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第457号 「聞く」姿勢

こんばんは。パピーいしがみです。

「聞く」って大事ですよ~!!とお話していますが、どうやら私の説明不足から、「聞く」というのを、「質問する」というように受け取られている方もいらっしゃるようです。

すみません。

もしそうだとしたら、ちょっと違うかな~?と思いましたので、今日はそのあたりを、お話したいと思います。

それを気付かせてくれたのは、モカチーノさんからのメールでした。

ココから・・・

こんにちは、パピーさん。モカチーノです。

下の子が5月に生まれ、本来であれば今年の4月から入園の予定でしたが、昨年の11月から通わせていました。

難しいかなぁと思っていたオムツはずれも通園する前にしっかりとれて、毎日ニコニコと通園バスに乗って行くのを見てすっかり安心していました。

始めのうちは園での様子を聞こうと思い質問していました。園に入った時で3歳になる月です。

上の子は言葉が早くて会話になるのも早かったので、なんでも話せる様な気がしてしまったのです。

娘が園から帰るなり「何で遊んだの?」「誰とあそんだの?」「どんなことしたの?」

新しい環境に慣れようとしているだけでも精一杯なのに・・・スラスラとは答えれないですよね。

当然、会話になりませんでした。

それなのに幼稚園楽しくないのかな・・・とか思ってました。(笑)

「子供の話を聞く」と言う事をよく分かっていなかったと思います(笑)

一ヶ月くらいそうしていたところに園で娘がお友達にほっぺをかじられたみたいで歯形をつけて帰ってきました。

さすがに娘も落ち込んでたので、その日はどうしてかじられたのかとか話して終わりました。

その後も何回か噛まれてしまい、私も園での様子を聞かないでいました。

そうしたら、娘から話出してきました。「今日ね、おうちで、わーってやったの」私は???でしたが、「娘から話してきたので聞かなきゃ!」と思い、

とにかく「おうちでわーってやったの?」と復唱してみました。

そしたら

娘「あのね、おにいちゃんね、わーってやったの」

私「おにいちゃんがわーってやったの?」

娘「あのね、幼稚園にね、おうちあるんだよ」

私「おうちあるの、すごいね~。」

娘「あのね、そのまどから、おにいちゃんね、わーって」

なるほどなるほど・・・

「こうやって聞いていくとパズルみたいに話が分かって来るんだ!」ってかなり驚きました。

話を聞くって『聞き出す』ことかと思ってましたが、きちんと聞いて『話を引き出す』ことなのかなぁ、って思いました。

今ではかじった子とも仲良く遊んでいる様子。

何回か続いた時は私がくじけそうになりましたが、娘の方がたくましく対処してました(笑)全ては必要にして善なのですね。

今ではいろんな事をパズル形式で話してくれます。(^-^)明日から始まる幼稚園もすごい楽しみにしています。

最近ではひらがなにも興味を持ち始め、自分の名前は読める様になりました。ますます娘の成長に驚くばかりですが、私達も楽しみになっています。

どんな時でも、パピーさんがついていて下さるので安心感があるんですよね(^-^)

モカチーノ

ココまで・・・

モカチーノさんのメールを拝見して、思ったのです。

モカチーノさんは気付いてくださったようですが、「自分から喋りたい!」って雰囲気を作ることが、私のお願いしたい「聞く」姿勢だったのですね。

あ、もちろん「質問する」がいけないのではないのです。

「質問」もいいのですが、より『自分から喋りたくなる』という間柄を作ってほしいんですね。(^^)

特に、小さいお子さんの場合、自分から“喋ろう”“喋りたい”とすることで、話がどんどん上手になります。

「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、使えば使うほど上手になるんですね。

話せば話すほど、自分の意思を上手に相手に伝えられるようになるんです。

これが「質問をして答えさせる」だけだと、必要な事だけを話すだけで済んでしまいます。

だから、その為には、子供に「話したい」と思わせること。

モカチーノさんがおっしゃるように、訳の分からない話でも、「もっと教えて」「聞かせて!」のように“話したいように話させてあげる”っていう事なんです。

それに「もっと教えて」「聞かせて!」という姿勢は、相手を認めているという姿勢です。

話しながら(話している自分も)自分の存在価値を感じているんです。

親が「もっと教えて」「聞かせて!」という姿勢を持つ事で、自尊心を高めてあげる事ができるんですね。

「パズル」とモカチーノさんは言われていましたが、まさに、私たちはたくさんの話、状況を聞きながら、今、どんな事が起きているのかな?というのをパズルを埋める様に把握していけばいいんですね。

