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第995号 「死にたい」という子供

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のタイトルはぎょっとしてしまうかもしれません。

ですが実際に子供の口から「死にたい」「僕を殺して」なんて言われて、とても悲しい気持ちにさせられ、すごく悩んでおられる・・・そんなお母さんが少なからずおられます。

ただ、見極めなければならないのは、子供がとても苦しんでいたり、本当に辛そうだったり、子供自身が真剣に悩んでいる場合です。

子供が真剣に悩んでいる時は、その悩みがどこから来ているのか、何が原因か?それを大至急調べなければなりません。そしてしばらくは子供の心のケアが必要になってきます。

が、今回、ご相談を頂いたほのたけさんの場合、子供が「死にたい」という言葉を吐いても、どうやら本当に「死にたい」わけではなく、親の関心を引きたかったり、叱られた腹いせに吐いていたようです。

その言葉を使う事で、親がどんなリアクションを取るのか観察をしているように感じました。

ほのたけさんからは、こんな風にご相談を頂いていました。

ココから・・・

おはようございます。ほのたけです。小学三年生の長男のことで、ご相談させていただきます。

長男が私や主人にガツンと怒られた時、『あー!死にたい!!』と連呼することに悩んでいます。

私に『僕のこと殺してくれない?』と言った時もありました。他にも、『生まれてこなきゃよかった』と言われたこともあります。

こういう言葉にあまり反応し過ぎるのも良くないというような事を、以前メルマガのバックナンバーで読んだ気がしたので、『死にたい』と言われた時は『そんな事すぐ言うんじゃなぁ~い!』と一喝したり、

『生まれてこなきゃよかった』と言われた時は、『ママは○くんがお腹に来てくれた時は本当に嬉しかったんだよ。ママは○くんが生まれてきてくれて本当によかったって思ってるよ』と話したりしました。

でも、つい先日も主人にガツンと怒られた時、また『死にたい!!死にたい!!』と泣き叫ぶのです。それを聞くと、私の方が泣き出したくなる気分になり、辛いんです。

私や主人にガツンと怒られるのがしょっちゅうある訳ではないんです。

ただ、時々すごくイライラして、理不尽な事を言い出したり、妹に暴言(クズ、アホなど)を吐いたり、壁を蹴ったりして暴れたり、親に対する言い方がひどかったりした時、リビングから離れた部屋に強制的に連れて行きます。

少し一人になって、気持ちを落ち着かせて欲しいと思い、そうしてます。その部屋には鍵はありません。

しばらくすると落ち着くので、落ち着いたところで私か主人が長男と二人で話をして、反省してもらうというような形です。長男と話をするのは、ガツンと怒った人が話をするようにしています。

反省した長男は、幼稚園の頃からよく暴れて怒られたりしたので、同じことを繰り返さない為にどうしたらいいと思う?の、私の問いかけに対して

『何があっても暴れない』と自分で書いた紙を、自分のスペースの壁(まだ子供部屋を用意してませんので、リビングの一部分を長男専用スペースにしています)に貼っていました。長男なりに頑張ってると思うのです。

お手伝いをしてくれたり、妹に優しくしてくれたり、『この家に生まれてきてよかった』と言ってくれる時もあるのに、怒られた時は『死にたい!!』と泣き叫ぶ・・・長男は自尊心が低くなっているのでしょうか?

この勉強を始めて約1年半、一通り勉強を終えて、再び勉強を始めて少しずつ良い感じになってきてるんじゃないかと思ってたのに、実はうまくいってなかったんじゃないかと思えて、よく分からなくなってしまいました。

どうして長男は『死にたい!!』なんて言うのでしょうか?

私はこれからどう対処していけばいいのでしょうか?ぜひ、アドバイスをよろしくお願いします。

ココまで・・・

このメールを頂いた時、私は「あ、息子さんは、“死”や“殺して”と言う事で親が傷つくことを分かっててやっているな・・・と感じました。なのでこのようにお返事しました。

ココから・・・

ほのたけさん、おはようございます。パピーいしがみです。

「あー死にたい!」と連呼する・・・というのは、同情をしてほしい、自分に関心を持ってほしい、というアピールです。

本当に、死にたい気持ちがあれば、行動に起しますが、それを「僕を殺してくれない?」などと言うのは、自分がそう言う事で、親がどんなリアクションを取るか、観察をしているんですね。

そして、何度も言うのは、その言葉が「親の気持ちに影響を与えているだろう」と感じるからなのです。

いつも常々口にしていたり、いつもうなだれ落ち込んでいるようであれば、自尊心の低下や、本当に危険な状態だと思いますが、厳しく叱られた時に口にする、という事であれば、自尊心の低下からくるものではないのですね。

