第277号 出来るようになるだけじゃ無いんです
こんばんは。パピーいしがみです。いよいよ昨日から9月に入り、「明日から子供達は学校です!」と言われる方も多いかもしれませんね。
以前、メルマガで、『夏休み、頑張ったことがあったら、是非、教えてくださいね~』とお願いしたところ、沢山頂きました。ありがとうございます。
さて、今日はそんな中から、ふたごっちさんからのお便りを紹介させて頂こうと思います。
ふたごっちさん、というくらいですから、あなたのご想像通り、ふたごちゃんのお母さんです。
私は、経験がないのですが、お子さんがいっぺんに2人ですから、いろいろ大変だったと思います。
でも、ふたごっちさんって、なんかとっても穏やかなんですね。
今、3歳の女の子のお母さん、ふたごっちさんの『夏の思い出』です(^^)
ココから・・・
こんにちは。ふたごっちです。先日は返信メールありがとうございました!
つたない文章で送らせて頂いたフォローメールの感想、(あとで読み返してみて、もうちょっと上手く書けなかったかなと思ったくらいです)、まさか返信メールが届くなんて思ってなかっただけに本当に嬉しかったです。
メールでパピーさんがおっしゃってましたよね、
“「できなくてもいい、出来ればもっといい」と、細くとも続ける事だけを考えて、進めていくと、自然と最後まで到達できるようです。”
と・・・
この言葉を聞いて気持ちがとても楽になりました。講座、頑張って最後までやり遂げられそうです(*^_^*)
テキストを受取ってからというもの、楽しく学ばせていただいてます。僅か10分間が、自分自身を振り返る貴重な時間にもなってます。
今日は良いお知らせがあるのでお話したいと思います。
講座を申し込む前のこと、毎日週2回のメルマガとバックナンバーを拝見してるうちに刺激を受け、
「よし!私も娘達(3才の双子)にもっと自信をつけさせてあげたい」そう思うようになりました。
それで、今出来ないことができるようになったら、自信につながるだろうなぁ・・・
でも何をさせよう・・・子供達がいま興味を持ってることって何?喜んで挑戦してくれそうなことってどんなこと?
そしてあまり時間をかけずに子供達が「やった!できた~!」ってほんの少しでも実感ができるようなことって・・・?と考えてみました。
で、思い付いたのは「ブランコを1人で漕げるようにする」でした。
2人ともブランコが大好きなのに、なかなか説明しても上手く出来ないどころか、あまり自分で漕ぐ気もないようで、すぐに「ママおして~」と言う始末・・・なので、
きっとブランコに1人で乗れるようになれば自信がつくんじゃないかなぁ?
もしかしたら、内弁慶の性格も少しは外で積極的になれるかなぁ・・・そんな期待を抱きつつ、早速公園。
公園に着き、しばらくするとブランコに向う娘達。「よしきた~!」と私もいつになく張り切って娘達と並んでブランコに乗りました。
今まではブランコが動くタイミングに合わせて「足を後ろ、ほら、今度は足を前に出して・・・次は後ろ・・・前、後ろ、前、後ろ・・・交互にやればいいんだからね。」と、
時々、手で足を前後に軽く動かしてあげながら、口でばかり説明してました。
でも、『やって見せ 言って聞かせて させてみて褒めてやらねば人は動かじ』ですものね。
なので、この日は「見て見て~こうやって漕ぐんだよ~ほら、足を伸ばして~引っ込めて~ねっ!ママ上手?うぁ~気持ちいい~!いいでしょう~?1人で漕げると楽しいよ~〇〇ちゃん達もやってごらん!」
って具合に・・・
この時気がついたんですが、口で説明ばかりしてたときには、足の動きしか頭になかったのに、実際に自分でやってみて、
足の動きだけじゃなく、上半身の体の使い方や、元気良く楽しんで漕ぐ・・・という気持ちも必要なんだなって気がついたんです。
それで、実際にやって見せた後、「足を前に出す時は、腕を伸ばして体は少し後ろに倒してごらん、足を後ろに引く時は、体を少し前に倒すんだよ~そうそう!もっと元気いっぱいに体動かしてみて~!」と、
手取り足取り・・・そしたら、妹の方が先に少しコツが掴めたらしく、ほんの少し自力で揺らすことが出来たんです!
見てる私の方が嬉しくて「〇〇ちゃん凄~い!今自分でブランコ揺らしてるよ~ママは何もして無いよ~自分1人で漕いでるんだよ~凄いね!上手~!」と、それはそれは興奮しながら褒めました。
そしたら隣りにいたお姉ちゃんの方も、やる気をだしたらしく、じわりじわりと自力で漕ぐことが出来たんです!もちろん、妹の時と同じく、思いっきり褒めまくりました。
この日はブランコを漕ぐコツを掴み、ほんのわずかでしたが、1人で揺らせることが出来たところで帰りました。
帰り道、「やったね!出来たね!自分でブランコ漕げると凄く楽しいでしょう!出来なかったことが出来るようになると嬉しいね~!次は、もっ上手に漕げるよ~また公園行こうね!」と言うと、2人ともニッコリ!