そして、「話を聞く」という事で、もう1つ。とても重要な事があるんです。

これは、小さいお子さんだけでなく、小学生の高学年。

中学生、高校生のお子さんの場合でもそうなんですが、私たちは、子供の話に対して時々、「それは違うんじゃない」とか「そんな時はこうした方がいいよ」

「どうしてそんな事したの?」とか「そういう事は止めなさい」みたいに言ってしまう事って、ないでしょうか?

子供の“喋りたい”という気持ちよりも、躾けを優先してしまいがちになるんですね。

これは、どうしても無意識にやってしまうのですが、非常に怖い事なんです。

と言いますのも・・・・

もし、私たちがフランクに話をしていて、それを「それは△△だよ」とか「そういう時は××」など、否定されたり、批判されたり、指導されたりしたら、どうでしょう?

例え、それが正しい事であったとしても、その場の雰囲気をイヤ~な気持ちにされたり、不快感を感じたり・・・。

そういう事が続くと、「その人とは喋りたくない」って感情を抱くようになりませんか?

もちろん、それが『親』であっても、同じなんですね。

実はこれって、子育てをしている私たちにとって、非常に危険なんです。

子供が親に“喋りたくない”という間柄になってしまうと、本当に必要な情報が入ってこなくなるんです。

学校で起きている問題やいじめ、子供の変化や環境など、私たちが把握しておきたい事が本人の口から聞くことができない。

子供が何を考えているのか、どういう状況なのか、全く分からない。そうなると、事が大きくなってからしか気付けないのですね。

私はこの事をよく針金にたとえますが、真っ直ぐな針金は、ほんのちょっとの曲がりならすぐに治せませす。ですが、大きく曲がってしまった針金は、なかなか元に戻りません。

「ああ、順調に育っているな~」と思えた子供さんも、その変化を『親が把握していなかっただけ』という事は、とても、とても、とても多いのですね。

泥沼に足を取られてしまって身動きができなくなったり、知らないうちに加害者になっていたり・・・。

ですから、常に「なんでも話ができる」「いつでも話ができる」そして親が「話を聞ける」関係を作って欲しいのです。

その為には、子供の話を否定しない。批判しない。

子供が“喋りたいのかな?”と感じる時は、チャンス!と思って、優先して聞く姿勢を持って欲しいんですね。

お子さんの年齢が小さい時には、「もっと教えて」「聞かせて!」のように。

そして年齢が高い子供さんの場合は、「なるほど、そういう考えがあるんだね~」のように・・・。

その後、モカチーノさんからメールを頂きました。

ココから・・・

この間パピーさんにお返事を頂いて、「もっと聞いて!もっと話したい!」と子供が思う様に・・・というのをいつも頭に置く様にしています(^-^)

いつも一生懸命「あのね・あのね~」と、思い付いた事から説明してくれます。

たまに夜寝る前に話してくれるんですが、途中で寝ちゃうので謎だらけ(笑)次の日、期待しててもまた新しい謎に包まれます(笑)

でもいつも元気にいろんな人と遊んでる様子(^-^)とっても楽しそうです。パピーさんのお陰です。ありがとうございます。

また気をつけながら話を聞いて、少しづつ謎が解けて大きなパズルを完成出来たら嬉しいです(^-^)v

ココまで・・・

モカチーノさん、メールありがとうございました。

モカチーノさんの「聞く」姿勢に、娘さんも、とても満たされているようですね。

“ますます娘の成長に驚くばかりですが、私達も楽しみになっています。”

とありました。ホントに今後が楽しみです。又、楽しい出来事、教えてくださいね。(^^)

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