頂いたメールには

“『死にたい』と言われた時は『そんな事すぐ言うんじゃなぁ~い!』と一喝したり、『生まれてこなきゃよかった』と言われた時は、『ママは○くんがお腹に来てくれた時は本当に嬉しかったんだよ。ママは○くんが生まれてきてくれて本当によかったって思ってるよ』と話したりしました”

と書かれていたように、ほのたけさんは、子供が「死にたい」だの「生まれてこなきゃよかった」と言うと、その言葉に対して反応し

「ママは○くんがお腹に来てくれた時は本当に嬉しかった」とか「○くんが生まれてきてくれて本当によかったって思ってる」のように、子供の「死にたい」や「生まれてこなきゃよかった」に対して、それを打ち消すような反応をしていますよね。

ですが、それこそが「死にたい」と言わせている原因だと思いますよ。

子どもからすると、全くそんなことは思っていないのに、自分が「死にたい」などと、生に対する否定的な言葉を言えば、親がそれを打ち消す言葉を掛けてくれ、叱られて凹んだ自分の不満を解消してくれる。

でしたら、子どもからすると、その心地よい言葉を何度も聞きたくなるでしょう。

そして、怒られた相手への報復してやった気持にもなるのです。(自分を怒ったことを後悔させてやった、という思い)

ですが、事の原因は、自分にあるわけですよね?

叱られたのにはそれなりの理由があるでしょうから。

だとしたら、叱られた後「死にたい」と言おうが、「生まれてこなきゃよかった」と言おうが、親はその姿勢を変えず、子供の言葉に翻弄されてはいけないと私は思います。

もし、私だったら、厳しく叱った後、子供が「死にたい」などと言ったら「本当にそう思っているのか?」と厳しく聞き直して、

もし「うん」などといったのなら、「じゃあ、家から出て行きなさい」「何日も食べずにいたら望み通りになる」と言って家から出そうとするかと思います。

そんな親の揺るぎない姿勢を見て、子供は「心にもない事を言うべきじゃないな」と学ぶからです。

ただ、それをやってくださいとは言いません。

と言うのは、そこには本当に親の覚悟が無ければできないはずだからです。それに売り言葉に買い言葉で、本当に出て行って、何か起きる、という事も無いとは言えません。

ただ・・・「ガツンと怒る」をどういう気持でされているか?は分かりませんが、それなりの問題があって、それを毅然とした態度で叱っているのなら、

その後、子供が何を言おうとも、どうしようとも、その態度を変えずにいなければならないと思うのですね。

叱った後「死にたい」とか「殺してくれ」の後、どういう態度を取るか?はほのたけさんが選ぶことですが、少なくとも「子供の言葉に翻弄されない」その態度を貫くことはしなければならないと思います。

“ガツンと怒る”にはその理由があるはずです。

その後、どんな言葉が出たとしても『その手には乗らない』という叱った側の覚悟、凛とした姿勢が必要だと私は思いますが、いかがでしょうか?

ココまで・・・

と・・・こんなお返事をしたのですが、過去をひも解いてみると、初めて子供が「生まれてこなければよかった」と言った時、ほのたけさんは、とても驚き、ショックを感じて、

「どうしてそんな事言うの?ママは生まれてきてくれて本当によかったと思っているのに・・・」と泣きながら子供に話をされたようです。

ほのたけさんも言われていましたが、『きっとこの時から長男は私がこんな反応をするんだと学習していたんだと思う』と言われていました。

親からすると、やっと生まれここまで育った子供です。「死にたい」とか「生まれてこなければよかった」などの言葉にナーバスになってしまって、

何としてでもそんな気持ちを払拭させたいとお感じになったのだとは思うのですが、子供は返って

「この言葉を使うと、いつまでも叱られなくて済むぞ」とか「都合の悪い時はこの言葉を使えば親の態度は変わるんだ」と学習してしまったのですね。

自分への叱責の回避と、叱られた腹いせ(報復の気持ち)を目的に「死にたい」や「僕を殺して」などの言葉を簡単に口にするようになったみたいです。

又、ほのたけさんはマンションにお住まいで、子供がわざと足を踏み鳴らしたり、癇癪を起して下の階に住んでおられる方に迷惑を掛けたくないと、口うるさく指摘していたようです。

ほのたけさんにとってはそれも悩みの種で、3年生にもなってまだ分からないのか?!とお怒りでしたが、報復として親の嫌がることをするのは、本人が「それは意味がない」と解るまで、ずっと続きます。