次の日、また公園へ。今度は最初から自力でブランコを漕ぎ始め、少しづつ少しづつ揺れが大きくなり、とうとう私の手を借りずに漕ききることが出来ました(妹の方)。
お姉ちゃんの方も、最初の漕ぎ始めだけ軽く押してあげたものの、その後は1人でずっと漕ぎ続けてました。もちろん、私が2人を褒めたのは言うまでもありません。
そしてその後、主人やおばあちゃんにも、ブランコを漕いで見せることができた娘達。
「凄いね~上手になったね~」と褒められる度に、“自信”がついたんじゃないかなぁ、と思います。
今までなかなか自分で漕ごうともしなかった苦手なブランコが、「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば・・・」の言葉通りに実践したら、たったの2日で出来るようになって、私自身本当に驚きました。
「出来なかったことができるようになったら、他にも、もっと色んなことができそうな気がしない?」と聞いたところ
「うん!出来そうな気がする!」と元気に答えてくれた娘達。・・・なんだか少し、頼もしくなったように感じられます。
文章を書くのが苦手なので、上手くまとめられず、長々とすみませんでした。
これからも、無理のない目標をたてて、子供達に色々なことにチャレンジさせ、“自信”をつけさせてあげたいと思います(^O^)
お忙しい中読んで下さってありがとうございました。
ココまで・・・
ふたごっちさん、メルマガ掲載へのご許可、ありがとうございます。
ふたごっちさんは、まだ、学び始めて間もなく、ほんとうに素直に、実行されていますね。
子供達も、ふたごっちさんの努力とともに、『出来ない事が出来るようになる喜び』を感じてくれているようです。
来年の1月に幼稚園で縄跳び大会があるらしく、ブランコが出来るようになった今、縄跳びに挑戦しはじめているようです。縄跳びも楽しく出来るようになるといいですね。
そして、ふたごっちさんはいい発見をされましたね。
“今まではブランコが動くタイミングに合わせて「足を後ろ、ほら、今度は足を前に出して・・・次は後ろ・・・前、後ろ、前、後ろ・・・交互にやればいいんだからね。」と、
時々、手で足を前後に軽く動かしてあげながら、口でばかり説明してました。
でも、この日は「見て見て~こうやって漕ぐんだよ~ほら、足を伸ばして~引っ込めて~ねっ!ママ上手?
うぁ~気持ちいい~!いいでしょう~?1人で漕げると楽しいよ~〇〇ちゃん達もやってごらん!」って具合に・・・
この時気がついたんですが、口で説明ばかりしてたときには、足の動きしか頭になかったのに、実際に自分でやってみて、足の動きだけじゃなく、上半身の体の使い方や、元気良く楽しんで漕ぐ・・・という気持ちも必要なんだなって気がついたんです。”
実はね。このお母さんの教え方。
これが、この子供達に、「誰かに教える時にはこうやってやるんだよ」って教えてあげているんです。
「名選手、名監督にならず」ということわざがありますが、簡単に出来てしまうと、悩んだり考えたりしないので、どこをどう注意したのか、どういうイメージでやったのか?なんて記憶に残らないのですね。
ところが、お母さんが子供さんに「やって見せ、いって聞かせて、させてみて、褒めて・・・」と教えてあげることで、
又それに従って、子供さんが出来るようになることで、子供さんも友だちなどに教える時に、同じようにやり出すんですよ。
そうすると、出来なかったお友達が、自分のアドバイスで出来るようになった時、これがとっても嬉しいのです。感動を共有するんですね。
そして、教えてもらった子は、教えてくれた子にとても感謝するんです。すごいでしょ?(^^)
これって絶対に、『親が与えることが出来ない感動』なんですよ!!
こういう所からも、すばらしい経験や、とってもいい関係の友達ができていくんですね。
もちろん、それは幼少の時だけではありません。小学校に入っても、中学、高校でも、成人してからも誰かに教える事になった時、同じようにやるんです。
当然、こういう形で教えられると、教えられた人達はみんな、喜びを持って、楽しんで出来るようになりますよね。
そうするとね。本当にみんなから喜ばれ、感謝され、いい友達がいっぱいできるんですよ。これってものすごい財産だと思いませんか?
そう。お母さんは、「出来ないことを出来るようにしている」だけでなく、教え方も一緒に教え、将来的に、子供達が受けるであろう、『幸せや喜び』を受け入れてもらえる準備をしている事でもあるんです。
そうやって考えると、教え方も重要だ~!って思いますよね!!そう。お母さんの仕事って、無駄なことはひとつも無いんですね。
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