきちんと相談し受け入れてもらうようにしたり、

を理解するように努め、お礼とねぎらいの言葉はちゃんと言うようにしたりして、人としてきちんと対応することを心掛けました。

正直心が折れそうになる時もありましたが、ある程度やりたかったことはできたし、子どもも楽しんでもらえたし、何より私が人間的にものすごく勉強になったので、終わった今となっては、苦労が報われたなと思っております。

次期役員さんは皆、私よりかなりベテランの方ばかりなのですが、私が何も言っていないのにいろいろ労ってくれました。

「自己主張が強すぎる変な人ばっかりで・・・」「1年、会長としてすごくしっかりやってたと思ったよ」といってくれたので、やはり、私に落ち度があるから孤立していたわけではなかったようです。

勉強になったことは次の通りです。

・自分とは全くわかりあえない人たち、価値観の全く違う人たちというのが少なからず存在する(誠実に話せば誰でも分かり合えると思っていた私は、頭の中がお花畑でした。それを実感しました)

・自分の意見や考えがなく、多数派や強い者に迷いなく同調する人というのもいる(大人ならある程度は自分の信念や倫理観をもっていると思っていたが、こういう人もいると実感しました)

・自分の信念を大事にしたい場合、対立を生みやすい。それは私の性質だから致し方ないこと。誰とでも仲良くしたい、承認されたいというのは私の身勝手であり、私が勝手に周囲に期待していたこと。自分の承認欲が満たされていなかっただけ。

・人から自分への期待の場合も同じで、他人の勝手な期待に全部対応できないのは致し方ない。他人からの必要以上の期待は、その人が処理すべきことで、私の問題ではない。

・人間がどんな人と仲良くするかは、正しさや能力や誠実さではなく、居心地がよいかどうかで決まっていくもの。同じような価値観かどうかとか、精神的レベルが同じかどうかのほうが重要になる(誰と仲良くするかは、人間性や誠実さや能力で決めるのだと思っていました)

嫌なことはまた降りかかるだろうとは思いますが、私が自分にしっかり向き合えば、また成長できると思いました。

パピーさん、本当にありがとうございました。

ココまで・・・

よもぎさん、本当にお疲れさまでした。

でも文面にもありましたが、本当に大きく成長されたと思います。

私達は「子育て」でもいろんな勉強をしますが、こういう「人と関わる事」でも大きな勉強になりますよね。

なによりよもぎさんが、それをプラスに捉えて、自分の糧にされた事が素晴らしいと思います♪

でも、こう書かれていましたね。「1年、会長としてすごくしっかりやってたと思ったよ」って。

はい。見てくれている人は必ずいます。
そういう方々は、今後も必ず力になってくださいますからね♪

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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