実際に下の階から苦情が来たら、子供を連れて謝りに行き、騒音を出している本人に謝らせることをすればいいんですね。

ほのたけさんには、子供が「死にたい」などと言い出しても過剰反応はしない、床を踏み鳴らしたり、癇癪を起しても、それをやめさせようとしない(放っておく)事をお願いしておきました。

その後、どうなったのか?ほのたけさんからのご報告です。

ココから・・・

以前、長男が怒られた時に『死にたい!』と言うことについて、ご相談させて頂きました。

今日は、その後のご報告をさせて頂きたく、メールを送らせていただきました。お時間がある時にお読みいただければと思います。

パピーさんから最後のメールを頂いた次の日、早速長男がまた『死にたい!』と言い出す出来事がありました。

土曜の朝、朝食を食べ終えた長男は腹痛を訴えてきて、トイレに行ったけど治らなかったのです。

すると、また『あ~、もう死にたい!死にたい!』と言い出しました。(以前も、自分の体調が悪いとそれが嫌で、もうこんな風になるなら死にたい!と言う時がありました)

それを聞いた私は、心の中で『きた!!』と思いました。パピーさんに教えてもらったように、冷静に話して、それでも言い続けるなら放っておこう!って。

『もう少し、ゆっくりトイレに入っていたら?』と言うと『トイレ入っても治らないよ!』と長男。

『じゃ、ソファーで横になってたら?』『お腹痛くて動けないよ!あ~、死にたい!死にたい!死にたい!』と言いながら、床を叩き始めました。

これはダメだなと思い、もう放っておくことにしました。私は洗濯物を干し始め、長男には何も言わず、主人にはこっそり『私はもう無視するね』と伝えてました。

すると、私が反応しないのを見た長男が『なんで無視するんだよ』とボソッとつぶやいたんです。そして、少しずつトイレに向かって移動を始め、『トイレの前まで行ったらドアを開けてくれる?』と言い出したんです!

『もちろん、いいよ』と返事すると、少しずつ移動しトイレに入りました。しばらくして出てくると、『いっぱいげっぷ出たら治った』と言っていつもの長男に戻りました。

パピーさんのおっしゃる通りにしたら、アッサリ止めたんです!これなら、うまくいくかも!って、すごく嬉しかったです。

また、次の日、長男が何すればいいのか分からなかった時、『あ~、暇、暇、暇~!』と言って足をドタドタやりだしました。

これも最近休みの日によくやるんです。また始まったな・・・と思いつつ、冷静に冷静にと自分を落ち着かせました。

そして『ねぇ○くん、暇だからってそんなに大声出してドタドタすれば、解決するの?』と聞きました。

すると『うん、する!  ・・・しないよ。わかりましたよ!』と言って、ドタドタするのを止めました。

その後『あ~!もぉ~!』と少し言っていましたが、少しすると落ち着いてきて、好きな工作を始めたんです!

あ~、出来た!これが正しい対応だったんだと思いました。これなら、長男が不機嫌になっても大丈夫って思えました。パピーさん、本当にありがとうございました。

あれから、長男がドタドタすることが少なくなった気がします。

不機嫌な時はもちろんありますし、思う通りにいかなくてイライラする時もあります。文句を大声で言い出す時もありますが、そんな時は聞きたくないのでイヤホンで音楽を聞いたりして、私は私の世界に入るようにしてます。

そうすると、気付いたら長男も落ち着いてるんです。

本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
朝晩とだいぶ寒くなってきました。パピーさん、お体大事になさって下さい。それでは。

ココまで・・・

親からすると「聞きたくない言葉」「やめさせたい行為」など、子供の言動には気になることが多々あると思いますが、過剰に反応すればするほど、子供は執拗に何度も繰り返そうとします。

「死にたい」の言葉も「足をドタドタすること」も、過剰反応をせず、ほのたけさんが冷静に対処し、関わらないようにすることで、子供も「こんな事をしてても意味がない」と分かってくれたようです。

でもやはり「死にたい」などの言葉を子供の口から聞くのは親としては本当にショックですよね。その言葉を聞いても冷静な態度を取り続ける・・・という事は、きっと最初は難しかったと思います。

でも今は「イヤホンで音楽を聞いたりして、私は私の世界に入るようにしてます。そうすると、気付いたら長男も落ち着いてるんです」とあって、上手にかわしてくださっているようですね(^^)

子供がどんな言葉を吐いても、どっしり構えて凛とした姿を見せることはとても大事です。「死にたい」だけでなく、子供が親を挑発してくることって少なからずありますから、どうぞ焦らず、動ずることなく、冷静な対処を心掛けてくださいね。

ほのたけさん、貴重なご報告とメルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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